魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

恋愛結婚

2013年04月20日 | 占いばなし

四川の地震に、日本での反応が、災害は災害としてお見舞いしているので、中国人が感心しているそうだ。

どの国にも、ろくでもない奴はいるだろうが、日本は「敵に塩を送る」ことを美徳としてきた。
これは戦国時代以降の価値観だろうが、江戸時代に、支配層の武士が奨励したことにより、今も日本文化にしっかり根付いている。

卑怯を嫌うのは、A型の精神文化であり、物理的で結果オーライのB型の生き方は、元来その要素がある日本では、ことに意識して嫌われた。
「火事場泥棒」が厳しく処罰され、銭を不浄と嫌い、善意の過ちには武士の情けが施された。

騎士道と武士道に、近いものがあるのは、A型文化と、A型を志向するAB型文化によるのだろう。
A型にとっては当たり前であり、同時にそこから逃れたくても逃れられない弱点でもあることを、AB型文化の武士道は、長所として美しく見せてくれる。それが欧米人にとって心地良いのだろう。

逆に、B型中国の憧れるのは、AB型文化であり、日本人が弱点としている、本当は食べたくても「武士は食わねど高楊枝」のような「格好良さ」を目指し、感心する。
中国文化の二者択一志向から見れば、日本の様式美の美しさは、「決まっている」ように見える。

しかし、日本人が憧れているのは、「決める」ことではなく、精神世界の静寂だ。欧米人が始めから持っている、氷の世界の静寂、情念の集中のような感覚だろう。欧米人がそこから逃れたがっているにもかかわらずだ。

欧米人は、このクヨクヨすることから、どっしりと何も考えないO型の自信を求めている。それは動物的な野生であり、野蛮ではなく力強さに憧れる。その欧州の憧れを具現しているのがアメリカだ。

AB型日本が、「A型世界の道」を求める姿を見て、B型中国は感心する。日本が中国と付き合うコツはこの辺りかも知れない。
中国のことは無視して、ひたすら日本としての価値観の追求「求道」に生きればいい。背中を向ければ向けるほど、評価してくれる。

決して、互恵関係などと関わろうとしてはいけない。後ろを向いていれば、勝手に良いように評価し、憧れをふくらませてくれるが、向き直って握手をしようと手を出したりすると、失望したと軽蔑され、民族の仇と狙われる。

互いに悪気は無くても、どんなに良い人でも、恋人と結婚すれば不幸になる。


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