魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

B型A型(1)

2013年01月31日 | 占いばなし

日本はAB型的で、A型を理想像とする国だ。(占い人類学2
東アジア大陸はB型の強い地域だから、AB型を理想像とする。
A型の西欧と比べれば、東アジア全体がB型で、日本もB型だが、アジアの中ではA型が多く、AB型のB部分がかすみ、比較A型と言える。
このことから、おおまかに日本A型、大陸B型として語ることができる。

B型はひがみっぽい。僻みというのは、自分が不利な状況におかれて損をしていると思い込む状態だ。
相手と対等以下だと、損をさせられていると思い、対等であっても、勝手ができなければ、不当だと思い込む。

つまり、僻みの原点は「ワガママ」にある。自分勝手にするのが当然だと思っているから、譲り合いでは「不当」と、感じる。
ワガママとは、好き勝手にやることだから、他者を思いやってガマンする意識が薄いことをいう。

B型は、広い大陸で発生したと言われるぐらい、自由奔放だ。勝手に動き、型や束縛を嫌い、自分の都合のいい言動をとる。
つまり、ワガママであり、それが束縛されたと感じると怒り、ガマンしなければならない時には「僻む」。 何かのせいで自分にはできないと僻むのは、言い訳でもあるが、これもB型だ。

A型は、狭い島や寒い谷間で発生したと言われるぐらい、自制心が強い。環境に順応し、周囲に気を遣い、ガマンし、思いやりや工夫で小さな喜びを見いだそうとする。ガマンしても工夫しても、思いが通らなくなると爆発する。

ガマンして内に向かうA型に対し、勝手気ままに言動を垂れ流すB型が出会うと、B型は良い気分になる。何しろ、勝手な言動が妨げられないからだ。
すると、許されていると思い、どんどんエスカレートする。しかも、相手に尊敬されているとまで思い込む。

A型の方は、B型の無神経な言動に驚き、初めのうちは珍しく、面白いと思うが、エスカレートしてくると、無神経さに苛立ち始める。しかし、とりあえず文句を言わずに、ガマンする。ガマンするための心の支えとして、相手を軽蔑する。

B型はどんどんうぬぼれ、A型はますます軽蔑する。
それがある時、何かの拍子に一線を越えると、A型が爆発する。
B型にしてみれば、突然切りつけられた吉良上野介で、「なんでやねん」と逆ギレする。または逃げ出す。

理由が解らない上、もともと自省心に欠けるから、原因を外(相手)に求めようとする。それが逆ギレとなる。

B型の勝手、A型の軽蔑
尖閣問題は、まさにこの、A型対B型のギャップで起こっている。
B型中国は、何でも勝手なことを言いまくってきたが、それが実現できないのは、外国のせいだと僻んできた。

尖閣を「核心的利益」と勝手に決議し、あわよくば(これもB型流)手に入れようと隙を狙ってきた。今回は「奇貨居くべし」とばかりに行動に出たが、日本が一向に折れない。
『これはやばい』と思うと同時に、自分の思惑が外れて逆ギレ状態になっている。

A型日本は、敗戦で残された唯一の、小さな小さな領土を後生大事に思ってきたが、中国の次から次の勝手な言い分に、ガマンにガマンを重ねてきた。何とか押さえたつもりの行動に、B型中国が、ワガママをたたみ掛けてきた、と受け止め、堪忍袋の緒が切れようとしている。

B型中国はそれでも、A型日本の心情は理解せず、押すことしか考えていない。何ごとにおいてもだが、B型には、このA型の「心情」なるものがまったく理解できない。
次の行動を「読む」ことはできても、気持ちを「察する」ことができない。

それでも何とかこのトラブルが収まった後、
B型中国は決して忘れたり諦めたりしないが、「やあ、やあ」と、気分はコロリと転換する。逆に、A型日本は「ああいう奴だ」と、心に深く刻み込むが、教訓や対策は忘れられる。
中国のように反日教育をしなくても、今後、日本人の中国観は、当分、良くならないだろう。

→「B型A型(2)」


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