魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大勝負

2009年04月28日 | 占いばなし

麻生首相は、過去最大のバラマキと言われる、経済対策15兆円を打ち出した。IMFなども入れれば、全貌が見えないほどだ。
効果があるか無いか、世間は騒然、議論がわき起こっている。

政治や経済の論理はさておき、この、天をつく金遣いはどこから出てきたものなのか。

麻生首相は九星の「六白」。誇大妄想「天」の星だ。
とにかく大きいもの。天下国家、世界へと、どんどん膨張する「興奮」の星だ。外国がらみの成功も失敗も多い。古くは、天智天皇の白村江での大敗北などの例もある。

この興奮好きは、ギャンブルの興奮だ。
ギャンブルは、金儲け(経済効果)を目的とするが、本当の動機は勝負の「興奮」にある。

お金を使うことは、それ自体が、価値の交換という「賭け」だが、ギャンブルに使うお金は、夢と期待という、形のないものとの交換だ。
物との交換(買い物)より、さらに、危機感の興奮がある。

お金儲けには、こつこつ積み上げる方法や、緻密な計算と検証をしながら利益を出していく方法など、投機精神も必要だが、基本は努力と時間を掛けるものだ。しかし、ギャンブルは一発勝負だ。

一発、大逆転のために、所持金はたいて大勝負をすれば、大当たりをすることもある。しかし、昔から言う「悪銭身につかず」の類だ。

世の六白の行動(金銭感覚)を見れば、今回の経済対策の意味が見えてくる。

板東英二、矢沢永吉、岸部四郎、やしきたかじん、小室哲哉・・・
そうそうたる面々だ