魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

憧れのハワイ航路

2009年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム


晴ぁ~れた空 そ~よぐ風
港~出船の ド~ラの音愉し

昭和23年のヒット曲。岡晴夫の底抜けに明るい声が、いまだに頭の上から聞こえてくる。
進駐軍のジープが走り回る焼け跡の貧困の中、アメリカ文化が流れ込み、楽園ハワイは憧れだった。
鬼畜米英が、一転、憧れになる。
戦争の抑圧からの解放で、一気にハジケちゃった。
日本人のいい加減さこそ、日本人のバイタリティーなのだろう。

60年経って、
北朝鮮の憧れは、ミサイルのハワイ航路だ。
金ちゃんは、本当は自分がハワイに飛んでいきたいぐらい、アメリカに憧れている。
金ちゃんのつもりになって、これを理解しないと、米朝交渉のこだわりは解らない。


別れテープを 笑顔で切れば
希望はてない 遥かな潮路 (に、落ちたけど)
あ~あ 憧れのハワイ航路