m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

京橋の町中でマジョリカタイル発掘&タイル尽くしのホテル&純喫茶スワン他

2018-03-04 | 建築巡り・街歩き【大阪】

今日はぷにょさんとミライザ大阪でランチをしながら打ち合わせをして、

その後京橋方面へ移動しながら町歩き。

何?!このハチの巣状の六角形の陶板が連なったファサード。

大阪歯科大学の建物

 

 

この鋭角のコーナーからの眺めもいいなあ。

それにしてもすごいデザインだなあ。

 

 

こちらのマンションはタイルの凹凸で模様が描きだされてた。

何の模様なのか?

 

 

ピンク、白、ブルーのカラータイルがさわやかなマンション。

 

 

なんとここのエントランスも鮮やかな大判タイルが貼り巡らされてた。

贅沢なタイル使いだなあ。

ちなみに両脇の建物で見えない両側面もびっしりタイルだった。

 

 

その後、空き地の前を通りかかる。

白やグリーンのタイル片が落ちてるなあと、空き地を見まわし、その場を去ろうとしたその時、

目の端に映った柄・・何だろう?と寄って見ると、

なんとマジョリカタイル!

こんな町中の空き地にマジョリカタイルが落ちてるなんて・・私たち、呼ばれたとしか思えないなあ。

半分土に埋もれていたマジョリカタイルをその辺りに落ちてた石片で発掘・・

ぷにょさんも同じ柄のマジョリカ片を見つけて、二人でいきなり発掘作業に。

元々何が建ってた場所なのか気になるなあ。

もう少し掘り起こせば何か出てきそう~な気配・・

すぐそばに止まってたショベルカーに思わず一掘りしてくれないか、頼みそうになった;

 

 

 

 

この茶系グラデーションタイルもいいなあ。

 

 

飴釉の型押しタイル

 

 

その並びに見たこともないようなデザインタイルのホテルを発見。

 

 

このタイルはすごいなあ、面格子も面白い。

 

 

玄関周りもびっしり。

しかしタイルはこれだけにとどまらず、

 

 

玄関扉右サイドにはこんな六角形のタイルが貼り巡らされているではないか。

 

 

 

うわぁ、このタイルもいいなあ。自然な色むら、ふっくらとした質感のタイル。

 

  

 ふと玄関内を見た時に目に入ったのモザイクタイル画!

ひゃーっ、これもすごい・・

 

 

 

 

何?この装飾は・・

これはすごいなあ。

張り紙によると、昭和遺産的な有名ホテルらしい。

中の部屋も凝りに凝ってるようで、最近は女子会などでの利用も多いのだとか。

今度ゆっくり会合?で使ってみたいものだ。

 

 

それにしても外壁のこのタイルもまたゴージャス。

ステンドグラスや羊の装飾まで

 

 

 

 

こちらは裏玄関ポーチのタイル

 

 

中にはこんなタイルも。

 

 

同じ通りの店先には、こんな見たことないタイプのタイルも発見。

 

 

更に又ホテルの入口のタイル

 

 

この緑のタイルの発色が美しい。 

 

 

同じくホテルの二階の面格子も優雅。

 

 

最後、純喫茶スワンへやって来た。

 

 

パフェ類充実のショーウィンドウ。

 

 

縦に長い、奥行きの深いお店だった。

片側は木目の壁、

 

 

もう片側は華麗な模様の布張り

 

 

 

 

 

照明も素敵だなあ。

 

 

 

 

普段は混んでるモーニング時しか開けてないという二階も少し見せてもらえた。

 

 

壁の切り替えのデザインがいいなあ。

ボール状の照明も可愛い。

 

 

この日もちょっと歩くだけで、いろいろ面白いもの発見しまくり、

引き寄せすぎな一日だった。

ミライザ大阪のレポは後ほど・・

 

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京都タイル街歩きその三

2018-03-02 | 建築巡り・街歩き【京都】

綾小路通りを大宮駅へ向かって歩いていると、現れたタイル貼りのインパクトのある建物。

美髪館と看板が出ていたけど、今まで知らなかったなあ。

 

 

入口両脇に左右対称に窓がついていて、赤と黄色の幾何学模様がワンポンとに入ってた面格子もモダンで可愛い。

 

 

レトロなサインポールも。

 

 

 

 

中をちらりと覗くと、なんと床もタイル!

思わず、見せてもらっていいですか?と声をかけたら、快く招き入れて頂けた。

そして、店主さんがこの美髪館が載ってる写真集などを見せてくださった。

有名なレトロ理容院だったようだ。

 

 

床のタイルだけでなく、鏡周りの装飾も素敵だ。

建物は昭和2年に建てられた当初から美髪館だそう。

 

 

 

 

 

鏡の下も白いタイル貼り。立体感のあるモールディングもタイル。

思いがけず大物物件に出会えてうれしかった。

 

 

そして更にもう1軒、素敵な建物に遭遇。

 

 

なんと建物に貼り付いている装飾は、陶板ではないの?

 

  

よく見るとやはり陶板。

 

 

更に玄関周りにもこれまた素晴らしい三彩釉のタイルが貼り巡らされている!

ドアが味気ないのがすこし残念だけど、

 

 

タイルは三彩の色合いもデザインもとても素敵だなあ

 

 

辻商店との看板もタイルに。

 

 

 

 

更にこちらも中を覗くとモザイクタイルが見えた。

こちらもお願いして中も見せて頂いた。

 

  

絨毯のように縁取りされたモザイクタイルの床が美しいなあ。

 

 

店内にあった説明書きによると、建物は昭和3年に建てられ、昭和31年に堀川通の拡幅のため、曳家されたそう。

内部は1階は店舗になっていて、懐紙専門店のショップに、奥は町屋商家の間取りになってるという。

 

  

  

  

 

 

 

 

 

最後にモザイクタイル祠も発見。

 

 

祠の土台がモザイクタイル尽くしで、卍もタイルに。

 

 

この日もいろいろ発見があって楽しかったなあ。

 

 

 

 

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京都タイル街歩きその二

2018-03-01 | 建築巡り・街歩き【京都】

京都市動物園の帰り、運河沿いに見つけた下見板張りの洋館。

 

 

下見板貼りの外壁は白いペンキがはがれかかって、相当傷んでそうだけど、かなり大きな2階建て

縦長の上げ下げ窓が2列に並ぶ。

 

 

2階の窓にはステンドグラスが見えた。

鳳凰のようなデザインと花をモチーフにしたステンドグラス。

カラフルできれいだなあ。

 

 

面格子とタイル

 

 

 

 

 

窯変が美しい青緑のグラデーションタイルも。

 

 

うっとりしてしまう美しさ

 

 

花模様の面格子とタイル

 

 

細かい模様の型押しタイル

 

 

老舗のかまぼこ屋さん、「キク嘉」もモザイクタイル貼り。

 

 

2階はオレンジっぽい茶系のモザイクタイル。

 

 

西日が当たって明るく輝くタイル

 

 

1階も円柱がピンクのモザイクタイル。

玄関前の床もモザイク

 

 

祇園までやってきた。

 

 

この日はぽかぽか陽気で、白川沿いの梅の木もいくつか花を咲かせていた。

 

 

春の訪れを実感。

 

 

築120年の町屋を改装したセレクトリサイクルショップ。

この日は入らなかったけど。

 

 

四条から大宮までは綾小路通を歩く。

 

 

 

 

古びた窓枠とタイルのお店は「和食晴ル」と看板が上がってた。

 

 

立派な町屋は明治3年に建てられた杉本家住宅。

呉服商を営んでいたという杉本家は市内最大規模の京町屋だそう。

 

 

 

更にこの後、大宮駅へ向かう途中タイル的にも大物物件を2軒見つけることに。

その三へ続く・・

 

 

 

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