m's diary

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愛知の旅2018【旧旅館・新宝光その一】

2018-03-18 | 愛知の旅2018

先週末は土曜日に朝一に常滑で、とある用事があったのだけど、始発に乗らないといけないくらいの時間だったため、

いっそのこと前泊することに。

前泊するなら前日にも目一杯回ってこようと一人青春18きっぷで豊橋までやってきた。

久々使う青春18きっぷで1日乗り放題、降り放題の旅!

せっかくなので一応、豊橋、豊川、蒲郡、刈谷、一宮泊と分刻み?のスケジュールを立ててみた。

 

 

まずやって来たのは豊橋の元旅館、新宝光。

以前、宿泊してみたいと予約しようとしたことがあったのだけど、もうすでに旅館はやめられていて願い叶わず、

今回は特別に見学させて頂くお約束をしていた。

 

 

おばあちゃんがお迎えくださり、親切に館内を案内してくださった。

館内はあちらこちらに凝ったしつらえが見られ、大好きなタイル尽くしもあり、感動の見学ができた。

新聞にも載ったことがあるのでブログ掲載も大丈夫、とのことで、レポさせて頂くことに。

 

 

こんにちは~!と開けて入った玄関。

インパクトのある床の間、

 

 

そして、たたきには一面のタイル!

 

 

ふと横を見ると、モザイクタイル柱!

 

 

モザイクタイルに囲まれたアールのつけられた柱はやわらかい印象で、

しかも所々にアクセントに入れられたピンクのタイルがかわいい。

 

 

式台の下?にはこんなグリーンのタイルが貼り巡らされてる!

 

 

おばあちゃんが出て来られ、中へどうぞ、と言われたものの、

「ウェルカムタイル」の洪水に囲まれて、すっかり動けずじまい・・

タイルが大好きなもので・・すみません、、と言いながら写真を撮らせて頂く。

 

 

そしてこのものすごい存在感を放つ上がり框?はケヤキの大木が使用されてるとのこと。

 

 

正面の床の間も様々な木材の競演が見られる。

 

 

2階の天井まで突き抜ける床柱はこちらもケヤキだそうで、

その力強さは半端ない。

 

 

ひょうたん型のくり抜き

 

 

落掛はなんと藤の木が二本ねじり合わさっているのだ!

これは珍しいものだ、とおばあちゃんも言われてた。

 

 

玄関ホールの右手の壁面も自然木、石が使われたリズミカルな装飾が見られる。

 

 

館内は珍木、奇木のオンパレードで、

いい感じのひねりを効かせた木材が適材適所に使用されていて、大工さんの遊び心が伝わってくる。

 

 

手を掛けて作られたという煤竹も

 

 

玄関左手の壁面は収納庫としても使われる。

 

 

庇を支える持ち送りも一捻りも二捻りも効いた自然木。

 

 

玄関天井

 

 

玄関ホールから奥へ

 

 

1階のトイレ周りの壁。

なんと鮮やかな!

ブルーと朱の色壁に小石のラインが描かれている。

 

 

そしてトイレ個室前には、タイル!!

石風?模様の入ったタイルをパステルトーンの可愛いモザイクタイルが囲む。

 

 

ピンクのタイルがやっぱり可愛いなあ。

 

 

個室を開けると、そこには玉石タイルがびっしり。

 

 

 

 

男子用も。

 

 

2階へ上がる階段にもめちゃめちゃいいカーブ描いた自然木の手すりが使われてる。

これは2階も期待が高まる~!

続く。

 

 

 

 

コメント
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