先週末、春休み中崎町にある韓国文化院へ一緒に行ったIさんと中崎町を散策した。
Iさんがランチするとこやお茶するとこ、晩御飯のお惣菜を買って帰るところまで調べてくれてたので私はお任せ状態で;
なつかしい昭和の香りがする町並み散策が楽しめた。
いい感じに改装された美容院。
古いこんな民家には緑がいっぱいのお花屋さんがぴったり。
隣はカフェ。
ピカピカの空き缶や錆びた空き缶に挿された緑がかわいい窓辺。
板張りの建物にびっしり張り付く蔦。
生活感の漂う路地。
梅田の繁華街からそう遠く離れてないところにこんな風景が見られるのがなんだか不思議。
これは何のお店?
思わず誘い込まれそうになる扉。
木箱を製造販売する会社、前田クラフト。
様々な大きさや造りの箱がところ狭しと並ぶ店内。
お店兼事務所の隣には箱工場が。
手作業で作られていく箱たち。
ちょっと派出目のペイントがされたお店はキューバ料理のお店。
キューバ料理って食べたことないなあ・・
キューバ料理のお店の奥にあったカフェ。
赤いタイルの柱がかわいい趣のあるアパートも。
階段や入り口周りがモダンな雰囲気の会社。
剣尾山へ登った後、能勢のカフェ巡りを。
田園地帯が広がるのんびりとした風景の中に突如現れたカフェ、メゾン・ド・プロヴァンス。
ここは南フランス?!と錯覚を起こすような佇まいのお店。
プロヴァンスの雑貨を扱うお店兼カフェ。
うーん、外国の田舎の風景のようだ・・
ここはショップだけ覗かせて頂き、次なるお店へ。
緑の山々を眺めながら乗るトラクターは気持ち良さそう。
私がお店へ行ってる間、田んぼで遊んでた子どもたち。
収穫はかえる・・
そして次はゆっくりお茶しようとやって来たカフェ、soto dining。
「Soto」とはスペイン語で「雑木林」という意味だそう。
ほんとに緑いっぱいの雑木林に囲まれた素敵なカフェ。
もうお昼時ははるかに過ぎていたのだが、店内はお客さんで満席。
太い梁が通った内装の素敵な店内もいいが、ここはこの屋外の席がとてもいい!
くつろぐ旦那と子どもたち・・
そよそよ五月の風がきもちいい~
お庭にはこんな小道や池、
遠くに見える山々。
お店の方が手作りされたというログハウスの棟も。
私たちが行った時は小さな子どものいる家族連れが使っていた。
ここなら子連れも気兼ねなく使えそう。
ベンチの背もたれは水車の車輪?!
小さな小川も流れていて涼しげ。
餅好きの私にと、お土産にもらった「かんころ餅」
かんころ餅は長崎五島列島の郷土料理。
さつま芋と餅とを混ぜてつき合わせたもので元々は五島地方の保存食として用いられていたものらしい。
頂いたのは紫芋だったが、他にもヨモギ入りやゴマ入り、ピーナッツ入りなどもあるみたい。
書いてあった食べ方の通り、薄く切ってトースターで焼いてみた。
ほんのりとした甘味と素朴な味わいで美味しかった~
今日は能勢の剣尾山へ山登り。
富士山目指してのトレーニングといいたいところだけど、実は少し前に富士山登頂を中止することに決定した;
旦那の喘息が今年ひどくなってしまったのだ。
喘息持ちにっては気圧の高いところへ行くのはご法度らしい。
医者に相談すると登れないことはないが、それなりの準備が必要。予定日のひと月前から毎日ステロイドの吸入に通えれば…とのことだったが、そこまでしてまで・・ってことで
富士山を取るか?旦那を取るか?で旦那を取ることに?したのだ。
今日はとりあえず天気もいいし、一度登ろうと思ってた剣尾山へやってきた。
まずはこんな巨石がゴロゴロしている行者山の頂上を目指す。
太陽の光に透ける新緑が美しい。
ところどころ巨石の上からこんな眺めが見れるところがあったり・・
行者山頂上を過ぎてからはひたすら林の中を突き進む・・
ここからが結構長かった~
娘は文句も言わずひたすら歩いていたが、根性なしの息子はブツブツ文句言い過ぎ!
あれだけしんどい!と言いながらダラダラ歩いていた息子なのに、頂上まで後100mと聞くと突然走り出す・・
やっと頂上に着いた~!
所要時間1時間10分くらい?!
往復4時間ほどのコースだったのでまあまあハイペースだったのかなあ。
頂上にも巨石がゴロゴロ。
見晴らしも最高で360度の大展望!
頂上でお弁当を食べると急に元気になり、岩登りを始める子どもたち・・
下りの所要時間は45分くらい。
最初に登るには程よい感じの山で清々しい汗をかけた。
この後は能勢のカフェ巡りを・・
去年はうっかりしてて時期を逃してしまった大好きな花、芍薬。
今年はもう咲いてるかな~とGW最終日のバド後、久宝寺緑地の芍薬園へやって来た。
この日はちょっと雨交じりの怪しい天気だったが、芍薬はまさにちょうど今満開の花もあれば、つぼみのものもあり・・いい感じに咲いていた。
私が一番好きなのはこの開きかけのこんもりした状態!
二番目に好きなのはこの丸くてかわいいつぼみの状態。
うわぁつぼみもこんなにたくさん見れるなんて感激・・
子供たちが遊具の広場で遊んでる間、思う存分芍薬園で居座ってしまった~満足。。
田尻歴史館の後にやって来たのは熊取町交流センター煉瓦館。
煉瓦館は明治40年に設立された中林綿布工場に隣接して昭和3年頃に建設された巨大な煉瓦造の工場跡を町の産業遺産として保存活用した施設。
この旧受電室は明治後期に建築された工場に付設していた建物で現在は煉瓦館入り口のモニュメントとなっている。
こちらは元工場の事務所として使用されていた建物で現在はコミュニティ支援室。
左奥の現在事務室となっているのは旧汽かん室で当時は巨大なボイラーが設置されていたそう。
事務所の内部。
補強された赤煉瓦の外壁に取り囲まれた中庭。
中庭の入り口。
中庭には工場で使われていた機械の一部がオブジェのように置かれている。
この錆び付き具合いがいいな~
汽かん室(現事務所)に設置されていた二炉筒、ランカシャボイの両端が、中央部分はベンチに作り変えられ残されている。
ホールの中にも当時工場で使われていた加湿器、ブーリー、ブレーカー、換気ファンなどがオブジェとして再利用されている。
ホールから中庭を。
体験ホールには熊取の歴史と関わりの深い綿、建物、水のテーマでの資料の展示が見られる。
更に事務所の後方にも赤煉瓦の外壁が補強され残された広い広場があり、当初のこの工場の規模の大きさが伺い知れた。
この施設は2006年に大阪まちなみ賞大阪府知事賞を受賞。
昨日、私の両親も誘って泉南方面へ出かけた。
田尻歴史館、田尻漁港の朝市、そして熊取交流センターの煉瓦館、中家住宅、貝塚市立自然遊学館などへ訪れた。
田尻歴史館は大正11年に綿・紡績業界の発展に尽力した谷口房蔵氏の別邸として建てられたもの。
設計は辰野片岡設計事務所と伝えられていて、約1000坪の敷地に洋館と和館、茶室、土蔵三棟、庭園があり国登録有形文化財となっている。
玄関ホールへ入ってすぐ左手に設けられている応接室の出窓には美しいステンドグラス。
草花をモチーフとしたステンドグラス。
洋館の全ての部屋にはデザインの違うステンドグラスがはめられていて圧巻!
当時の一般住宅でこれほど多くのステンドグラスが使用されているのは珍しいことだそう。
この応接室のシャンデリアはボールのような丸い傘が可愛らしい。
そして主応接室と続きのダイニングの仕切りにもこんなにすばらしい~彫刻とステンドグラスが入れられている。
ここはカフェとして使われていて、まだ早い時間でお客さんがいなかったからか、ゆっくり見て行ってください、と声をかけていただいた。
このダイニングのシャンデリアも当時のもの。
ダイニングと広縁との境に入れられたステンドグラス。
そして主応接室とダイニングにつけられた広縁にも色とりどりのステンドグラス・・
どこもかしこもステンドグラスだらけで、ステンドグラスにそれほど興味のない両親も驚嘆していた。
そして二階へ。
階段ホールのステンドグラス。
階段ホールのステンドグラスのアップ。
美しい~
二階の洋室。
ここの照明はとてもモダンな雰囲気。
そして浴室にも入れられたステンドグラス。
他にも洗面所やトイレにも当時のステンドグラスが残されていた。
和館の前の庭にはつつじの花がきれいに咲いていた。
茶室。
庭園から望む洋館。
塀に入れられた透かし彫りの陶のタイルとおまんじゅうのような丸い石積みも面白かった。
この後田尻漁港でお弁当食べて、熊取交流センター煉瓦館へ。
GWはバドミントン三昧と近場をうろうろすることに。
今日はバド後に訪れたのは万博公園内にある国際児童文学館。
ここで毎週土日3時から書庫見学ツアーが行われているのでやって来た。
子どもと大人(中学生以上)に分かれて見学。
元々この国際児童文学館は児童文学研究者である鳥越信氏から寄贈された12万点の資料を基に設立されたそうで、児童文学とそれに関する資料を収集・整理・保存し、研究している施設だそう。
私たちの周りにある貸し出し業務を主とする図書館とは役割が違っていて、図書館が利用者のニーズに合わせて選書するのに対して、こちらの児童文学館では、出版された全ての児童書に関するものが収集されているそうで現在は70万点もの資料があるとか。
まずは二階の閲覧室へ。
ここでは本を保存するという目的があるため本の貸し出しは行っておらず、閲覧やコピーサービスなどができる。(一階の子ども室は図書館としての役割もあり、
貸し出しOK)
新刊の棚というのがあって、新刊が出ると一旦この棚に数ヶ月置かれ、自由に閲覧することができるようになっている。
新刊は年間4000冊ほど出ていてそのうち絵本は1000冊くらいあるあるそう。
そして書庫へ。
書庫は四層に分かれていて、こちらは電動の可動式の書庫となっている。
普段は閉じられていて、必要な箇所だけ電動で開くようになっていて、スペースに無駄のない収納になっている。
児童書の中には漫画や雑誌なども収集されている。
少年マガジンや少年ジャンプ、なかよしやマーガレット・・などなど懐かしい~名前の雑誌が年代別にずらりと並んでいた。
そしてこんな紙芝居なども。
雑誌の付録なども保存してあって驚き・・
戦前のものが並ぶ書架。
背表紙のデザインが美しい~
更に貴重書庫といわれる湿度、温度が管理されている書庫も。
この児童文学館では明治元年からの資料が収集されているので、それらの最も古いものはこちらの書庫に保存されている。
これは明治時代の児童書。
子どもが見るにしては渋い絵だなあ。
値段は弐銭と書かれていたが、当時では上流家庭でしか手に入らなかったもの。
明治末~大正初のころの巌谷小波の「日本一ノ画噺」という本箱付35冊揃えの本。
表紙がとても美しい丁寧に装丁された本
世相を現す戦時中の雑誌の表紙。
戦時中は紙も不足していたためか同じ雑誌でも少し薄めになっているようだった。
約一時間のツアー、子どものツアーの方は一足早く終わっていたようだが、貴重な資料の数々を見せていただくことができてよかった。
国際児童文学館は今年、廃止予定となっていて、今年中に資料などは府立中央図書館に移されるということになっている。