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熊取町交流センター煉瓦館

2009-05-05 | 建築巡り・街歩き【大阪】



田尻歴史館の後にやって来たのは熊取町交流センター煉瓦館。
煉瓦館は明治40年に設立された中林綿布工場に隣接して昭和3年頃に建設された巨大な煉瓦造の工場跡を町の産業遺産として保存活用した施設。
この旧受電室は明治後期に建築された工場に付設していた建物で現在は煉瓦館入り口のモニュメントとなっている。





こちらは元工場の事務所として使用されていた建物で現在はコミュニティ支援室。





左奥の現在事務室となっているのは旧汽かん室で当時は巨大なボイラーが設置されていたそう。





事務所の内部。





補強された赤煉瓦の外壁に取り囲まれた中庭。





中庭の入り口。





中庭には工場で使われていた機械の一部がオブジェのように置かれている。
この錆び付き具合いがいいな~





汽かん室(現事務所)に設置されていた二炉筒、ランカシャボイの両端が、中央部分はベンチに作り変えられ残されている。





ホールの中にも当時工場で使われていた加湿器、ブーリー、ブレーカー、換気ファンなどがオブジェとして再利用されている。





ホールから中庭を。





体験ホールには熊取の歴史と関わりの深い綿、建物、水のテーマでの資料の展示が見られる。





更に事務所の後方にも赤煉瓦の外壁が補強され残された広い広場があり、当初のこの工場の規模の大きさが伺い知れた。





この施設は2006年に大阪まちなみ賞大阪府知事賞を受賞。

コメント (2)
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