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伊賀上野日帰り旅【てくてく銭湯・一乃湯他見学ツアー】

2019-07-22 | 銭湯のタイル巡り

午前中に薫楽荘池澤湯栄玉亭とタイルチェックポイントを巡り、もうすでに一仕事も二仕事も終えた気分だったけど、

この日のメインイベントは12時半からのてくてく銭湯の一乃湯見学ツアー。

集合場所の上野駅へ急いだ。

 

 

上野駅から町歩きを開始。

先ほど歩いた通りを歩いていた時、スタッフの方に「タイルが好きで、見たい、」というような話をしていると、

このかぎや餅店には「マジョリカタイルがある」と、いきなりのサプライズ情報を教えてくれた。

ええっ!何ーーーっ!

さっきは時間もなく、お店が気になりつつも素通りしていたのだけど、

奥の厨房にマジョリカタイルがあると・・

外から見るとたしかにマジョリカ壁らしいものがある。

団体行動なので、今は見れないけど、後で銭湯タイムをブッチしてでも見にこようと思った。

 

 

そしてツアーはすぐそばの「むらい萬香園」へやって来た。

こちらでは店主の忍者トークを聞きつつ、忍者猫とふれあい、手裏剣体験も。

忍者猫は忍者の衣装を着ると固まってしまって、微動だにしなかった。

撮影慣れ?してるのか、かわいそうなくらい動かなくてちょっと心配になった;

 

 

こちらでは更に抹茶スィーツまで頂いたが、レモン風味の抹茶がさっぱりとして美味しかった。

こちらで少しフリータイムがあったので、失礼して、先ほどの

「かぎや餅店」へダッシュで行ってくることにした。

 

 

レトロなお菓子の瓶が並ぶ店内。

お土産のお菓子を購入しつつ、店主に、奥のマジョリカタイルを見せて頂きたい、

とお願いすると、

 

 

了解を得ることができた。

あの先にあるのがマジョリカタイル。

たしかに、外からはなかなか気づけない・・

これは教えてもらわないとわからなかったなあ。

 

 

そして近寄らせてもらって、間近で見たマジョリカタイル。

シンクで少し隠れた感じになっているけど、シンクの下の方は白地のタイルなので、

シンクを置いて見える部分だけマジョリカタイルが貼られたのかなあ。

こんな厨房の奥にマジョリカタイルが眠っているなんて・・

 

 

雷紋のボーダーマジョリカと共に本当にきれいに残っているなあ。

本当に、ツアー初っ端からこんなお宝スポットを教えてもらえるなんて、ラッキーだった。

 

 

「むらい萬香園」を出た後は一乃湯へ向かって町歩き。

BarBerヨネムラのいい感じのタイル貼りの建物。

 

 

縁取りがかわいい郵便受け。

 

 

後ほどツアーでも伺った北川牛乳の牛乳箱。

 

 

 

 

サビサビのトタンと面格子。

 

 

 

 

伊賀上野でよく見かけた型押しタイル。

 

 

そして一乃湯へ裏手からのアプローチ。

ご主人に出迎えて頂いた。

煙突は当初は26mあったものを短くされたそう。

 

 

まずはボイラー室からの見学。

 

 

建物は大正15年に建てられたもの。

石柱の門の上にはネオンサインで「一乃湯」

 

 

石畳のアプローチを進むと、唐破風屋根の玄関が現れる。

 

 

中へ入る前に、忘れないようチェックポイントのトイレのタイル。

 

 

緑と白の市松模様のタイルは目にも鮮やか。

 

 

そして玄関の中へ。

 

 

こちらはタイルっぽいけどフロアシート。

 

 

脱衣所。

窓の向こうには中庭が見える。

 

 

男湯と女湯の仕切りには虫食い風の欄間が

 

 

天井は折り上げ格天井に。

 

 

中庭との間のガラスには、赤、青、緑の色ガラスが入っていた。

 

 

 

 

懐かしさ漂うおかま型ドライヤーに体重計。

 

 

ちょっとした寛ぎのコーナーが設けられてる。

 

 

リビングみたいにゆったり。

 

 

浴室手前にはタイル貼りの洗面台が。

女湯は色違いでピンクのシンクだった。

 

 

浴室入口上部には透かし模様の入ったアーチに、真ん中は花模様のテラコッタのレリーフ。

 

 

入口床のタイル。

 

 

そして浴室へ。

床のヘキサゴンのタイルがお花模様のようで可愛い。

 

 

 

 

浴槽の中も花柄だー!

 

 

そして富士山を描いたタイル絵。

 

 

水風呂には、

 

 

鯉の滝登り?的なオブジェが目を惹く。

 

 

そしてライオンの吐水口。

 

 

モザイクタイルに囲まれたシャワーブースもあった。

 

 

下の方に地味に貼られてた可愛いタイル。

思う存分タイル写真が撮れてうれしかったー

見学の後はツアー続行。

後ほどゆっくり入浴させて頂くことに。

 

 

一乃湯の隣には一乃湯プラス(別館)があって、休息場などとして使われているそう。

 

 

 

 

中へ入ってみると、座敷への上がり口にマーブルタイルが残されていた。

 

 

モザイクタイル貼りのシンクも。

 

 

ディティールマニアのOさんが大いに反応していた岡波病院のフォント。

ほんとに病院ぽくないフォントだなあ。

 

 

この日は閉まってたけど、元旅館、九重旅館だった建物を利用したうどん屋さんもあった。

 

 

そしてツアーは北川牛乳店へやってきた。

ここでミルクジェラートのおやつ。

生クリームのような?不思議な食感のミルクジェラートは超美味だった。

 

 

 

 

この後は、茅町駅から忍者電車に乗って移動。

行きの駅でもみたけど、駅のあちこちには忍者が潜んでる。

 

 

ここにも。

 

 

そして電車はくノ一のラッピング

 

 

行きに乗った電車は青パターン。

 

 

 

 

そしてやって来たのは「中村こうじ店」

店の写真を失念・・中村こうじ店の犬。

こちらでは甘酒の試飲をさせてもらった。

 

 

グリーンタイルがきれいな家。

 

 

テラコッタのレリーフが貼られた家。

 

 

 

 

 

この家のタイルも変わった風合いのものだった。

この後は、一乃湯へ戻り、入浴した後、

 

 

忍者ちらしで懇親会。

蓋をあけると頭巾をかぶった忍者が現れ・・

 

 

忍者をどんでん返しの術?で皿にひっくり返すと、中から具沢山なちらし寿司が現れた。

面白いアイディア!そしてとても美味しかった。

名物の豆腐田楽も頂いた。

おやつもついた至れり尽くせりのツアー、マジョリカタイルのサプライズ付きでとっても楽しめた~

 

 

帰り道はOさんと一緒に、タイル探ししながら駅へ向かった。

伊賀上野はタイルだけでなく、コンクリート透かしブロックのバリエーションも豊富で、

飾り瓦も凝っていて、ディティールマニアにはたまらない町歩きの楽しい町だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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