m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

富山&石川の旅2012【金屋町の町並み】

2012-09-20 | 富山&石川の旅2012


富山&石川の旅に戻る・・

富山二日目は朝食後からプールへ行きたい家族と半日別行動することに。
とにかく日中は暑過ぎて、好きでもないと1歩も町歩きも観光もしてられない感じ・・
家族は大閣山ランドのプールへ行き、富山で待ち合わせすることにした。

私は朝食後、早朝散歩の続きに駅前でレンタサイクルを借りて金屋町へやってきた。
金屋町は高岡鋳物発祥の地。





銅片が埋め込まれた石畳に鋳物の町というだけあってあちらこちらに置かれている銅像。





ここ高岡での銅器製造の全国シェアは90%を越える。
境港の鬼太郎ロードの妖怪の銅像たちも、全国あちこちの学校にある二宮金次郎の銅像のほとんどが高岡製のものだとか。





千本格子の家並みも美しい。





銅板張りの家も。





せっかくなので高岡市鋳物資料館へ入ってみた。
こじんまりとした資料館には案内人の方がおられて、高岡の鋳物についていろいろとレクチャーしていただいた。
もともと鋳物の発祥は河内(今の大阪堺市)
河内から7人の鋳物師を呼び寄せたことから高岡の鋳物の生産が始まる。
当初は生活必需品としての鍋や釜、農業に用いる鋤や鍬などを生産していたそうで
江戸末期からは鋳物技術の進歩により、仏具や花瓶など装飾性の高いものが生産され発展を続けてきたのだそう。





これは高温で銅を溶かすために風を送る足踏み式のふいご。
夜から明け方まで長時間踏み板を踏む作業は単調で過酷な作業だったそうで、
元気づけに歌を歌いながら耐えしのいだのだとか。





高岡鋳物製品の中でも最も古いとされる鰐口(神社仏閣の軒先に吊るされてる鐘)
1696年製。





鋳造道具いろいろ。
へらだけでもこれだけの種類が。










鋳物の町なだけあって、溝蓋のデザインもシンプルながら美しい。
マンホールはごく普通のデザインだったけど・・
ちなみに全国のマンホールの製造もひょっとして高岡?
と尋ねてみるとマンホールの蓋は高岡製ではなく埼玉県川口市で主に製造されているらしい。









コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花オクラ | トップ | トロピカルドリンク »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (パピママ)
2012-09-21 12:27:26
いろんなところへお出かけされてるんですね。とっても素敵なブログですね。

ところで、いきなりすいません。事後報告になってしまいましたが、先日、どろだんごを作ってまいりました。丁度、ブログに載せるのに探していた画像がこちらさまのブログにあったので、大変失礼を承知ながらリンクさせていただきました。

もしご不快であれば削除を即効でしますのでお知られいただければ幸いです。

それにしても 綺麗に撮れてますね。
ちょくちょくお伺いしますね。

それでは
返信する
Unknown (mayumama)
2012-09-21 22:22:16
パピママさん
はじめまして、お越しいただきどうもありがとうございます~
光るどろだんご、作られたんですね。
リンクをありがとうございました。
パピママさんのどろだんごも見に伺わせていただきますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

富山&石川の旅2012」カテゴリの最新記事