m's diary

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京都八幡市・橋本湯見学

2021-02-14 | 銭湯のタイル巡り

八幡市の廃業された銭湯、橋本湯の見学にお邪魔させて頂くことができた。
平成15年に廃業された銭湯で、建物はそのまま残されている。
玄関を入ると、白からグレー黒色の玉石タイルが散りばめられた二段の上がり框がえんじ色のモザイクタイルで縁どられている。


番台の前には洋風の照明が取り付けられていた。


浴室はきれいに改装されていて、タイルはだいぶ新しい感じ。


大小の半円形の浴槽。


奥にはサウナがあり、そのそばの浴槽(水風呂用?)にはライオンの吐水口がついていた。


女湯にはベビーベッド付きロッカー。


緑のプロペラの大きなレトロな扇風機もあった。



そして男湯の脱衣所から居室部分へ向かう通路の先には、
緑の型板ガラスがはめられた扉が。


大きな緑のガラスにはダイヤ柄の桟が入っていて、とても魅力的な扉。
扉の向こうは台所だった。


居室部分も見せて頂くことができた。
欄間の美しい透かし彫り。
松竹梅が瓢箪や扇の中にとても繊細に彫り込まれている。


松の木


瓢箪の中に竹。


扇に竹。


瓢箪に梅が透かし彫りされたもの。



玄関扉上部の玄関灯。
内側に扉が付いていた。


二階の欄間は鳳凰と桐の花が彫られた優雅なもの。


左右、姿の違った鳳凰が彫られていた。


更にこんな型板ガラス尽くしの扉のついた戸棚が。



三種類の型板ガラスが使われ、緑と色の入っていないもの、白のガラスがうまく組み合わさり美しくデザインされていた。

橋本へ行く度気になってた橋本湯、今回見ることができてよかった。
ありがとうございました。

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