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東京建築巡り【丸石ビル】

2010-04-02 | 東京建築巡りの旅2010


ロマネスクの建築によくある動物装飾や怪物装飾を見るのは大好きなので、この丸石ビル(旧大洋商会ビル)を見るのも楽しみにしてた。
ほんとは梵寿綱の老人ホームに行ったついでに、国立にある伊東忠太の動物文様がちりばめられた一橋大学のロマネスク建築も見たかったのだが、JRの路線のトラブルの為、
時間がどれくらいかかるか分からないリスクがあったので取りやめてたのだ。

丸石ビルは昭和8年山下寿郎設計により建てられた元自転車会社の建物で登録有形文化財。





連続するアーチが美しいファサード。
エントランスの両脇には二匹のライオンがにらみを効かせてる。





堂々としたライオンの石像。
よく見るとライオンの下には体を丸めた羊が潜んでた。





アーチの弧上にも獅子や鷹、ヤギなどの動物紋が貼りつき、濃厚な植物文様装飾と共にアーチを美しく彩っている。





アーチの付け根にはフクロウと木の実?を持ったリスが。
怪奇風?でなくかわいい雰囲気にまとまってるんだなあ、と思ってたら・・





いた、いた、この付け柱の柱頭には怪し気なおっさんの顔が二つ張りついていた。





一個一個手彫りだからか?わざとなのか表情が微妙に違う顔。





窓の格子も美しいデザインだ~





扉を開けて中に入ってみた。
ここはエレベーターホールになっている。
ヴォールト状の格天井が豪華な雰囲気。





別の入り口があったので高級絨毯屋さんになってるお店へ声を掛け、入ってみると店内も素敵だった。
お店なのでダメ元で撮影してもいいか?聞いてみると
「普段はちょっとアレなんですけど、いいですよ~」
とのことだったので撮らせていただいた。
「普段はアレ」、というのは普段はやっぱり撮れないってことだろか~??





太い角柱からアーチが四方へ出ていて重厚感のある店内。





このアーチは補強と装飾の役割を兼ねているんだろか~
今まであまり見たことのない造りの美しい店内。





一角には壁に囲まれた事務室のようなお部屋。
中に置かれていた家具もアンティークなのかこのお部屋にしっくり落ち着いていた。





丸石ビル、
動物装飾も楽しめ、中も見ることができてラッキーだった。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
んっ? (えみ)
2010-04-09 09:45:52
ここは知らなかった
いいね、いいね~
ところでどこにあるの?
返信する
Unknown (mayumama)
2010-04-09 21:22:09
えみさん
神田駅の近くにありますよ~
場所は各自調べてください的なサービス悪いブログですみません;
返信する

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