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台湾・高雄の旅【中都唐栄煉瓦製造工場】

2014-07-19 | 台湾・高雄の旅2014

台湾編の続き・・
昨夜は台東へ行ったぷにょさんと、なんとラインが繋がりやりとり出来た。
ホテル内や地下鉄の駅など無料のWiFiが使えるところがあってとっても重宝!
その時にぷにょさんに煉瓦工場跡は見た?
と言われ、ちょっと遠いけどレンタサイクル借りて行く価値ありそうだったので
三日目の後半行くことにした。





廃線跡のサイクリングロードをひたすら走ると、右手に大きな二本の煙突が見えてきた。





ここかなあ・・自転車停めて広い原っぱに分け入り、近寄って行くと、煉瓦造りの立派な建物が見えた。
すごい!
フェンス越しにぐるりと回りながら見ていると、話声が聞こえ、フェンスの中に掃除をする人の姿が!
これは!中に入れてもらえないだろうか~?
と尋ねてみると、あっさりOKがでた。写真もOKとのことでラッキー!





中都唐栄煉瓦工場は1899年に日本人により建設され、日本統治時代には「台湾煉瓦会社打狗工場」
と呼ばれ、台湾初の焼窯を持っていたそう。





窯を環状に配置して、連続して煉瓦を製造できるようにしたホフマン窯といわれるもの。1913年頃のもの
通常の煉瓦窯では、焼成前の生の煉瓦を入れて焼きあげ、熱が下がってから煉瓦を取り出し、
また生の煉瓦を入れ、といった工程で、火を点けて消し、を繰り返すことになる。





ホフマン窯内部。





階段が架けられてたので上がってみた。









こちらの長い窯は80メートルの長さがある隧道窯。
耐火煉瓦生産期のものだそう。









こんな風な説明板や順路表示などが付けられていることを考えると一般公開されてるか?準備中か?





1975年頃の倒陥窯。
このような時代の違う三つの窯が残っているという貴重性からも市によって史跡として保存されることになり
2005年から市民公園として整備されているようだ。









工務課とのプレートが出ていた建物。




復原された倒陥窯。





同じ敷地の一角にあった会社事務所の建物。
きれいに修復されて残されている。





掃除のおっちゃん、おばちゃんのおかげで中へ入れてもらって、ゆっくり見せてもらうことができて良かった~感謝!!


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