台中町歩きその二の続き・・林之助紀念館へやって来た。
林之助は「台湾膠彩画の父」と呼ばれ、台湾を代表する画家のひとりだそうで、
当時彼が60年間住んでいた木造宿舎がリノベーションされ、紀念館として公開されている。
アトリエには色とりどりの顔料がずらりと棚に並んでて壮観。
青だけでも何十種類もあるんだなあ。
日本統治時代に建てられた建物は当時の典型的な和風住宅がそのまま残されている。
国立台中教育大学。
モザイクタイルに覆われたアパート。
規則正しくモザイクで模様が描かれてた。
そして、台中文学館へやってきた。
日本統治時代の1932年に警察宿舎として建てられた建物群が修復され、活用されている。
台中は日本統治時代からの台湾文壇の中心だったそう。
約1863坪ある敷地にある6棟の官舎は常設展示やレストラン、研修施設などとして使われている。
おくどさんやタイル貼りの洗い場などが残され
モザイクタイル貼りの浴槽も。
1934年に建てられた台中政府警察局
歩いていると日本家屋らしき建物もちらほら見かける。
赤煉瓦の建物群が残されていた地帯に入り込んだ。
廃墟化して、樹木と一体となった建物も。
1912年に建てられた旧台中州庁。
戦後、一時期は市庁舎として使用され、現在は台中市政府都市発展局などが入り、役所として使われているそう。
今後美術館として再利用するプロジェクトもあるとか。
旧台中州庁の中庭に面した方は赤煉瓦造りの外壁が見られて、又違った雰囲気。
向かいにある1911年に建てられた台中市役所。
2016年に2年間の修復工事が終了し、1階はカフェに、2階、3階は芸術センターとなり、一般公開されている。
階段の親柱。
3階にあるドームは木製で、ドーム下にはアーチ状の窓が並ぶ。
木製トラスが美しいドーム