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台北&台中の旅2019【台北の町歩きその四・モザイク寺】

2019-04-01 | 台北&台中の旅2019

 

華山1914文化創意園区を後にし、永静廟(通称モザイク寺:ぷにょさん命名?)へやって来た。

ここの廟は建物のほぼ全てがタイル、モザイクタイルに覆われているというタイル好きにはたまらないスポット。

永静廟は、台湾では関羽に並ぶ人気の孚佑帝君様が祀られ、健康や勝負事、勉強他、さまざまなご利益を得ることができるという。

門をくぐると、両脇に五重塔、提灯に彩られた華やかな建物が見えてきた。

遠目ではわからないけど、

 

  

近寄ってみると、建物はなんと全てタイルに覆われてる。

 

 

緑の濃淡がきれいな型押しタイルに、窓枠など縁取りには白いモザイクタイルに洗い出し仕上げの目地が入れられるという凝った細工。

 

 

両脇に立つ五重塔、これもまたタイル尽くし。

 

 

土台は赤とブルー系のモザイクタイルで装飾され、

 

 

塔の壁面は茶系の型押しタイルにモザイクで扇形の装飾が

 

 

もう一つの五重塔の土台部分は石のレリーフを何重にもカラフルなタイルが囲む。

 

 

そして入口の両脇に立つ柱。

こちらは目にも鮮やかな真っ赤なモザイクタイル。

柱のカーブに合わせてか、丸みを帯びたふっくらしたモザイクのピースが貼り合わされてる。

 

 

柱の根本の方もびっしりとモザイクタイルに覆われ

 

 

入口上部にはモザイクでデザインされた雷紋に廻りのカラフルに散りばめられたモザイクタイルも可愛い。

 

 

中へ足を踏み入れると玄関ホール床にはだまし絵風立方体模様。

 

 

そして上を見上げると、これまたタイルがびっしりと。

雷紋の縁取りに、

 

 

照明の根本の飾りがまたすごい!

モザイクタイルで描かれた華麗なデザイン。

 

 

柱から四方へ伸びる梁にもびっしりとモザイクタイルが。

 

 

このパステルピンクのタイルと青磁色のタイルの色合いも可愛いなあ。

 

 

 スクエアのタイルに混じって、花びらや葉っぱの形に切り出したタイルも。

 

 

楕円形の柱

 

 

階段。

 

 

二階へ上がる階段に沿って帯状にモザイクタイルが貼られてる。

一人で感嘆の声を上げながら写真を撮っていると、廟の方に「何を撮ってるのか?」的な感じで

中国語で話しかけられたが、「タイルが・・タイルが・・すごい~」としか言いようがなかった。

2階へも行くよう促され、階段を上る。

 

 

こちらは2階

 

 

2階の天井には向かい合う二匹の龍がモザイクで描かれていた。

龍の細いひげまでもモザイクタイルで表されている。

 

 

もちろん2階の柱や梁もまた1階とは違ったデザインで装飾されている。

 

  

天井には風水の元になる八卦図もモザイクで描かれてた。

 

 

3階への階段は手摺も柱もタイルで装飾されてる。

 

 

3階への上がり口の天井付近にもこんな可愛い装飾。。

 

 

曲線を出すためにタイルが細かくカットされていたり

 

 

タイルで福の文字

 

 

この縁取りとか‥芸が細かい

 

 

こちらのシーリング装飾はモザイクで花の形が描かれてる。

 

 

1階の奥への通路の入口はモザイクタイルでアーチが縁取られ、その奥にある戸口の入口もモザイクアーチ。

 

 

奥に台所らしきスペースがあって、おばちゃんんがいたので、見せてもらったら、

床にもこんなモザイクタイルが敷かれてた。

タイルだらけの廟を満喫!!

この後、いくつかの廟を見ることがあったけど、タイルが使われているものは全くなく・・

ここは本当に特殊だったんだなあと、どうしてこんなにタイル尽くしになったのか?興味が湧いてきたのだった。

 

 

駅からの永静廟までの間にはこんな市も出ていて、ぶらぶらひやかし歩く。

 

 

おいしそうなサツマイモとトウモロコシ・・

単位が大きそうだったので買うの断念。

 

 

フルーツのお店。

この後は、再び地下鉄で士林へ移動。

 

 

 

 

コメント
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