m's diary

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国崎クリーンセンター

2012-01-08 | 工場見学・社内見学


新春第一弾?の社会見学に猪名川上流広域ごみ処理施設、国崎クリーンセンターへ訪れてきた。
こちらは平成21年にできた世界トップクラスのごみ処理技術を見学できる施設。
月曜を除く毎日見学ツアーが行われていて私たちもそれに参加した。
まずはビデオでこちらのごみ処理施設について簡単に学んだ後、係員の方に施設を案内してもらった。





最新式の施設だけれど、ペットボトルやトレーなど資源ごみの中から汚れたたものは手作業で選別されているのだそう。
これが結構大変な作業だそうで、汚れたままペットボトルやトレーを資源ごみとして出されるくらいなら
可燃ごみとして出してもらった方が助かるのだとか。





ペットボトルや衣類などは熱に溶かされ、このようなフレーク状になって業者へ売られるそう。





可燃ごみがためられている巨大なゴミピット。
ごみクレーンが一基24時間体制で動いていて、ごみが焼却炉へ投入されていく。
ごみもこんなに溜まると迫力があるなあ・・
ピットの底から15mくらい溜まっているごみ。





ごみクレーンが一度につかむ量はなんと2トン。
ごみの山だけに自然発火などを防ぐため、熱感知システムも設置されていて熱を感知すると
水がまかれて消火するしくみになっているのだとか。





焼却炉は二つあって一日に235トンのごみを燃やすことができるそう。





焼却炉で灰にしたものを溶融炉で更に高温で溶かしてできた「スラグ」と「メタル」は再資源化されている。





施設の中でも最も重要な設備は焼却炉から発生した排ガスに含まれる有害物質を除去して
きれいにする世界最先端の排ガス処理設備。
法規制基準値をはるかに下回る基準値が設けられて日々管理されているそう。





タービン発電機室はごみ焼却によるボイラから発生した蒸気を利用してごみのエネルギーを電力に変えている。
年間6000万円の電力を売っているそうだけど、余熱の利用は現在のところ13%だそうでまだまだ発展途上だとか。

施設では他にも雨水を集めて再利用したり、太陽光発電を行って施設で利用するなど資源が有効利用されている。





エコ工作のコーナーも設けられていて1回200円で、ペットボトル空気鉄砲や新聞エコバッグ、木工工作などができるようになっていた。
私たちはJAFの優待割で二回無料でできるとのことだったので子供たちはペットボトルの空気鉄砲作りを楽しんでた。






コメント
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