安藤建築巡りの後は、淡路景観園芸学校へやってきた。
ここは景観園芸を学ぶための大学院型の園芸学校。
キャンパス内の庭園や花壇が自由公開されていて、それぞれテーマをもってデザインされた庭園が楽しめる。
ボランティアガイドの方がおられ園内を少しガイドしてもらって歩いた。
敷地の高低差を利用した沈床庭園。
広場の中心には噴水があって、草木に囲まれたトンネルも素敵な景観を作っている。
赤い葉を持つ植物ばかりが集められていたコーナー。
学園祭の時は訪れた子供たちのすべり台になるというゆるやかな芝生の斜面。
果樹の木を壁に沿わせるというヨーロッパの技法で植えられた木。
かわいいピンクの百日紅が満開。
ふさふさしたススキの穂が秋を感じさせる。
園芸療法ガーデンは目で見て楽しむだけでなく聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を使って楽しむ庭園。
肌ざわりの変わった植物や香りの強い植物なども。
植物には癒しの効果があり、身障者や高齢者のリハビリの為の園芸が最近注目を浴びてるそう。
写真は車椅子の人が楽に作業できる工夫がされたもの。
オープンテラスのカフェテリアもあり、ロックガーデンを眺めながらお茶することもできる。
ガイドさんいわく、この近くの「花さじき」は観光客がたくさん訪れるようだけど、なかなかここまで足を運ぶ人はいない、園芸好きには穴場な施設なのに・・と。
GW前後がこの庭園が最もきれいな頃だそう。