転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



通訳案内士(英語)の二次試験の準備をするべきだ、
と理屈では非常によくわかっているのだが、
全然、勢いが足りない、きょうこの頃だ。
ひとつには、今年の前半は仏語学習(主としてNHKラジオだけど)と、
通訳案内士一次試験のための社会の勉強(地理・歴史・一般常識)
しかやっていなくて、英語など限りなく軽視し続けて来たので、
英語をやる習慣を失った、というのが原因だ。

しかも今、通訳案内士の筆記試験を通ったかどうかが、
かなり怪しい状況なので、よけいに気合いが入らない。
自己採点の結果ほぼ確実に合格している、と予測できるなら、
目前の二次からも逃げられないので、ケツに火がついた気分でやれるのだが、
一次に関してどうも駄目っぽい空気が否定できないものだから、
やってもな~、来年のタシになるってのは先の話だよな~、
来年一次でスベったら、さらに二次試験なんかどうでもいい話だしな~、
と、ついつい、どんよりしてしまう。

私は海外滞在経験もないし、英語で業務をする人間でもないので、
私にとって英語というのは、学習によって後付けしたものに過ぎず、
非常に、はがれやすい(爆)のだ。
すぐに、英語のエの字もない生活になってしまう。
というかそっちがデフォルトだ。
当たり前だろう、生まれたときからずっと在日日本人なんだから(爆)。
私の自由になる言葉は日本語しかないのだ。
そういう意味では、よくブログなどで見かける、
「英語、大好き!」と日々の努力を続けていらっしゃる方々を
私は本当に心から尊敬してしまう。
私は、そんなに言語操作能力としての英語を愛しているわけではない。
「ことば」そのものにはとても興味があるけれども。

しかし一方で、英語というのは私が唯一、長く続けてきたものでもあって、
特に英語を教える仕事には、気がつけば常に関わりを持って今日まで来た。
英語は、私にとって純然たる「趣味」の範疇に留まるものでは、なかった。
だからこれを資格なり記録なり、多少なりとも社会的に意味のある形にしたい、
というのもまた、私の切なる願いではあるのだ。
自己満足であろうと、ただのやりっ放しでなく成果にして残そうと思ったら、
私のような個人にできるのは、資格取得くらいしか当面ないのではないか。

それと、私は今、時間的に焦りがある。
漠然と無限の将来を信じていられた学生時代とは、もう違うのだ。
もはや「頑張っていつか出来るようになろう」と夢を見る暇はなくなった。
家族も自分も病人でなく、介護の必要もとりあえず無く、
更に娘の受験や就職などという転機でもない、
という好機は、私の人生で、今後もういくらも残っていない!
・・・と、私は焦っているのだ。自分でわかっている。

だったら、さっさと二次試験の勉強でもなんでも、やればいいのだ。
というわけで、振り出しに、戻る(逃)。

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