転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今回のTMのライブで私にわかったそのほかの曲は
LOVE SAVER』『WHITE BREATH』くらいで、
途中には知らない曲がいくつもあった。
なにしろ、清志郎を聴くほどの熱意で西川氏を聴いたことはまだないので、
私の中では根付いていない曲も多いのだ。すみません(^_^;)。

アンコールはMICROさんが誕生日ケーキを持って出てきて、大歓声。
西川氏は大笑いのあと、しばらくうつむいて顔をあげなくなってしまい、
見たら、泣いているのだった(^_^;)。
会場の皆で西川氏の誕生日を祝って、Happy Birthdayを歌う、
という当然な企画があったのだが、一度ではうまく揃わず、
西川氏も笑いながらも不満を表明、MICRO指揮で歌い直しとなった。

しかし、あの合唱は、せめてギターでイントロだけでも弾いて貰えたら、
会場の全員が思いっきり声が出せて、もっと揃ったと思う。
こちとらは絶対音感などないし相対音感もアヤしい集団なのだから、
めいめい勝手な高さで歌い始めてしまい、キーがばらばらだった。
だから「Dear Takanori~~~!!」と盛り上げたくても、
音程がわからなかった人が多数だったのだ。
次の機会には、このあたりにご配慮下さいましたら嬉しいです(逃)。

ステージには、ゆるキャラたちも大集合、
私は全部の名前はとてもじゃないが知らなかったが、
西川氏にイジられながら一匹ずつ紹介されたので、だいぶ覚えられた。
最後にはおめかししたタボ君もひかえていた。
彼は、西川氏が忙しいときに観光大使として活躍中なのだそうだ。

ラストが全員でタオルを振って応える『CHASE/THE THRILL』。
私は実は、この曲はほとんど馴染みがなかった。
何かの録画で聴いたことはあり、曲名はあとで娘に確認して知った。
アンコールとなると選り抜きの一曲が出て来ると期待したのだが、
これは熱狂的なファンの間では最重要な曲のひとつなのだろうか?
ここまで結構ガンガン乗って来たのに、最後は肩すかしの感じで、
一緒に歌えず、やや部外者感を味わった私だった(^_^;)。

ともあれイナズマ・ロックフェスは、県知事さん市長さんの賛同も大きく、
是非、来年も続けたいという意向だそうだ。
今回は、私が体力消耗している事情もあり、
退場規制がかかる前に出ようということで、
娘が早めにブロックを出て最後尾まで来てくれたので、
私たちは完全に終わらないうちにライブ・エリアを出た。
終了時にあがる盛大な花火は、会場の外から楽しんだ。
広い芝生では虫の声が聞こえて、適度に涼しく、すっかり秋の気配だった。

ああ、来られて良かった(^_^;)。
生・西川を堪能した娘は夢心地だったし、
私もライブを満喫できて嬉しかった。
カクランして大騒動したが、結果オーライ、ということで。

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帰ってきてから、「イナズマ行って来た」という話をしたら、
娘の学校のママ仲間のひとりが言うのに、
「西川貴教って、あの、小柄で目のクリっとした、
下から風パーパー当たりながら歌ってる人でしょ?」。

そうだよ、そのヒトだよ(^_^;)。
世の中の多くの人の西川氏のイメージは、コレだろう。
High Pressure(YouTube)
この曲が出たのが97年頃だったと思うので、既に十年以上前だ。
現在の西川氏は既にこの路線ではないが、
こうした時代があったからこそ、今の動員力があるのは事実だし、
ファンはこの曲やHot Limitなどを、やはり変わらずに愛していると私は思う。

ちなみに、私が西川氏の歌唱力をもっとも強く感じるのは、
彼が『Thunderbird』をライブで歌うときだ。
以下の動画は特に、菅野よう子さんのピアノ・ソロも素晴らしく、絶品だ。
日頃、こういうジャンルの音楽をお聴きにならない方にも、是非。

T.M.Revolution THUNDERBIRD Live (YouTube)

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