今年も、裏岩手縦走路の八瀬森分岐から関東森手前の区間を、秋田県からの依頼で刈り払い作業をおこなってきました。
八瀬森分岐の道標が倒れっぱなしになっていたので起こしておきました。
以前は笹に覆われていたトレイルも、ここ数年継続的に刈り払いをおこなっている成果で、作業する状態でもなかなかのコンディションです。
初日は、第1湿原を過ぎたところまで一人で作業しましたが、以前の作業スピードに比較にならないほどの前進速度。
湿地帯付近や、土中の水分の多い場所ではコバイケイソウが繁茂。
第2湿原を越えても前進速度は緩まず。
南部大白森が見えるトラバースからはKたろうさんも合流してスピードアップ。
継続は力なり。登山道脇の高山植物も繁茂し、花盛りのニッコウキスゲを残すのに一苦労。
第3湿原を過ぎたところまでで第2日目終了。
作業最終日はぶにくんが合流してお手伝いいただきました。ただいま、刈り払い修行中。倒木処理にもコツがいる。
1/25000の地図の1233m地点を過ぎるとブナが混じるようになり、笹の丈が高くなり太くなると、両サイドの笹を刈る手前がかかるようになり、若干前進速度が遅くなる。
しかし作業前の状態でも、以前のような笹の藪漕ぎは一切無し。
と言う具合に、2019年から継続してきた甲斐もあり、今回は登山道脇の植生のフェーズの変化を感じることができました。刈り方のフォーマットを徹底し、毎年継続していけば、結果が出ると言うことが証明されたと思います。
Kたろうさん、ぶにくん、ありがとう。お疲れ様でした。
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