すーさんの山日記

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八幡平の登山情報

七滝コース 10/18

2018-10-19 20:13:19 | 岩手山

今日は七滝コースを左俣沢手間の泥濘区間まで。

七滝周辺の紅葉は、今年はこれぐらいでピークと言えそうです。

『ゆく川の水の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまるためしなし。』昔の人はよく言ったものだ。

七滝コース登山道上に落ち葉が敷き詰めれ、歩けばフカフカです。

一服峠で休んでいると、いつの間にかカラ類の大群に囲まれる。後ろのミズナラの上のほうでは、コゲラがちっちゃなドラミング。そしていよいよツグミが渡ってきた。一人で歩けば、いろんな音が聞こえてくる。

今日のメインの作業は泥濘区間の簡易木道設置。この間の台風の倒木を利用して、かなり距離が伸びました。労力の割に報われない仕事ですが、大阪からお越しの方から、心の込もった労いの言葉を頂戴し、ほっこり。

秋の日は釣瓶落とし。クマも冬眠前に脂肪を蓄えるのに精を出してますから、早めに下山したほうがいいですよ。

平安の頃、坂上田村麻呂に征伐された大岳丸もこの道を通ったか?当時は大地獄谷に居を構えていたと伝えられている。言われてみれば、古代のロマン。しかし、秋といえば大きなマロン。

七滝コースにクリはないが、ソバグリ、ドングリならたくさん落ちている。

『輪廻転生』昔の人は上手いこと言ったもんだ。この秋散った葉が、来年にはクマになっている。ということもなくもない。自分が思っているほど、自分の体は自分のものではないような。。。そんなことなんだろう。

コメント (6)
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