今日は太平洋側から湿った風が吹き、裏岩手の稜線上は雲の多いお天気。ちょっとホッとします。
秋めいてきた大深湿原。まとまった雨の降っていない八幡平エリアですが、そんな時でもここの水場は涸れません。
昼過ぎからガスが立ち込めるようになり、帰路のブナ林は薄暗くなってしまいました。どこか知らない世界へ連れて行かれそうな。。。
柔らかな光を放つホウの葉。ガスの日ならではの光景です。こんなのも良いでしょう?
登山道脇にはタマゴタケが出始めました。お伽話にでも出てきそうな、かなりメルヘンなキノコです。
そして、こんな日につきもののクマ糞。いつものようにほじくって観察すると、内容物はミズバショウの実のようです。細かいゴマ粒みたいなものがミズバショウの種と思しきもの。人間の糞みたいに臭くないですよ。
人間が食べたら、泡吹いてぶっ倒れるというミズバショウですが、この時期のクマにとっては重要な食料となります。
糞の近くには、踏み荒らされたミズバショウがありました。
登山道整備してると、よく「クマいるんですか?」と質問されます。
「ハイ!います!」ご注意を。