すーさんの山日記

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八幡平の登山情報

松川温泉~源太ヶ岳~嶮岨森

2013-04-23 19:58:42 | 八幡平(積雪期)

GWの裏岩手縦走計画の核心部と言っても過言ではない、源太ヶ岳~嶮岨森の様子見に行ってきました。

樹海ラインは今週の金曜日4/26のオープン予定なので、今日は松川温泉・奥産道冬期閉鎖ゲートからのスタートです。(8:00)

まずは源太ヶ岳を目指してブナ林の中をぐんぐん高度を上げています。

日曜日は山頂行きを断念しましたが、今日はご覧の状態。源太ヶ岳のオープンバーンはいつ来ても、滑走意欲をかき立てます。

源太ヶ岳山頂(10:20着)に着く頃には濃いガスが立ちこめましたが、それも一時的なもので、すぐに天候は回復。前モロビへと続く裏岩手縦走路が見渡せるようになりました。

長い裏岩手縦走路の中にあって、貴重な安らぎの場所を提供してくれる大深山荘。(10:50着/11:10発) 現在、1Fの入口から出入り出来ます。小屋の中もきれいな状態でした。

大深山荘を後にして、一路嶮岨森を目指します。小屋周辺のトドマツの樹氷もどきも綺麗です。

この時期の縦走路の東側には、大きな雪庇が張り出しており、最近の積雪でクラックも隠れているので落っこちないように要注意です。

源太ヶ岳山頂まではシールを着けて登りましたが、稜線に出てからはノーシール。緩いアップダウンが続く裏岩手縦走路には、ステップソールが威力を発揮します。

いよいよ嶮岨森が近づいてきました!山頂直下には大きなクラックが、口を広げています。

と、そして嶮岨森山頂。(11:45着)山頂にはほとんど雪がありません。

山頂からは、クラックに落ちないように、慎重に前モロビ方面へと下降します。

前モロビまで行きたいところですが、時間いっぱい、今日はここまで。山頂から少し北側に下がったところから嶮岨森の東斜面を滑り降り(11:55)、山頂南側からまた縦走路に戻りました。(12:05)

振り返ると、茶臼岳まで続く山並みが一望出来ます。GWは、ぜひとも完全縦走を成し遂げたい!

嶮岨森からは折り返して、再び源太ヶ岳へ。(13:30) 源太ヶ岳山頂付近もじつは樹氷スポット。本来この時期は、トドマツの雪は落ちて、枝は黒々としていますが、このところの冷え込みで樹氷もどきが出来上がっています。もどきとは言え、こんな状態でも十分見応えあります。

源太ヶ岳のオープンバーンをつまみ食いした後、松川温泉に下山出来ない場合のルートを偵察。

松川温泉側のブナ林が滑れなかった場合の、安全パイルートの目星もつきました。
樹海ラインまでは、けっこうすぐ着いちゃいますが(14:20)、しかし、ここに車はない・・・。ここから冬期閉鎖ゲートまで戻るのが一苦労でした。

冬期閉鎖ゲートへ戻る道すがら、上倉越しに見えた源太ヶ岳のオープンバーンはサンクラストで光ってました。春だね。

春と言えばふきのとう。八幡平ではバッケ。実家一関のほうではバッキャ。樹海ラインの法面に、ふきのとうが一面に咲いてました。日頃、ふきのとうと言えば、バッケ味噌や天ぷら等、食欲をそそるぐらいなものですが、これだけまとまって咲いていると、美を感じます・・・。私だけでしょうか?

そうこうしながらもゲートに16時着。万歩計は2万2千歩。今日は良く歩いた!

本当に疲れましたが、充実感いっぱいです。GWは裏岩手縦走が成功出来るように頑張るぞ!

コメント
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