今日明日と、秋田駒一帯ではタケノコ採りのピークで、夜も明けきらぬうちから、タケノコ採りの軽トラックがバンバン上がっていく。
私は山の師匠と採り場へ向かう。師匠は親子3代にわたっての、山の生活のスペシャリストだ。秋田駒一帯を知り尽くしている。タケノコ採り、キノコ採り、そして釣りもプロフェッショナルである。
タケノコ採りに関しては、まだまだ見習い中の身。師匠にくっついて、ネマガリタケの笹薮の中を這いずり回る。
採り場はクマの糞だらけで、食い散らかされたタケノコも転がり、獣臭もプンプン漂っている。タケノコ採りは、人間のみならずクマとも競わねばならない。食べ頃のタケノコを持っていかれるクマは、ホントお気の毒です。人間が去っていくのを竹薮の中でじっと待っているんでしょう。
そんなクマの痕跡に動じることもなく、師匠は鼻歌まじり、時に縄張りに近づく他のオヤジたちを怒鳴りながらも、着々と収穫を上げていく。すごいのは、採り場の木の配置や種類を熟知していること。タケノコの見つけ方においても、私が採った後からでも、いとも簡単に見つけてしまう。小さい頃からの経験がものを言う世界です。いつになったら、私も一人前になれるのか?
結局5時間程で、師匠は40kg、私が25kgくらいの収穫でした。
私は山の師匠と採り場へ向かう。師匠は親子3代にわたっての、山の生活のスペシャリストだ。秋田駒一帯を知り尽くしている。タケノコ採り、キノコ採り、そして釣りもプロフェッショナルである。
タケノコ採りに関しては、まだまだ見習い中の身。師匠にくっついて、ネマガリタケの笹薮の中を這いずり回る。
採り場はクマの糞だらけで、食い散らかされたタケノコも転がり、獣臭もプンプン漂っている。タケノコ採りは、人間のみならずクマとも競わねばならない。食べ頃のタケノコを持っていかれるクマは、ホントお気の毒です。人間が去っていくのを竹薮の中でじっと待っているんでしょう。
そんなクマの痕跡に動じることもなく、師匠は鼻歌まじり、時に縄張りに近づく他のオヤジたちを怒鳴りながらも、着々と収穫を上げていく。すごいのは、採り場の木の配置や種類を熟知していること。タケノコの見つけ方においても、私が採った後からでも、いとも簡単に見つけてしまう。小さい頃からの経験がものを言う世界です。いつになったら、私も一人前になれるのか?
結局5時間程で、師匠は40kg、私が25kgくらいの収穫でした。