広島県のM様に即決価格にてご成約いただきました
「15万㌔の走行距離」をお客様に受け入れていただくのに
ここまで価格的メリットを出さないとダメとは思っていませんでしたし
正直、今後も思いたくありませんので
これからも程度の良い多走行車は出品していくつもりです。
とは言っても、まだまだ“距離神話”は健在のようで
10万㌔で「0」に戻ってしまう、いわゆる1回転した時点で
まるで車の寿命が終わってしまうような印象を与える
走行メーターの5桁表示が6桁になったのは
もう記憶にないくらい昔のことで
一番最後まで5桁だったのは私が知る限り、三菱ジープだったはずで
それでも平成6年なのだからもう15年も前の話です。
もう1つこれの原因になったものに
10万㌔で“自己負担”で交換しなければならないタイミングベルトを
H13年頃まで使い続けたメーカーの責任もあると思います。
もっともメーカーの立場から言ったらドンドン買い換えて欲しいのだから
10万㌔にひとつの壁を造っておく方が商売上有利だから続けていた
販売戦略の1つであって
車の代替期間が延びてきてしまったから“しょうがなく”
このベルトの使用を止めたんじゃないか、と思えてなりません。
乗用の2年車検が10年目を最後に1年毎になったり
5桁10万㌔で走行メーターが0になったり
新車の最初の車検期間が2年だったり
10万㌔で無理やりTベルトの交換を迫ったり
これらは順々に遠い過去の話になってきているのです。
ちなみにRV車が全盛を極めていた平成一桁の頃
お客様からよく「車の寿命は何年?」と聞かれるから
一生懸命調べた時期があって
「最初に寿命が来るのはオートマのミッションで40万㌔」
との記載を探し当ててからは基本的にはそうお答えしています。
もちろん機械なのですから、
メンテナンス が欠かせないことは当然で
何もしないで何キロ持つか、という話ではありません…
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