保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

「第9回無農薬・ずくなし家庭菜園」受講

2012年12月06日 | 自然農法による自給用野菜作り

12月の大事な野良仕事

・来年までの畑の準備…
米ぬか散布、くん炭作り、土壌分析、新春の野良仕事

・菜園の反省(棚卸し)…
失敗を繰り返さない秘訣、来年の抱負

・タネの整理と保存、種子袋の秘密、お奨め品種

1.12月のテーマ…来年までの畑の準備

(1)米ぬかは無農薬栽培の味方

・なぜ米ぬかなのか?

①害になり難い…悪玉を食べる善玉微生物のエサ
②有機物の分解促進
③結果、食味アップ…Mgでイチゴ・スイカなど甘味が増す

・米ぬかの利用法

①直接蒔く
かびるので夏(5~9月)はダメ。
冬期使用、または春、秋の堆肥に混ぜ込む

②草及びワラマルチの上に蒔く
結果として自然堆肥やボカシになる

③ボカシ・堆肥造りの原料

2)くん炭作り(根っこはくん炭大好き)

①3種類(レア・ミディアム・ウェルダム)のくん炭の効果

レア…PH7.5~8.5  ミディアム…PH8  ウェルダム…PH9以上(石灰・草木灰の替わりになる)

②くん炭の作り方
野菜は骨がなく代わりに細胞膜に硬いケイ素が必要
モミガラはケイ素を含み、堆肥またはくん炭にして吸収させる

*条例を守り、火事には充分に注意

3)土壌分析(500円で出来る)

土の化学性を知り何をすべきかを見つける

2.12月にやってはイケナイ無農薬栽培(失敗から学ぶ)

1)基本:失敗を繰り返さないことが無農薬栽培のコツ

・虫害…天敵を住み易くする(連作障害・時期・肥料の量と質)

・病害…(連作障害・PH・水・品種・未熟&腐敗堆肥・感染拡大・予防対策)

〔栽培環境を見直す〕

→ 完熟堆肥を1カ月以上前に施す
→ 緑肥作物を導入
→ 最悪の場合、天地返し・客土

・不作(大きくならない・長期生育しない・枯れる・キズ付く)

→ 日当たり・風通し・水はけを良くする

→ 土壌改良

2)上級編:余計なことをしない(過ぎたるは及ばざるが如し)

・ミミズがたくさんい過ぎる

・生ゴミをたくさん春に施す

・毎年同じ土作りをする

原因を特定できる栽培をする

3. 12月に自然に美味しく育てるポイント

1)種の整理と保存

2)種子袋の秘密

3)美味しく栽培が楽になる有機栽培お奨め品種

・キュウリ…夏つばさ・バテシラズ3号
・ナス…千両2号・真黒早生・在来青ナス
・トマト(中玉が良い)…麗夏・自然生え早生
・ミニトマト…シュガーランプ
・キャベツ(極早生種)…おきな・初秋
・カブ…みやまコカブ・スワン
・ダイコン…耐病総太り・(秋植え)打木源助・聖護院 

 

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