保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

今年の半日人間ドック

2021年09月07日 | 病気一般の話題

長野T病院のドック受診を出来るだけ8月後半~9月前半にした理由は
せめて半日だけでもそろそろ嫌気が刺してくる残暑を避けた
涼しい環境で過ごしたいと思ったからです。

昨年のドック終了時に予約を入れておいたもので、そうしないと
年々数カ月ずつ後ろにずれて行ってしまうほどの盛況ぶりです。

ところで改めて人間ドックの目的はというと、定期的に身体の
総合的な精密検査を行うことで「自覚症状のない病気」や
「将来的に引き起こす恐れがある疾患や臓器の異常」などを早期に発見し
医師の診断に基づいた早期治療・予防を行うことでしょう。

この点からして「早期胃ガン」の発見と切除は
組織検査では悪性か良性かの判断さえつかない段階でしたので
ピッタリとこれに当てはまった実例と言えるでしょう。

なおガン細胞だったことが判明したのは切除後のことでした。


(病院HPより引用)

今年の内視鏡検査は、切除術も担当したこのK医師で
やはり抜群に上手いので楽勝に終わり「経過は良好」そして
長期に渡った「萎縮性胃炎(慢性胃炎)」の記述もやっと消えました。

ちなみにヘタな技師(または医師)に当たった2年前は
なかなか挿入できず、同じく3年前は内部でカメラの向きを変える際に
痛かったりと、あり得ない不幸に2年続きで見舞われてしまい
その経験から事前に必ず「上手い方にお願いします」と
依頼するようにしています。

 

一方早期に発見されているにも拘わらず、20年数年来「要治療」と
指摘され続けている「脂質異常症」については当然
唯一のF(早期に要治療)評価が続いていますが
自らの独断と偏見に基づいて今年も"放置"するつもりです。

ただし将来もたらされるとされる動脈硬化の進行度を見る
ABI&PWV検査は隔年で実施していくつもりで、その結果によっては
方針転換をせざるを得ない事態も完全否定は出来ません。

放置する主な2つの理由の一つは、生活習慣&生活習慣病による
死亡リスクは私の場合、下の(5)のみが該当して僅か1.10倍だからです。

 1.喫煙:1.92倍  
2.糖尿病:1.64倍
3.高血圧:1.55倍
         4.メタボリックシンドローム:1.36倍
  5.脂質異常症:1.10倍
      (*スウェーデンでの発表数値)

そもそも論としてコレステロールに関しては基準値が諸外国と比較して
低すぎると以前から指摘されている他、未だに様々な見解(例⓵例②)が
示されていて小耳にはさんだ話では、高い方が長生きする
なんてことも言われ出したりしていますし。。。


(クレアチニンは筋肉起因のため問題なしとのこと)

そしてもう一つは、「要治療」になる血圧とコレステロールの基準値は
医療(国)と製薬会社の結び付き(早い話が献金)により
設定されるという"裏の事情"も某国立大薬学部教授の
弟から聞いているからです。

つまり投薬治療が基本のこの2つの病気、基準値を引き下げるだけで
昨日まで健康な人を即時に"患者"にすることができ、すると当然
処方される治療薬の売り上げが数千万円も増大する。。。

【血圧のえげつない例】

(2016年・高齢者の降圧目標値)
70代  150/90

(2019年・高齢者の降圧目標値)
75歳未満の成人   130/80
75歳以上の高齢者  140/90


以上、今年の健診結果表18項目の内訳は
A(異常なし)   7
B(軽度異常)   4
C(要経過観察)  6
   D(要再検査)       0 
 E(要早期精密検査) 0 
F(要治療)     1

つまりは新たな"故障個所"の兆候は見当たらず
このまま日常生活を送っていて良いようですので
まずまずの結果と言えるでしょう

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