以前に投稿しました計画停電に関する話題に対して
私の誤りを指摘するコメントをいただきました。
「kwh」を「kw/h」と書いてしまったことは
明らかな誤りですので訂正させてください。
また、もうひとつのご指摘は、電力と電力量という
単位の違う2つを比較しているような記述をしている点で
私なりに単位は揃えていたのですが
そう捉えられてもやむを得ない書き方でしたことも
併せてお詫びいたします。
電力…1秒間に電流がする仕事率(800wの電子レンジ=その能力)
電力量…経過時間に電流がする仕事の量(1時間使うと800wh=使用量)
ところで、ご指摘を受けて
再度、内容を振り返っていて
もっと大きな誤りに気が付きました。
それは「計画停電がなぜ必要なのか」という根本の捉え方が
そもそも間違っていることです
今は暖房と冷房の季節の間ですので
あまり日々の話題には上がっていませんが、そもそも計画停電は
総電力量(kwh)の問題ではなく瞬時の使用電力(kw)が
発電所の能力(供給量)を超えることによって
大規模な停電が発生することを防ぐために実施されるのですから
山手線と一般家庭の「電気使用量(電力量)」を比較すること自体
まったく的外れの思考方向だったことになります。
これに気付かせてくださったコメントをお寄せいただき
「うるど」様には心より感謝申し上げます
ちなみに、電車はエネルギー効率は良いけれど
ピーク時電力が大きく、加速時では1両編成だけでも
一般家庭電力の10000軒分ぐらいのパワーを出すそうで
さらに電車のパワーは変動が激しく予測困難なため
家庭用の電力が一斉に増える時間帯は本数を減らさざるを得ないのが
節電のための運休の理由のようです