保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

再確認するそれぞれの立場 【カツオは長男、ワカメは二女…】

2011年04月15日 | (雑学Ⅰ)イラストで見る磯野家の遺産相続

 

ストーリーのそこかしこで見る限り、カツオは長男としての自覚もあり
磯野家を守っていくという意識を持っているように見えますが
だからといって、磯野家の財産を
全部カツオが相続するというわけにはいきません。 

波平の相続人(フネを除く)の
サザエ、カツオ、ワカメは基本的に平等
 カツオが長男だからといって、全部相続するとか
ワカメより多く相続するという理屈は通らないのです

フネ、サザエ、ワカメが納得すれば別ですが。

 
(長男カツオ)

昭和20年代の中頃までは、“家督相続”というのがあり
家を継ぐ者(長男)が圧倒的に強かったことが尾を引いて
他の兄弟姉妹と全く権利は同等と法律が変わった現在でも
長男だから多くを相続するのが当然という
古来からの考え方とのギャップが、相続のトラブルを発生させる
要因の一つになっているのも事実のようです。


 
(二女ワカメ)

同様にワカメは女の子で独身ですが
基本的な権利としてはカツオ、サザエと全く同じ権利、義務を持ちます。

同様に、よく実社会では
女性や、兄弟姉妹のなかでも若いほうが
不利益を被る場合がありますが法的にはこれも平等なのです。

また仮に、ワカメが結婚して磯野家から巣立った場合や
他人の家の養子になった場合でも、波平の財産を相続する権利は
そのまま持っていることも知っておかなければなりません

 

 

 

 

 

 

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