万年筆で書くことが楽しいと思ってもらって、万年筆を使う人を増やしたいということが当店発足の理念です。
書くことを最も楽しくしてくれて、趣味的にも使えるものとしてシステム手帳に行き着くと思っています。
綴じ手帳はリング部分がなく、書きやすいというメリットはあるけれど、システム手帳のリフィルを抜き差しして、自由にページ構成を作ることができることは魅力で、中身をそのままに気分によって外側を替えることもできます。
業界内各地で勃発的にシステム手帳再興の動きが起こっていて、皆同じことを考えているのだと思いました。
革の本体も重要ですが、システム手帳が再興したと思えるのはやはり中身のリフィルが充実した時だと思います。
メモとダイアリー以外の様々なリフィルが世に出てくると楽しく、開発者のロマンはそういうところに表れる。
金治智子さん企画の、当店のシステム手帳リフィルのブランド「筆文葉」はシステム手帳再興のエンジンのひとつになれると思っています。
今5種類だけの商品構成だけど、他所にないものを少しずつ増やしていきたいと思っています。
筆文葉発売当初からの対の企画としてあるカンダミサコバイブルサイズシステム手帳にコンチネンタルを追加しました。
コンチネンタルのシリーズにいつも使うエージングの楽しい革ダグラスを使い、内側はブッテーロのワイン。コンチネンタルのものだけリングをゴールドにしていて、なかなか合っています。
自分が使っていて楽しいものを皆様と共有できたらと思い、楽しみながらシステム手帳の企画も進めていきたい、そしてシステム手帳と万年筆の組み合わせを追究していきたいと思っています。