元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

厚い素材のシャツ

2011-04-08 | 仕事について

神戸は雨なので、東北地方は明日頃に降るのでしょうか。
雨が被災地に舞っている埃を地面に落として、少しは空気を良くしてくれたらと思います。
 

 

何でもそうですが、洋服は特に素材の厚いがっしりしたものが好きなので、ボタンダウンのシャツにもそういうものがあることを知って興味を持ちました。

ブルックスブラザーズのオックスフォードシャツは、とてもしっかりとした生地で作られていて、しかもメイドインUSAということで、ぜひ欲しいと思っていました。
でもずっと外人サイズの大きなものしかなく私のような小柄な人間に合うものがありませんでした。

しかし、昨年くらいからスリムフィットとというものができて、やっとオックスフォードシャツを着ることができました。

ブルックスブラザーズのシャツは胸ポケットがないものも多いですが、オックスフォードシャツはマークがない代わりに胸ポケットがちゃんとあって、ペンを差したり、手帳を入れたりすることができるので便利です。

万年筆はペンケースに入れて持ち歩けばいいのですが、書きたいと思った時にすぐ手の届くところにペンがないと嫌で、胸ポケット付きのシャツは必須条件になっています。

もうひとつシャツ選びの条件があって、それはブルーであることです。
ペン先調整などをしているとどうしてもインクを飛ばしてしまうことがあります。
白や薄い色のシャツではインクシミが目立ってしまいます。でもオックスフォードシャツのブルーはその生地の風合いも手伝って、インクシミが目立ちませんのでそういったところもお気に入りに拍車をかけています。

先日やっと2枚目を手に入れましたが、シャツをすこしずつ入れ替えて、そのうち全てを同じブルーのオックスフォードシャツにしたいと思っています。


素材が厚く丈夫であるほど、何度か着て洗濯しないと馴染んできませんが、そういったところもとても好きです。
1年の中で、仕事でも休みでも一番よく着るのはボタンダウンのシャツで、それが丈夫で好みに合っていればとても気分が良いと思っています。