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元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

海外で働く人

2020-02-22 | 実生活


近くの坂道(内容とは関係ありません)

 

ドラッグストアやコンビニなどの店員さんで日本人以外の人がいることは珍しくなくなっていますが、携帯ショップでも外国の人がいたりします。そういう人がいると、「どこから来たん?」と聞きたくなるし、「日本語すごく上手やね」と声を掛けたくて、ウズウズします。その厚かましさにおじさんになった証拠だと自分で思います。

私が若い頃、母の実家のある村に農業のアルバイトとして外国の人が来始めた。
それまで日本の大学生のアルバイトが中心だったけれど、仕事がきつて、人が確保できなくなったと聞いて何の疑問も抱かずに納得した。

でも考えてみると、日本人がきつくて避ける仕事を外国の人がなぜ、わざわざ日本まで来てしないといけなかったのか。
その人たちの国には仕事がない、あるいはあっても賃金の安いものしかなかったからだと思うけれど、言葉も通じない国に来て仕事をすることは苦労もあるだろうし、度胸も要ったはずです。

以前は農業や工場に代表されるような人に接しない仕事に就く外国人が多かったと思うけれど、最近では前述したように接客する仕事にも多くの人が就いている。

コンビニと携帯電話の仕事は若い頃私もしたことがあるけれど、どちらも実はとても複雑で、覚えないといけないことの多い難しい仕事だと思います。日本人の私でも難しいと思った仕事を言葉の違う国から来てしている人たちは本当にすごいと思う。

事情は人それぞれ違うとは思うけれど、祖国よりも日本の方が仕事があって、チャンスがあると思って出て来ている人が多いのだと思います。

野心という言葉があっているのかどうか分からないけれど、そういう気持ちの強さを持った人が来ているのだろう。

難しい歴史の話に踏み込むつもりはないけれど、ずっと以前から日本にはチャンスを求めて野心のある若者が来ていた。だからそういう人達に日本で自分の仕事を成功させた人が多いのだと思う。

資格や言葉も大切なのだと思うけれど、絶対に生き残るという気持ちの強さが一番大切なのだと思います。

日本もこのまま行けば、多くの人が仕事にあり就けない、チャンスのない国になってしまうと思います。そして、今回のウイルスの一件で思ったことは、実際に脅威が国民に迫った時、責任を放棄して、国は何もできないのだと素人目に思いました。

自分たちが、未知の国、言葉の通じない国に出て行って生きていかなければいけなくなった時に、必要なのは気持ちの強さなのだと日本で働く外国の人を見ていつも思います。


着想のメモ中身

2020-02-18 | 実生活

知識を得たいと思って本を読まない。最近の本を読む理由は、読みながら刺激を受けて、いろんなことを考えることができるからです。
次々といろんなことが頭の中を通り過ぎていくので、さっき思ったことも書き留めておかないと 何だったけ?となって思い出すのに時間がかかってしまいます。
本を読みながら、頭の中に浮かんだことをその都度メモしておくようにしたら、そういうこともなくなり、後々素材として使える。
本を読むとき以外でも、いつも傍らに置いておいて、何か思うと書き込んでいます。

着想メモと名付けた小さなM5手帳には、そら文葉のジャバラ式のカレンダーとアシュフォードの2つ折り用紙を挟んでいます。
ジャバラ式のカレンダーには、文章の締め切りだけを書いていて、この見開きのページは文章を書くためのネタ帳になっています。

折りたたみ式のリフィルが好きで、なるべくならそういうものを使いたいと思います。小さな紙面でもなるべく同じテーマは1枚にまとめたいと思いますので、1枚でも2倍、3倍のスペースが稼げる折りたたみ式に惹かれるのかもしれません。

厳格にきまったものではない、何でも書き込める緩い手帳が一番使いやすいのかもしれません。


芯を抜く

2020-02-11 | 実生活

先日仕事を抜けて、”神戸市中央区外科”で検索した病院に行きました。

鞄のポケットに筒形のペンケースを入れていて、出先で何か書きたい時すぐ取り出せるように万年筆とシャープペンシルを入れています。反対側の同じ形のポケットにはスマホが入っている。

前の夜、スマホを充電しようとして、鞄のポケットに勢いよく手を突っ込んだら、ペンケースのポケットと間違えた。そして、筒形のペンケースの蓋は開いたままになっていた。

シャープペンシルはオートマチックシャープで、先はデリケートな機構のために先を上に向けてペンケースに入れていて、親指をシャープペンシルで刺してしまった。
オートマチックシャープはチャックが押されると芯が出る仕組みになっているので、芯が親指に食い込んで、痛みに手を引いたら、シャープペンシルがぶらんとぶら下がっている状態だった。

そうやって右手の親指に3㎜ほどの0.5㎜4Bの芯が残った。

右手の親指の腹なので、何か作業をする時に気になって仕方ない。自分で取り除こうと思っても取れない。
そのうち取れるかと思って放っておいたけれど、状況は全く変わらないので思いたって病院に行った。

こんな案件で病院に行くのは子供みたいで恥ずかしいし、きっと痛いのではないかと思うと少し怖くなってきた。

待合室には大勢の人がいた。
電話で確認して「では来て下さい」と言われたので、受付で電話した者であることを告げると元気な声で「シャーペンの芯が手に刺さっている方ですね」と言われた。

問診表を書いた。
どのような治療を望むかには、"指に刺さっているシャープペンシルの芯を抜いてほしい”
裏面の具合の悪い箇所を示してくださいという人体図の右手親指に丸印をつけた。

処置室に入ると女医さんがおられた。

なぜか「すみません。子供のような理由で来てしまって。でも手先を使う仕事なので、どうしても取ってほしくて」と伝えた。

ベッドに寝かされ処置が始まると、結構痛かった。とても長く感じられたけれど、5分もかかっていなかったかもしれない。

芯は取れて、親指の腹に本当に小さな傷があった。

「すみません切って取りました」と言われた。

とても小さな異物だったけれど、それがなくなってとても晴れやかな気持ちになりました。


着想メモ

2020-02-09 | 実生活

ブログに書けるようなものになるか分からないような小さなネタや、少しずつ育てていくような企画のアイデアなどの着想を書いておくようなものがあればいいなと思っていました。
いつも傍らにあって、ひらめきなどがあればすぐにメモできるようなもの。

そういうものを手近にあるものやダイアリーに書くと散逸したり、時間の経過とともに探しにくくなってしまいます。そういうことも今まで何度も繰り返してきました。

仕事のことはバイブルサイズのシステム手帳に書いていて、それはそれは膨大な枚数になっていて、後に引けない状態ですが、自分の個人の仕事などはミニ5穴システム手帳に小さな文字で書くのが今のところ一番使いやすい。

ToDo用には、見開き1週間の定休日の水曜日を小さくした自作のダイアリーをリング径いっぱいに入れて、なるべく先のToDoや予定も書き込めるようにしています。

私たちのような、店で仕事する者は手帳ではToDoを最もよく使います。
お客様との約束や、お申し付けられて発生するToDoや、自分で気づいてやっておこうとするToDoもあります。

私の場合、このToDoに書いておかないと、いざ時間ができた時に効率良くその仕事にかかれず、無駄にメールをチェックしたり、HPを観たりすることになります。

鞄の中に入っていては意味がなく、傍らに置いておいてすぐに開いて見ることができる邪魔にならないミニ5穴の小ささは、私にとってまさに長年の課題を克服する答えでした。

店での仕事用ToDoと休日の行動記録用に今まで2冊のミニ5穴システム手帳を使ってきましたが、着想を書いて少しずつ膨らませるために、毎週1回は締め切りが必ずある原稿のネタを書くための手帳をもう1冊増やしました。

原稿は小さなミニ5穴に書けないので、A5ルーズリーフに書いているけれど、締め切りの予定だけをジャバラ式のカレンダーに書いて、少しは計画的に書けるように、いつも休日の夜原稿の締め切りに追われているので、そうならないようにしたいと思いました。

ペン習字も原稿も手帳も同じで、結局書くこと自体が好きだから、こうやって何冊もの手帳を使い分けるのかもしれないけれど、手帳を書くことで自分の仕事が良くなるといまだに信じています。


天邪鬼な言い分

2020-02-02 | 実生活

私は天邪鬼だから、皆がマスクをしていたらしたくないと思う。

そして、専門的なことは知らないけれど、本当に効果があるのかと思ってしまう。それがエチケットだからと言う知事もいて、やはり気休めでしかないのだと自分の都合の良いように解釈している。

毎日あんなにたくさんの人が中国から日本に来ていて、たくさんの人が中国に行っているのに、日本で感染している人があれだけしかいないのは、たいしたことはないのではないかと思ってしまう。

中国の風邪よりも怖いのは、報道の威力だと思ってしまう。そしてその報道に煽られる群集心理だと思っている。

10年ほど前の新型インフルエンザにまつわる報道を思い出します。

その風邪に神戸が侵されているような、神戸に足を踏み入れたらその病気に感染するようにとれる報道がされて、神戸から人が消えたことは忘れられない。
電車の中などで皆がマスクをしていて、少し咳やくしゃみをする人がいたら、皆すごい目で見ていた。

今から考えたら変な報道で、笑い話みたいだけど、サービス業として笑えない。修学旅行シーズンということもあり、神戸に来ることを取りやめた学校もたくさんあり、つぶれたホテルもありました。

余談だけど、神戸から人が消えた日、南京町のいつも行列ができている豚まん屋さんは改装工事を始めていた。売れている店は、ツキも味方しているのかと思いました。

それだけ報道というのは力を持っていると思う。

それは差別を生み、ひとつの街を壊滅させる力を持っている。

SNSの情報もその報道と同じように思う人もいるから、情報によって人を煽動する力は強くなっているのかもしれない。

たくさんの情報が交錯する時代にあって、自分の見たことだけを真実だと思って、自分の感じたように行動することは勇気のいることだけど、その必要があるのだと思いました。


アメリカのもの

2020-01-21 | 実生活

アメリカの政治は好きではないけれど、アメリカの素朴なモノはとても好きでどうしても惹かれてしまいます。

細部が雑なものが多いのかもしれないけれど、素材を厚く使った丈夫なもの、使い込んでボロボロになっても何かサマになるもの。そういったものがアメリカのモノには多いと思っています。

きっと自分に足りない骨太さのようなものを補いたいと思って、私はアメリカのものを身の回りに置いているのかもしれない。

当店の本当に近く真南のモトコーの中に、「590&Co.(コクエンアンドコー)」という鉛筆専門店があります。

鉛筆にまつわるもの、キャップ、消しゴム、削り、ペンケースなどを中心に世界中の様々なものを揃えているお店で、行くたびに発見があって、店主の遊び心、センスが溢れている本当に面白いお店です。

その590&Co.さんで買ったペンケースをとても気に入っています。

ペンケースではなく、ツールケースという商品名でしたが、これに気に入っているペンを詰め込んで持ち歩くのがとても楽しいし、このモノの佇まいがとても気に入っています。

以前はフィルソンのバックを、最近は神戸ペンショーで見つけたフィルソンバックにヒントを得て作ったインダストリアさんのバックを使っているけれど、これに入れて持ち歩くことが嬉しくて仕方ない。

590&Co.さんは、木曜日、金曜日は18時~22時、土曜日、日曜日が13時~19時という変則的な営業時間ですので、お気をつけ下さい。サトナカやアールティーズのカレー屋さん、中華の大家好さんとともに、当店に来られた時には一緒に行っていただけたら、お休みがより楽しくなるのではないかと思います。


年末年始休暇

2020-01-05 | 実生活

 

この店を始めてから、人並みの年末年始を過ごしたいと思って、29日から5日くらいまでの1週間以上の休業日を設けていました。
年末年始に店を訪ねたいというお客様の声もありましたが、お正月だからと許してもらっていました。

でもよく考えると、私はサービス業で人が休んでいる時に仕事をする仕事だった。

やむを得ぬ事情で今年は早めに開けたけれど、それに気付くことができました。

開けようと思って調べてみると、私たちが扱っているような生活に必要のないものを扱っているお店の中でも、クリスマス直後に閉めて2日か3日くらいの早めに開けている店がいくつもあることが分かりました。

今までそうではなかったので、今年からの流れだと思います。

たしかに生活必需品以外の購買意欲は年末は下がっているような気がします。そして、私たちが扱っているようなものは年始の方が目を向けられやすいような気がしますので、そのお店の開け方に大いに共感しました。どうせ開けるのなら効率良く、求められている時に開ける方がいい。

大晦日から正月にかけて奈良でゆっくりしていました。

たまに街や初詣に出掛けたけれど、ホテルの部屋でじっとして、ひたすらミニ5穴システム手帳のリフィルに線を引いて、スタンプを押して、自分だけのオリジナルダイアリーを作っていました。年末年始の休みはこれをしようとだいぶ前から考えていました。

自分の生活サイクルに合った、ミニ5穴用のToDoの管理とメモの保管のやり方を思いついていて、その使い方に合ったダイアリーです。

自分のやり方と言ってもシンプルなもので、ダイアリーは定休日である水曜日欄を極端に小さくして、他の日のスペースをなるべく大きく取った見開き1週間です。

昨年はシャープペンシルでこういうものを書いていたけれど、今年は万年筆で書きたいと思いましたので、書き味が良いオリジナルのリスシオワンリフィルを使いました。
リスシオワンリフィルは、4㎜方眼罫なので手帳に書く文字の大きさに合っていてそういうところも気に入っています。

罫線はカラーのシャープ芯を使って、慎重にスタンプを押す。なかなか時間のかかる作業ですが、私にとって一番楽しい作業です。

 

 


ラマシオンの時計

2019-12-10 | 実生活

 

ラマシオンのハンドメイド時計のイベントを開催していました。

万年筆以上に、時計を買ってもらうのは本当に難しいとラマシオンの吉村さんに来てもらうたびに思います。

万年筆を普通の人は1本持っていたら充分だけど、書くことを趣味としている人はいろんなペンを持ってみたいと思うから何本も持つことができている。

靴も、私は趣味と言えるほどではないけれど、好きなのでいろんなものを履きたいと思います。

趣味として凝っていて変わったものが欲しいと思わない限り、万年筆も靴も一般的に良いと言われているもの、定番の中で自分の好みに合ったものをまず選ぼうとする。

時計も同じで、セイコー、ロレックス、オメガなど、まず定番の誰もが知っているもの毎日使う時計として選ぶのかもしれませんし、最近はアップルウォッチという、機械式時計には脅威となるものが現れていて、これを愛用している人に時計を勧めるのは難しい。

そういった状況の中で、ラマシオンの時計の価値というのは何だろうと考えます。

齢をとると一目でどこかのメーカーだと明らかに分かるものは避けるようになります。

できれば誰にも分からない、知らないものをつけたい。

そして例えば、バス停のベンチに座った時に隣に座った人が同じ時計をつけていたら、とても恥ずかしくていたたまれなくなります。

量産されているものならそういうことが普通に起こる。

ラマシオンの時計は、ムーブメントはシチズンミヨタ製で、正確で、修理も吉村さんが対応してくれるので、時計を見ながら生活している私のような人間でも安心して使うことができます。

ミヨタは、長野県御代田町を発祥とするムーブメント製造部門で、幼い日の思い出が多い佐久の近くということで親近感を感じています。それだけで悪いものではないと思っている。

時計作家の吉村さんがその時得たインスピレーションに従ってひとつひとつ作られていますので、同じものがたくさん存在しません。

冗談ばかり言っている吉村さんが、ラマシオンの時計について真剣にお客様に語りかけているのを聞きました。
ある時ふと見上げたらとてもきれいな夕焼けだった。そんな時何時だろうと見る時計であってほしい。
ラマシオンの時計は、普段の生活を特別なものに演出してくれるために存在しています。


銀座見物

2019-11-16 | 実生活

 

今年は出かけることが多かった。それはきっと自分で出掛けて行きたい思ったから、そういうスケジュールを組んでいたような気がします。

先日連休にして、銀座、日本橋あたりを巡ってきました。
伊東屋さんで開催されているシステム手帳サロンを見たいという、趣味とも、仕事とも言えない旅を妻としていた。

夏に日本橋にできた誠品書店さんを見るというのも目的のひとつでした。

先月の台湾出張で誠品書店さんの何店舗かを見て、日本のお店のいくつかと誠品書店さんと似ていることが分かりショックを受けた。

様々な言い方、考え方はあるし、参考にすることは悪いことではないけれど、それがもし表面だけ真似たようなものだったら、本家がやってきた時に恥ずかしい思いをする。お客様もがっかりしてしまうかもしれません。

私が若かった時は、情報もなかったので、海外で流行っている店の真似をしてもそれなりに形になったかもしれないけれど、情報が早く、広く伝わる今はよりオリジナリティが必要な気がします。

最近の商業施設の似たり寄ったり感もひどいと思っています。

入っているお店がどこも同じで、自分が見て回ったのがどこの街だったのか分からなくなっいます。
勢いがあるお店がどんどん出店して、どこにでも存在するようになっているのだと思うけれど。

東京に行くとたいてい伊東屋さんに行きますが、今回の旅の目的もシステム手帳サロンに行くことでしたので、銀座の二軒の伊東屋さんを時間をかけてゆっくり見てきました。
文房具が好きなのでやはりこの店が一番楽しい。

お店の方が声を掛けてくれて、お会いした環境があまりにも違っていたのでその時は思い出せなかったけれど、東京ペンショーでお世話になったことを後で思い出した。ちゃんとお礼を言いたかった。

いろんな店を見て回りながら、自分の店について考えている。当店には当店の特長がきっとあって、伊東屋さんと同じことはできないし、やってはいけないことは分かります。

店作りとは、どこかのお店を表面だけ真似するのではなく、店とは毎日の営業の中で、自分の心から湧き出てきたものを形にするという、なかなか形にできないような言葉を持って帰ってきました。


文具の小ネタ ~折りたたんだページ~

2019-11-11 | 実生活

 

2つ折り、3つ折りなどの折りたたんだ手帳やノートのページに惹かれます。

本来のサイズの倍以上のサイズで書けたり、見ることができたりするのは、例えば老眼で小さな文字が読みにくくなってきた私たちの世代には有難いと思うし、3つ折り以上だと蛇腹に畳んだり、巻き込むように畳んだページをどのようにレイアウトして使うか考えるのも楽しい。

ミニ5穴とバイブルサイズシステム手帳もルーズリーフもなるべく2つ折りや3つ折りを使いたい。内容が長くなった時に何枚にもまたがらないのがいいので、1つのプロジェクトのことを1枚にまとめたり、文章を書く時にも重宝していますし、メモ書きにも使います。

システム手帳デザイナー智文堂のかなじともこさんもダイアリー(カレンダー)はバイブルサイズが3つ折り、ミニ5穴が4つ折りのものを作っている。これは一覧性において大変有利だと思うし、ページが広がることを喜ぶ手帳好きの心を突いた仕様だと思っています。

これは禁断だったのかもしれないけれど、オリジナル正方形ダイアリーをバイブルサイズのシステム手帳に挟めるくらいの幅に中身を折りたたんで表紙をカットしてみました。

左側ページのPlan,Memoの右側の線に沿って折ると使いやすいような気がしました。

正方形ダイアリーはその紙面の大きさが特徴ではあるけれど、他の手帳と合わせて持ち運ぶときには難しい。こういう使い方もできるのではないでしょうか、というご提案でした。

万年筆店のダイアリーとしてお恥ずかしい話ですが、正方形ダイアリーの用紙を昨年から変更していて、乾きが早くて使いやすくなったとは思いますが、インク出の多い万年筆だと少し線が太くなってしまったり、インクによっては少し裏抜けするものもあります。

私はシャープペンシルで書いているけれど、気になる方は国産細字の万年筆をお使いいただいた方がよろしいかと思います。太目の万年筆でしたら、ペリカンブルーブラクなどの古典インク系、ペリカンロイヤルブルーなどでしたら気になるほどではありませんでした。

しかし、より良いものを作りたいと思っています。2021年分からは課題として改善するつもりです。