ラミー2000に次ぐペンとして、1970年代に作られたペン。
当時流行の細身のシリンダー型ボディはこの手のものが少なくなってしまった現在、かえって新鮮な印象を受けます。
システム手帳など手帳のペンホルダーに差しておくのに最適なサイズです。
とても大型で最新の機械が揃う大和出版印刷の工場の中に真っ黒な鉄の塊といった感じの活版印刷機があります。今ではあまり使われることがなくなってしまいましたし、震災のあった神戸では特に活字がバラバラになってしまい、工場の再建を諦めた古くからの印刷工場が多いと印刷業の方から以前聞いたことがありました。そんな活版印刷ができるこの会社は貴重な存在です。全てが均一で乱れのないオフセット印刷は確かに美しくスマートですが、活版印刷はオフセット印刷にはない、勢いと温かみのある印刷をすることができます。大和出版印刷が先日発表した限定生産の万年筆ノートはこの活版印刷で罫線を印刷しています。横一直線だけのノートの罫線くらいわざわざ活版印刷にしなくてもいいようなものですが、そういうちょっとしたことにもこだわり抜いて、ひとつの形になっているところにこのノートの価値があります。限定200冊分だけに使用されているバカスという紙の書き味もなかなか見ものですし、プロの中のプロと言われている甲南前田製本の前田氏が手掛けた装丁も美しく仕上がってくると思います。 先日の朝日新聞の記事は、多くの方が読まれていて当店にもたくさんの問い合わせとノートの予約をいただいています。大和出版印刷にも当然、多くの問い合わせがあり、ノートを販売する楽天内のサイトfromkobe(http://www.rakuten.co.jp/fromkobe/index.html)も好調な売れ行きのようです。もしどうしても手に入れたいと思われている方がおられましたら、fromkobeで申し込むか、ル・ボナーさんや当店で予約されることをおすすめします。
ブックマークにanother parsonさんのできたてのブログ追加しました。http://anotherperson761061.blog42.fc2.com/
ずっと以前からル・ボナーの松本さんの革製品を扱いたいと思っていましたし、その意向もお伝えしていました。私の退職、独立でそれが今まで延びてしまいましたが、やっと実現しました。
フラソリティーバイ ル・ボナーのバック四型を当店でも展示しています。
ポーチ(29,400円)は平らな状態でショルダーバックにもなり、ギボシを留めるとコロンとしたセカンドバックらしい形にもなります。もちろん平らな状態で小脇に抱えるスタイルでも使え、私はその使い方がなかなかおしゃれだと思っています。
ブリーフケース(47,250円)もギボシを留めるとコロンとしたボストンバッグ風になり、女性の方にも使いやすい形になります。日常、一番活躍の場面があるのは、このブリーフケースですね。
とにかくいつも荷物が多いと言う方には、トートバック(48,300円)がおすすめです。このトートバッグはほとんどのものが開いた口がふさがらない状態なのに対して、口にファスナーがついていて、口にチャックしてくれます。ストラップも附いていて、肩に掛けることもこともできますし、ギボシを留めて底を作ることもできます。
ボストンバッグ(69,300円)は、松本さん(http://www.kabanya.net/weblog/)のブログでも書かれていましたが、平らにするとスーツを納めることができ、ガーメントバッグにも使うことができます。私はこのバッグに荷物をたくさん詰め込んで、車のトランクに放り込んで旅に出たいと思いました。
フラソリティ バイ ル・ボナーの鞄はミネルバボックスという革を使っていて、この革は水拭きして、乾いた後乾いた布で磨くことによって光沢を出すことができ、表情を自分で作り出すことができます。持って自分仕様にすることで、愛着もより一層強くなる鞄。革にこだわりの強い鞄職人が提案する、ブランドもののバックと対極にある、良質な物の価値の分かる人の鞄だと思います。