先週の土曜日は、クーカルのダイニング、日高シェフのランチです。
日高シェフは山中湖でいただいたので、また、参加することにしました。
ダイニングでのランチははじめて。
メニュー
・蕪の温かいスープに日本最古のチーズ蘇を浮かべ
香ばしく焼いたレンコンのニョッキにカリカリのパンチェッタ
・ゆっくりと低温でコンフィにし、香ばしく焼き上げた「吉野アマゴ」わさび菜の ピュレにマントヴァ風ソースを添えて
・大和肉鶏の自家製ソーセージと大和野菜のスパゲッティーニ
・葛城山合鴨のロースト 地元野菜の菜園風サラダを添えて
・3種類の完熟柿と宇陀黒大豆 黒糖のジェラートにパンナコッタを添えて
以上です。
それにしても、奈良県産の食材ばかり。すごいです。全部で14種類使われてるそうです。
こんなに奈良県の食材使われたのは、日高シェフぐらいじゃないでしょうか。
この日で8回目ですが、驚きで、楽しみ。どんな風にお料理されるんでしょう。
トップの蕪のスープ、面白い!蘇もミルキーで楽しい。レンコンは和食のレンコン饅頭より、もう少し軟らかく、レンコンの食感を残してあります。
仕上げに、レモンオイルがかかってます。爽やか~
アマゴのお料理、わさび菜のピュレが蓼酢のイメージ。ほろ苦さと青汁風があまごによくあいます。
大和肉鶏のパスタ。この日イチオシメニュー。素晴らしい香りのハーモニー。
肉鶏のソーセージがたっぷり入ってて、セージ、ローズマリーがよく効いてます。
隠し香りにシナモンとクローブ、ほんの少し入れてるそうです。そうすることによって香りに奥深さが出るんですね。流石!
お野菜は、お肉に負けない宇陀金ごぼう、あと結崎ねぶか、大和マナが一緒に和えてあり、なんとも素晴らしいパスタ。これぞ「大和のパスタ」
鴨のお料理は鴨にコリアンダー、クミン、ハーブを効かせてローストしてあります。これも香り豊かな一品。サラダには千筋水菜と炒めた片平あかね、飛鳥ルビーが軽くビネガーで和えてあります。鴨はコリアンダー、クミンに負けないしっかりした味。こんなに良く合うとは・・・
最後のデザート。柿・柿・柿。熟し、フレッシュ、干し柿、これで参ったかっといった感じでした。黒糖のジェラードがあまさを引き立てます。
黒豆がちょっと早いお正月のようで楽しい。
とにかく、どのお料理も奈良のこの食材じゃなくては作れない、そんな感じのしたお料理でした。食材たちも喜んでることでしょう。
日高シェフ、最高のお料理でした。
奈良県民を代表して、御礼申し上げます!!