週末、久しぶりに出かけました。
和歌山まで!この季節、そろそろ桃も出てくるころだし、以前から行ってみたかったレストラン、オテルドヨシノに是非!
予約の電話は数日前でしたが、運よくお席が取れてよかったです。
こちらのお店には以前アコルドゥでサービス、ソムリエをされてた女性もいらして、お目にかかるのも楽しみでした。
ビルの12階で眺めもいいです。
店内は国立競技場の設計でも有名なザハさんのデザインのアクリルオブジェやテーブル。奥のテーブルはわかりにくいですがオレンジ色。三角の模様の透かしが入ってます。面白い!虹色のアクリル椅子も、まるで、ポールスミスのストライプのようです。
私たちのテーブルは普通です
さて、お料理、折角なので、スペシャルなランチコースをお願いしました。
まず、アミューズ
チーズ入りのプティシュー
そば粉のガレット アジのマリネ
サクサクのガレットにカリフラワーのクリーム、アジのマリネとシブレットの花、爽やかなレモン風味、酸味もあり、初夏らしいスタートです。
太田養鶏場の紀州鴨のコンソメ
なんて濃厚なスープなんでしょう!炙った鴨の背肉とトリュフが入ってます。香ばしい鴨の香りがたまりません!コラーゲンも一杯って感じ。胡椒が効いてて、スパイシー。久しぶりの本格的なコンソメ
パン
自家製パン。香ばしく、しっかりとして美味しい。
フランス産仔牛とフォアグラのパテアンクルート
たまらなく美味。ピスタチオのカリカリがアクセントで胡椒も。手前はプルーンと赤ワインのソース。奥はお野菜の自家製ピクルス
しっかりとボリュームがあります。
本当はこちらのカキのお料理が本道です。
湯浅産天然岩ガキ 柑橘と白ワインのジュレと共に、というお題です。
私は生ガキがどうも苦手で・・・。ソースだけお味見。白ワインが良く効いてました。きっとカキに合うんだろうなぁ・・っと。
それにしても、巨大です。10センチ以上はありそう。。
和歌山産イトヨリのパイ包み
美しいお皿です。エビも和歌山産です。チュイルはホタテの身。向こう側にはハーブのサラダ。
パイの中はお魚と、ホタテのムース。イタリアンパセリを細かく刻んで入ってます。ソースはオーソドックスなアメリケーヌ。王道のお料理。美味しいなぁ。。重いけど、こういうお料理好きです。
お肉用のナイフが用意されます
ラギオールなんですが、蛍光ペンのようで、びっくりしました。全6色あるそうです。
フランスシストロン産仔羊の背肉のロースト
軽いローズマリーの香り。ソースはオレガノ風味。お肉、風味よく美味しい!癖がなくミルキー。付け合わせは、花のついた可愛らしいズッキーニ、豆、仔羊のチョリソー。これがスパイシー!ズッキーニの花の中には細かく切ったラタトュイユが入ってます。
お腹いっぱいです。
お口直し
ミルクのアイスクリーム。ほとんど糖分が入ってないようです。和歌山の牛のミルクだそうです。ほんのり自然の甘さ
善兵衛農園のびわ「涼風」のコンポジション 山椒のムラング
この泡の下にビワの実が入ってます。ビワの種で杏仁風味のアイスクリーム。一緒にいただくとビワの風味満載です。山椒がほんのり香るメレンゲのスティックがアクセントに。素敵なデザートです。
食後の飲み物と小菓子
私はダージリン、お菓子はピスタチオのケーキに木苺、ラズベリーのマカロン、カヌレ
カヌレ、絶品!かなり外側がしっかりと焼かれてて香ばしく、ちょっとプリンのカラメルのようです。ラム酒も効いてて、こういうカヌレは初めてかも。大きさもちょうどいいし。お土産に買いたいぐらいです。
最後の小菓子もしっかりいただいて、お腹いっぱい!
ホールを仕切るHさん、アコルドゥ時代に比べて、素晴らしく成長され、凛々しかったです。こういう志の高い方を見てると、嬉しいですね。後輩への指導も欠かさず、感心するばかり。お料理に合わせて、選んでくださったワインもとっても美味しかったみたい。ソムリエですから。すごいね!これからもどんどん頑張って欲しいです。
手島シェフはアコルドゥのオープニングレセプションでお見掛けしただけで、今回初めてお話しました。お人柄がお料理によく表れてると思いました。
遠くまで来たかいがありました!
途中の紀ノ川の道の駅で桃も沢山購入できたし、満足満足!
今日は今月のお教室メニューの試作撮影も。大好きなメニューですが、10年前のです。ちょっとリメイク!
これから大雨かしら。。皆様もお気をつけてくださいね