膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

2020.6月お教室メニュー

2020-06-25 22:41:16 | 料理教室

今週初めからお教室が始まってます。

今月は一回のお教室の人数を少なくし、マスク着用、なるべく私がお料理をして、見ていただく、という感じで始めました。
寂しいかなぁ・・っと心配しましたが、お料理も落ち着いて作れるし、ご参加の方々にはゆっくりとみていただけ、こういう感じも悪くないなぁ・・っと思っています。

さて、今月のお料理。

香り豊かな初夏のメニューです。

今が旬の大和トウキの葉や奈良漬を使ったディップ

     

久しぶりのトウキの登場。独特のセロリのような香りは、奈良漬ともよく合います。トウキ葉は曽爾村産。

サーモンタルタルサラダ

     

スクエアのセルクルもどきで作ってます。すぐそこにある食材でもご馳走風に。オレンジオリーブオイルとディルの香りがサーモンによく合います。お気に入り!
ディルは寺田農園さん
お教室では曽爾村のナスタチウムの葉、お花も飾ります。ワサビ風味がいい感じ。

玄米リゾット

     

葛城の西川さんの無農薬有機栽培米の玄米で作ります。時間がたっても美味しくいただけるのが玄米の良さです。香り豊かな一品。

スープはグリーンカレー風味のスープ。
辛くなく、子供もお年寄りもいただけます。香りだけがグリーンカレー。お野菜もたっぷりでボリュームのあるスープ。

メインは大和丸ナス、トマトを使ったバーガー風。
大和丸ナスもトマトも大和郡山産。どちらも美味しい!
付け合わせはやはり曽爾村産のミックスベビーリーフ。これが秀逸。

デザートはオレンジ風味の米粉スポンジにギリシャヨーグルトと自家製八朔ジャムを添えます。

クリアのスタンドも用意してお待ちしてます!

明日からまた連日お教室。久しぶりにお会いできるのが嬉しい。。

 


ANDO HOTEL 奈良若草山 お食事

2020-06-12 22:55:48 | 食道楽ランキング

ANDO HOTELのお食事です。
この日は特別に夜のメニューを出してくださいました。ちなみに、お昼は4000円、6000円、8000円、夜は12000円、15000円。12000円のコースをいただきました。

メニューです

      

先ず、お出汁

      

一口いただいてから、スポイトで新生姜オイルを落として下さって、いただきます。ほんのりと新生姜の香り。温かい飲み物から始まるのも良いですね。

先付け  胡麻豆腐

      

大きな器に氷が一杯。アジサイが美しい。色も何種類かあり、楽しいです。6月ですので、水無月風に。小豆も添えて、ウニとエビ。

前菜  倭鴨ロース、甘長唐辛子と丸ズッキーニ揚げ浸し 鯵棒寿司 無花果クリームチーズ  玉蜀黍豆腐

     

それぞれ風味豊かなお料理です。イチジクと合わせてるのは、吉野のクリームチーズだそうです。吉野・・・どうもピンとこないのですが、このクリームチーズが美味しい。久しぶりの鯵の棒寿司も。玉蜀黍も濃厚。

椀  鱧 丸ナス

     

季節の鱧です。身がしっかりとしてます。丸茄子は実が詰まって美味しい。ジュンサイがいっぱいでうれしいです。今季初のジュンサイ。

造り   皮剥 間八 大トロ

    

スモークもくもくです。ガラスの蓋を取ると

    

網の下の竹の入れ物にドライアイスが。。きれいなお造りです。可愛いマイクロきゅうり。甘味があるのでびっくりです。間八が美味しかったなぁ。。カワハギは肝のたれでいただきます。

焼き物 天魚塩焼き

    

このプレートが面白い。運ばれてくるとき、香りと共にやってきます。なんとお茶の香り!プレートの左上に黒い熱い小石の上に炭、その上に緑茶の茶葉が。熱でとても良い香り。緑の香りと天魚。天然天魚は小ぶりで頭から全部食べられました。これぐらいの天魚が美味しい。右上の器には鮑とハマグリの出汁の泡。からすみもふってあります。

揚げ物 奈良産野菜の天ぷら

    

紫玉ねぎやエリンギ等、お野菜色々で熱々はやっぱり美味しい。スダチや山椒塩、生七味でいただきます。

肉料理  奈良大和牛 雲丹出汁しゃぶしゃぶ

    

コンロが旅館という感じ。豆乳にウニが溶かしてあります。濃厚で味も濃いです。麺は奈良県産ヒノヒカリのお米の麺。グルテンフリー。濃いしゃぶしゃぶです。

ご飯  大和肉鶏炊き込みご飯 赤だし 香の物

    

    

釜めし風のご飯です。赤だし、美味しい。しっかりとご飯がよそってありましたが、完食したのでお腹いっぱい!

甘味  奈良産ブドウコンフィチュール

    

葡萄のソースをかけます

    

葡萄のコンフィチュールに柑橘のシャーベット、ジュレと飴細工も。上の白い球体はメレンゲで作られ上の部分を取ると白あんとブドウが。凝ったデザートです。最後まで趣向が凝らしてあります。

奈良県産の食材が豊富に使ってあり、楽しかったです。季節ごとの食材が楽しめそうですね。
美しい緑の景色を眺めながらのお食事はホントに贅沢。春には桜、秋には紅葉が楽しめるのでしょうね。そして、夕方には美しい夕日が。
非日常を味わえる素敵な空間です。

奈良県民でもたまにはほっと一息、伺いたいですね。

この日は叔父様叔母様も一緒で、昔の懐かしいお話も出来て、楽しいひと時でした。
お誘いくださってありがとうございました。

 

 


ANDO HOTEL 奈良若草山

2020-06-12 17:50:22 | 食道楽ランキング

先日、京都のはとこ(キエフ)のお誘いで奈良の若草山ドライブウェイ沿い(昔の三笠温泉)にリニューアルオープンしたANDOHOTEL(アンドホテル)に伺いました。
このホテル、以前は遊景の宿平城という旅館でした。この春、日本料理オーベルジュとしてリニューアルオープンされました。はとこのご主人がこのリニューアルに関わってらっしゃるので、その関係で伺うことができました。

まず、若草山ドライブウェイを若草山の頂上まで行ってみました。奈良に住んで35年ほどになりますが、初めて!
一段目の頂上まではハイキングで下から登ったことはあるのですが、一番上は初めてです。

素晴らしい眺めでした

     

県庁もよく見える。

     

人も誰もいなくて静か・・。

頂上には古墳があります

     

鹿たちものんびりと

     

下界の鹿よりのんびりしてるような気がする。。

ゆっくりと見学出来てホントに良かった。雨も降らず。

早速ホテルへ

     

大きな暖簾がかかってます。

入るとロビーがあります

    

    

緑が美しいです。

ダイニング「テラス若草山」がこの奥に

間にはこのようなカウンター

    

眺めの良いカウンターなんです。夜は夜景を見ながらお酒も楽しめるのかな・・

ダイイング

   

広々と空間を使ってテーブルセッティングがされています。
この窓側で皆さんとお食事しました。
緑がホントに美しく、東大寺や興福寺の五重塔、県庁と眺めがいいです。西の山々も。夕日がとても美しいそうです。夕日がウリ!どのお部屋からも夕日が美しく見えるそうです。

お食事の後、お部屋を見学させていただきました。ここでは、先にお部屋をご紹介

   

最上階にはスイートルームがあります。窓が広いのでながめが抜群。
このソファーの右側にベットがあります。
こんな景色が楽しめますよ

   

旧少年刑務所。こちらの建物は星野リゾートがホテルをされます。趣のある良い建物

東大寺

   

お部屋の外にはバルコニーになっていて、ソファーとコンロ?があります

   

この写真の左側には露天風呂があります。仕切られてますが、この景色を眺めながらお風呂に入れます。

普通のお部屋はこちら

   

広々と48㎡ほどだと思います。

貸切露天風呂は先ほどの最上階に3つほどあり、予約制でゆっくりと入れるそうです。一番下の階には大浴場も。

とにかく奈良の素晴らしい景色を独り占めできる!そんな場所です。
奈良県民も泊まりたくなりますね。若草山ドライブウェイも緑が美しく桜の木が多くて、春や秋はそれはそれは美しいことだと思います。

次はお料理の紹介をします。

つづく

 

 

 

   


6月のアコルドゥ レストラン事始め

2020-06-08 22:46:44 | 食道楽ランキング

長い自粛生活にすっかり慣れ親しんでる私。
けっこうおうち時間も楽しく、といっても特別何かに挑戦してたわけでもありませんが。
まぁ、グルテン、カゼインフリー生活の夫が食べられるものを考える、米粉ケーキとか(スポンジケーキは6台焼きました)、そうそう、糠漬けも始めたり、ちょっと手の込んだお料理も作ってみたり。。
ほんとはもっと色々出来るんじゃないかと思ってたのに、意外とだらだら。。

そうこうしているうちに、緊急事態宣言も解除になり、街は通常の生活に戻りつつあります。といっても今までと一緒ではないけど。スーパーのチラシも入るし。チラシみると、その日に行きたくなるし、混んでるし、とやっぱり気持ち悪い。。
でも、いつまでも誰にも合わない、こもり状態もよくないだろうし、ということで、レストラン事始め。

やはり、事始めはこのお店からです。
いつものアコルドゥ。ランチに伺いました。まだ、間近でも予約が取れるので嬉しいです。

久しぶりで写真も調子が、、お店の画像もないし。

先ずはお待合で柿の葉茶にレモングラスにミント。冷たくすっきり

      

お庭の緑が美しい。。

ダイニングに移動。

1皿目

      

また、訳のわからないお題が。

     

お料理は初夏を感じる香りとともに登場。こんな美しいお料理が大和トウキの香りと共に現れました!
実は、まだこのメニューは始まってなく、夏のメニューをいち早く出してくださいました。初登場だそうです。
ありがたく、嬉しい!
アコルドゥから見えるいつもの三笠山。緑の美しい季節。ほうれん草で色付けされたメレンゲのサクサクは三つ重なって、中には下北山村から届いた鮎のリエット。ほろ苦くコクがあり、柿酢を使ったマヨネーズがほんの少し忍ばせてあります。その酸味がアクセントに。トウキの香り、セロリのスプラウトの風味、鮎、と苦みと香りが素敵なお料理。
好きだなぁ~

2皿目

    

    

鰹のたたきのようなお料理。炙った鰹にビーツ、紫キャベツのちょっと酸が効いたソース。山葵のジェラート、鰹の下にはキュウリやエシャロットを細かく刻んだタルタル風の物。色々ハーブに古代ひしおバターが塗られチュイルのようになったパン。この赤いソースと鰹、ワサビの香りが何とも爽やかで、鰹の脂も美味しくいただけます。

3皿目

    

           

スナップエンドウの摺り流し?というか、ピュレ状に。アボカドの崩した実の上に半生のエビ。豆のスプラウトも。緑の香りが濃厚。アボカド、海老のねっとりが美味しい。一緒に緑のソルベ、アニスリキュールが入ってるそうです。とレモンの風味の泡ソースもさっぱりと美味。

4皿目

   

大鉄砲は大豆の名前。昔はこの大豆を作ってたそうです。奈良食べる通信でこの大豆で作ったお豆腐をいただきました。

   

ヤングコーンのベニエ(フリット)に大鉄砲のお豆腐をペーストにしたようなソースを。トリュフ塩も添えられてます。サクサク、熱々で美味しい。

5皿目

   

   

久しぶりに頂くパスタ麺。ルッコラベースのソースで和えてます。モッツァレラチーズ、ブラックオリーブの粉が添えられてます。冷たいパスタ、つるつると美味しい。ちなみに夫はグルテンが食べられないのでグルテンフリー用のパスタでした。モッツアレッラがグミのような食感だった。

6皿目

    

    

エルダーの花の香りの泡、赤目というお魚のグリル。お魚の下には丸ナスを焼いて細かくしたものが敷かれてます。上には玉ねぎをとろとろに炒めたものとレモンピールの千切り。スプラウトにエルダーフラワー。
お魚はちょっとスズキのような感じの香り。身はしっかりぷっくり。丸ナスがソース?になってるのが変わってる。レモンピールがアクセントに。

7皿目

   

   

ばあく豚のお料理。下には葛城のお米(西川さんかな??)とトウモロコシのリゾット。リンゴのゼリーの角切りがパラパラ。お肉は低温調理でまるで生の様。リンゴのゼリーが爽やかさとほんのり甘味を添えてます。

デザート

    

    

アーモンドプードルと卵白で作られたフィナンシェ、桂花陳酒でコンポートにしたビワ、杏仁風味のジェラート。フィナンシェはまるでババのような感じに。杏仁ジェラートも大好き。

食後のお茶

    

珍しく月ヶ瀬のほうじ茶に月光です。
苺のマカロンと

    

    

このほうじ茶が上品な香りで緑茶とほうじ茶のあいの子みたいで。強すぎずほんとに美味しい。これは購入しなくては!
普段に毎日いただくほうじ茶ではなく、とっておきのほうじ茶になりそうです。

お客様は2人連れ3組、お一人男性2組でした。お席の間隔が広いのでよかったです。

 

久しぶりのレストラン。心が解き放たれました。

アコルドゥでは、6月16日から8月下旬まで富雄時代のランチがいただけます。ディナーは7月から。懐かしいなぁ~
アコルドゥ12周年で富雄時代からのお客様へのプレゼントなのかな。。

私も6月下旬からぼちぼちゆるゆるとお教室です。今月は一日の人数をすごく減らして募集しましたので、レストランのようにできるかな??