先日、何年振り?かで東生駒のコムニコに伺いました。
店内の雰囲気も少し変わり、スタッフも以前より増えて、充実されてきてます。
玄関横から少し中が見えます。
お昼間だけどランプがいい感じです。
この日のメニューです。
アミューズ
パリパリのケース(米粉で作られてるのかも、)に人参のムース、ボタンエビのタルタルに八朔の実、キャビアです。
ボタンエビのねっとりに、八朔の苦み、キャビアの塩味がバランスよく、好きな風味。嬉しい~
冷たい前菜
黒米のサラダが一番下に。ケイパーやエシャロット、アンチョビが混ざり合い、酸味も。上に軽く薫香をまとった鰹、真っ赤なビーツの薄切りがふんわりと数枚。オキザリスがあしらわれてます。このビーツの仕掛けが素敵なんです。
火を通して、薄くスライスされて、さらに発酵ビーツのジュースでマリネされてます。ビーツの土の香りに発酵の酸味と旨味が加わり、鰹とも相性良く、大好きな一皿。黒米の食感も楽しいし、色で統一されてるところも好きです。
温かい前菜
ホワイトアスパラガスのグラタンです。ストウブのココット鍋にて供されます。新玉ねぎのピュレが入ってるからかな、ソースに甘味があります。上にはラッテ高松のカマンベールと吉田牧場のコダカだったかな?がのせられてます。
ふきのとうも入っていて、香りが良いですね。ホワイトアスパラガスとふきのとうの苦みも少しあり、大人のグラタンです。熱々で香り良く、美味。
パスタ
三輪のパスタ製法で作られた麺。冷製のパスタです。発酵ブロッコリーにライムのドレッシング、桜エビのフリット、パクチーいっぱい!ライムの実の角切りもコロコロと。ちょっとエスニックな感じが好みです。もっと酸味が効いてたほうが味がしまった感じになるような気がするけど、酸味の度合いは個人の好みが大きいし。
香り豊かなお料理です。好きだなぁ。
グルテンフリーのお料理
米粉のラビオリみたいな感じです。スープは枕崎の本枯節の出汁に生ハムの出汁もプラスして、香りは和の感じだけどお味は鰹に旨味が濃く乗った感じ。ラビオリの中はホタテのムースだそう。私はいただいてないのでよくわからないけど、絶品だったそうです。
お肉料理
五條のばあく豚のグリル、じっくり焼いた春キャベツにパンチェッタ、セリ、トマトのシート。中にはホタルイカのペーストソース。このソースが不思議なんです。ホタルイカと赤ワイン、トマトペーストが入りペースト状になってます。風味はホタルイカ、これが豚肉やキャベツに合うのか?謎でしたが、それぞれによく合い、まとめてくれます。
ばあく豚の火の入り具合も好みで、美味しさが存分に引き出されていて、美味しかった~!
デザート
古都華を発酵ジュースでマリネしてスライスして周りにきれいに並んでます。中にはクランブル、上にはマスカルポーネのクリーム、最後にアマゾンカカオをおろしてくださいます。酸味と発酵の香りが楽しいです。
五香粉の香りも添えられていて、古都華とよく合います。アスカルビーだと負けちゃう。古都華だから成り立つデザートなんでしょうね。
最後にミントティーとプリン
このミントティー、好きだわ~! プリンは明日香ののらのわさんの卵、上には八木酒造の梅酒。この梅酒が面白い!梅梅してなくて、酸味のある薄めのカラメルみたいな風味。シンプルなプリンと合わせてこのミントティーをいただくと、旨味倍増で何とも美味しくなるんです。不思議だ!
プリンの器がとっても薄くて本当の卵の殻のような焼き物で、凄かった!持つ指が透けて見えるほどです。
久しぶりのコムニコ、とっても楽しく美味しいひと時でした。
季節を変えてまた伺いたいです。
お紅茶のペアリングの会ができたら楽しいだろうなぁ・・・