先週末のことになりますが、ほぼ1年ぶりに芦屋のコシモプリュスに伺いました。
ランチの7000円のコース
ホントはディナーに行きたいのですが、帰るのが嫌になるのでお昼です。。
ワインはマネージャー兼ソムリエの小林さんがセレクトしてくださいます。私はいつものガス入り水です・・。
1皿目 利尻昆布のジュレに塩水ウニ オクラとオクラのすり流し。
いきなり和食?でびっくりです。昆布ジュレが濃厚。ウニも季節で美味。それにしても・・・日本料理屋さんのようです。。
それに合わせて
キリッと美味しい。
2皿目 カンパチと長野のサラダえのき カルダモンやクミン風味のパン粉に同じ風味にからしをプラスした自家製マヨネーズ
エノキの食感がいいです。このスパイス風味のマヨネーズ、お家でも作れそう。。
早速、ポテトサラダに作ってみました。夏向きの風味になって美味しかったです。マヨネーズは自家製ではなく「松田のマヨネーズ」でしたが・・
パン
奥はブリオッシュのような感じ。。やわらかです。
3皿目 焼きなすの冷たいスープ 青リンゴのアイスクリームと焼きなすの炭と水茄子
水色のグラスの中にスープのグラスが入ってます。ドライアイスでスモークが・・・涼しげです。焼きなすの炭・・真っ黒ですが。焼きなすの味です。不思議!一緒にいただく水なすにはゴマがあしらってあり、全てを一緒にいただくと美味しい!驚きのお料理です。スープももちろん焼き茄子風味ですが、カシスのソース、クルトン、オイルがあしらわれています。青リンゴの風味となすの風味が近いそうです。
4皿目 鮎と鮎の肝チョコレート、 アーリーレッドのジュレ 色々ハーブ
このお料理が素晴らしい!鮎は火を通してから、フリットときゅうりを巻いてきゅうりのジュレとキャビアをまとわしたもの。骨煎餅と3種類に分かれてます。
肝はチョコレートと合わせて、ペーストに。
アーリーレッド(紫玉葱)のジュレはレモン汁や昆布だしと合わせてジュレに。これが爽やかで美味。見た目もすごく美しくて。。ハーブも色々入っていて風味が楽しめます。鮎1匹で随分楽しませて頂きました。
次はニュージーランドの白ワイン。醸造家は日本人です。
華やかな香りで、少しスパイスっぽい風味も。桜の花が素敵・・
5皿目 鰻の白焼き コーンとコーンフリット、うずらの半熟玉子 赤ワインのワサビ風味ソース
鰻がカリカリのふわふわ。美味しい白焼きです。鰻だけでも超満足。。コーンも色々調理法が違い楽しいです。うずらの半熟も鰻にぴったり。鶏卵では大きすぎですものね。ワサビ風味のソースも鰻、うずらとよく合います。
6皿目 のどぐろのグリル アサリ、魚のスープと
のどぐろの上には炒った蕎麦の実がびっしり。香ばしいです。のどぐろの身もしっとり。魚介のスープはあさりの出汁がよく利いていて、美味。うみぶどうの食感が楽しく、出汁によく合います。
7皿目 シャラン産の鴨 低温調理 コピ・ルアク コーヒー風味の赤ワインソースとコーヒー風味のブルーベリー
鴨は鴨じゃないみたいに食べやすいです。しっとりとして。スモークした塩とブルーベリーの塩も添えられてます。コーヒー風味のソースですが、このコーヒーが希少なもの。コピ・ルアックと言って、ジャコウネコの排泄物から取り出した豆だそうです。腸内発酵で独特の風味が着いてるらしい。。
そこのところはよくわかりませんが、とにかくコーヒー風味です。ブルーベリーも見た目と食感はブルーベリーですが、味はコーヒー。なんとも不思議です。面白いお料理でした!
赤ワインはオーストラリア こちらも桜のラベルです
悲しい物語のあるワインだそうです。話すと長くなるそうで・・・・でも聞きたかったなぁ~
お料理はここまでで、次はデザート
おおっ!水饅頭です。黒ゴマアイスクリームに食用ほおずき。抹茶もあしらわれ、これまた和風な。。
この水饅頭、中はフランス産桃のムース。フランス風水饅頭です。美味しかったーーー
デザート2皿目 レモンのシブースト マンゴーとパイナップルのダイスをのせて。マンゴーのピュレ ヨーグルトのアイスクリームと
すっきりと爽やかです。
最後にハーブティーと小菓子
玉子のパック!
開けると
ラズベリーのマカロン、ピスタチオのマドレーヌ 生チョコ。
かわいい演出です。
お食事後は小霜シェフもお越しくださって、お料理のこと色々お話いただきました。フランス料理の枠をはずし、以前から好きだった和の食材も沢山取り入れ、これからもお料理を作って行かれるそうです。
これからが益々楽しみですね。
コシモプリュスから目が離せないかも!