東京からのお友達と、お昼は粟さん、夜はアコルドゥ。数えてみると4回目でした。さらにお友達1名プラスで4名のお食事
夕暮れ時のアコルドゥ、素敵ですね~
整った室礼もワクワクさせます。
1皿目 オリーブと大和肉鶏のハツ
オリーブ、いつもの味。ハツにはブラックペッパーを粗く砕いたものを添えて。これが、美味!
今までの始まりと違う~~,ワクワク
2皿目 アマゴと砕いたきゅうり、ディルのジェラート
アマゴはあまり得意じゃないお魚なんですが、これは別!スモークされ、皮もパリッと、川魚にきゅうりは青っぽい香りでやはり合いますね。ディルのジェラートがコクと食感、温度をプラスして、楽しい一皿。鮎と蓼酢が根底にあるのかな。。
パン
パンドキュイソンさんの全粒粉。キューブ型を半分にして焼き印。このパン、お料理にぴったりです。
キッチン
3皿目 大和肉鶏肝とイカ トリュフ
このお料理、香り豊かで食感の組み合わせも面白い。イカのねっとりとレバーのねっとり。ねっとり繋がりにトリュフのシュクシュクした感じ。イカは古代ひしおで調味され、レモンの皮が少し。なんとも奥深い味です。お気に入り!
4皿目 豆乳とニンニクの冷たいスープ
富雄時代にもいただいたことがあると思います。その時はもっとニンニクの香りが強かったように思えます。この日のスープはマイルド。
干しブドウ、ペドロヒメネスのゼリーも入って、懐かしい~~、よく冷えててさっぱりと。懐かしいけど新しい味。
5皿目 アワビと海藻麺
なんとも香り豊かな一皿。緑の粉は抹茶にトウキパウダー。三輪山本さんの海藻麺、始めていただきました。磯の香りのアワビと好相性。
トリュフオイルもしのばせてあり、全部混ざるとカレーっぽい風味も。なんとも複雑な風味で、美味!
6皿目 水辺のエビ 稲わらとハーブ
グリルされたエビにエビのエキスと稲わらのスープが注がれます。ハーブ類も色々、ホーリーバジルのスプラウトが香りよく、エスニックな感じで楽しかった~、スープはエビの風味が濃厚で、藁の草っぽい香りもよく合います。
7皿目 焼き鱧とビーツのタルタル 山葵 ハーブのモヒート
鱧が鱧ではないような食感。鱧で話も盛り上がって、あーだこーだと大変です!ハーブも香りが色々で一緒にいただくと楽しい!ビーツのタルタル、これがまた、食感風味と甘さだけでなく、複雑。驚きの一皿でした。
8皿目
ヒノキで牛肉が燻製にアコルドゥマークが焼き印された蓋を取ると煙がもくもく。まるで浦島太郎みたい。
ひもとうがらしに松の実の粉にパプリカの粉で着色した赤い粉がパラパラ。紫玉ねぎのマリネを添えて。
スモークされた牛肉、美味しい!玉ねぎのマリネはまるでらっきょの様。ひもとうがらしはやっぱり好き。オレンジの粉はパプリカの香りを残しながら、後味は松の実。このお料理は婦人画報の今月のお料理。役行者にちなんだもの。
この4月から毎月アコルドゥのお料理と荒井知事の文章で掲載されてます。ちなみに先月は西川さんの稲わらと葛城の倭鴨も登場。
9皿目 小麦餅とウニ 乾いた醤油
大好きな小麦餅 半夏生のお餅です。こんがりと焼かれ、上にはたっぷりのウニ そこに香川の乾いたお醤油をチーズおろしでおろしてもらいます。半月じゃなくて満月がよかった~~
デザート バターナッツのプディング ほうじ茶のシロップ
なんとも面白い、まるでスイカの種の様 松の実がこんがりと焼いてあります。
バターナッツ、あっさりしていて、美味しい!ほうじ茶のシロップも香ばしく、好きです。
デザート2
まるでミシェルブラスのガルグイユのようなデザート、運ばれると歓声!本当に美しいデザート。今まではすみれ色の海、が大好きだったけど、これも大好き!果物だけではなくお野菜も入っていて、ハーブ類も色々。レモングラスの香りのジェラートが清々しい。ラベンダーのシロップが注がれてます。優しいラベンダーの香りがすべてを包み込むように。
華やかさの奥に果かなさが潜んでる感じ。今にもバランスが崩れそうなのに、ふんわりとまとまってる。
川島シェフのお料理はどれも言葉では表現できない色気があるのです。
最後にいつものハーブティー
富雄アコルドゥ、アバロッツ、そして東大寺のアコルドゥ。今までとはちょっと違う川島ワールド全開といったところでしょうか。益々、進化しています。これからも楽しみです。季節ごとに伺いたい。
素晴らしいお料理の数々、素敵な夜をありがとうございました!
今日は朝早くに家を出発、一路、十津川玉置神社へ。山道ではドキドキしながらの運転でしたが、対向車もなくするすると到着。ありがたい、感謝の気持ち一杯の一日なりました。