膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

法隆寺醤油  ニシキ醤油

2019-03-21 22:40:59 | お気に入り食材

先月、奈良からすごいお醤油が発売されました。

斑鳩の地に明治33年創業のニシキ醤油さんが作られたお醤油です。
http://www.nishiki-shoyu.co.jp/


その名も「法隆寺醤油」
斑鳩らしい、ありがたいお名前です。
中身も材料にこだわって、蔵の酵母菌でつくられた、原点のお醤油。

早速お店に行ってみました

      

ニシキ醤油さんは10年前ぐらいから存じ上げてました、社長さんとも何度もお話したことがあります。でも、お店の方は今回が初めて。社長さんもすっかりご無沙汰していて、、
事務所に商品があると聞いていたので、伺うと、社長さんもいらして、久しぶりにお会いすることができ、良かったです!
「法隆寺醤油」についても熱く熱く、語ってくださり、このお醤油が出来るまでのご苦労や、お薦めの使い方など、本当に丁寧に教えてくださいました。

      

箱入りです。

側面はこんな感じ

      

      

      

箱の中には200mlのお醤油ボトルが入ってます。新鮮ボトル入りです。

こんなボトル

      

ビンではなくペットのような感じ。

このお醤油の凄いところ、材料の小麦と大豆が無施肥無農薬で作られているそうです。
作ってるのは十勝幕別の折笠農場さん。この作り方だと、通常採れる量の4割程度しか採れないそうです。
無施肥無農薬だと、よほど土が良くないとダメなんでしょうね。土づくりが大変だろうなぁ・・
お塩も伊豆大島で平釜で結晶をつくる伝統的な製法で作られたお塩。
そこに、ニシキ醤油の蔵に代々育つ酵母菌を合わせて、このお醤油を作ってます。
とにかく手間暇かけて大切に心を込めて作られたお醤油。

毎日使うから、より良いものを、との思いで開発されました。
嬉しいですね~。

お薦めの使い方、これが面白い。
マグカップに小匙1の法隆寺醤油を入れ、お湯を注ぐだけ。簡単おすましの出来上がりです。

帰宅し、早速試してみました。
ホント!!なんともうまみのある、お汁。とがった塩味は無く、コクとうまみが豊富。
今使ってるお醤油と飲み比べてみました。
色からして違います。法隆寺醤油はちょっと淡口に近い色合いかしら、、一応濃口ですが。
うちの方がずっと濃い色です。
香りも違う。すー――っとした香り。
塩味も感じ方が違うし、うまみが豊富。雑味なく上品です。

玉子かけごはんも試してみました。
このボトル、一滴ずつ出すことが出来るので、かけすぎが無く便利。
いつものお醤油よりかなり少なくかけてみましたが、十分です。塩味も足りなくないし、旨味があるから、少な目で十分です。

今晩は、ほうれん草のお浸しに使ってみました。いつもは花鰹や胡麻和え、焼き椎茸と合わせたりするのですが、数滴の法隆寺醤油でなんとほうれん草の甘いこと!普通のほうれん草が、大好きな曽爾の寒熟ほうれん草なみになりました。
凄い~~!

まだ、試してませんが、お造りも美味しいでしょうね。。

ちょっと高価なお醤油ですが一滴づつ、大切に楽しみたいですね。

1本税込み1,359円   200mlです。

毎日が楽しくなるお醤油です。

多くの方に知っていただきたいなぁ・・!

 

 



ボルゴ・コニシ

2019-03-20 23:30:42 | 食道楽ランキング

 

 

 

 

 

 

小西通りにあるリストランテ ボルゴ・コニシに東京からの知人をお連れしました。

こちらのお店は、あの、大和橘を使ったお料理もリクエストをすればコースに組み込んでくださいます。
東京の方に奈良の大和橘を知っていただきたかったので、幾皿か入れていただきました。
私もとても楽しみ!以前から大和橘の会長さんから聞いていたので。

お店は小西通りを入り、下が自転車置き場のビル2階

        

おまかせコース

       

一皿目、手前はスプーンにバッカラ(塩だら)に村上農園のクリ豆、トマト。一口でいただくとえもいわれぬ楽しい味。奥は揚げパン、ケッパーとドライトマト入り。右は無花果と干し柿で作ったサラミにゴルゴンゾーラが挟んであります。美味しい!

       

2皿目  豚首の生ハムに生クリームのソース、ペッパー、マカンボの種のロースト、ペコリーノチーズがレースになっててきれい。影が・・
    生クリームを一緒にいただくのが新鮮な感じがしました。マカンボはカカオのの親戚らしい。。

      

3皿目 新玉ねぎのロースト  蓋の部分をはずすと

     

車エビが入ってます。上の黄色いのが大和橘の皮をおろしたもの。香りいい~~!新玉ねぎもとろとろ甘くじっくりと火が入ってるから甘い!エビの甘さも加わりコクのある美味しい新玉になりました。大和橘の優しい風味が素敵なアクセント!

    

4皿目  のりこぼし。
    期間限定、修二会の時期だけ供されるそうです。ハト麦のリゾット、赤い色はビート。なんとも楽しい一皿です。でも、リゾット
    とは思えない~~、甘くない和菓子だわ。面白い!

    

5皿目  大和橘の葉を練り込んだパスタ
    ブロッコリーもゴロゴロ。大和橘の皮もあしらわれて、香り豊かな一品でした。橘プロジェクト会長イチオシメニュー。
    よかった~、食べられて!

 

    

6皿目  北海道の羊の赤ワイン煮込み   
     

赤ワインとアンチョビで煮込まれてます。熟成ジャガイモと花びらだけが添えられてます。イルンガを思い出しました。

    

デザート  かつらの木を煮だしたシャーベット。  優しい甘さですっきりと美味しい。初めて!

    

    

デザート   大和橘のパンナコッタ
    これも橘。パンナコッタ、先日イルンガでいただいた食感、風味とよく似てました。伝統的な作り方なのかしら。風味よく美味

小菓子

    

お紅茶といただきました。オリーブオイルの生チョコとアマゾンカカオ。アマゾンカカオ流行りですね。良くいただくカカオとどう違うのかよくわからない・・・。カカオです。

どのお料理も、上品な味わいで、優しい大和橘の風味が生かされてて、楽しく美味しくいただきました。
季節が変わると、橘も変わって出てくるのかしら。。
でも、伝統的なイタリアンもいただきたい。次回は普通のコースでお願いしよっ!

東京の知人とも色々お話しできて楽しかった~~、また来てね!

 

  

 


2019.2月のお教室テーブル 雑感

2019-03-17 17:27:40 | 料理教室

もう先月末のことになってしまいました。
お教室終わった次の日から東京、帰宅してからも、バタバタでやっと一段落。
忘れないうちに東京記事からアップしたので、いつものお教室雑感は今頃になってしまいました。

2月のお教室ではお気に入りの裂地、緞子の花器カバーが登場。

       

紺色にグレーのきんとん柄です。ナフキンもきんとん柄。たまたまお揃い。中華だったので、両方ピッタリです。
お花は最初はてまり草だけでしたが、途中白いアジサイや最後は菊も。真ん中の背を高く生けてあるのは、お正月からお玄関で飾っていた金色の柳。新緑?緑の初々しい芽が出てきて可愛いので、枝ぶりのよさそうな所をカットして生けました。

お料理はうちにしては珍しく包みもの。包む、巻くは、あまり好きではないので、登場回数はかなり少ないです。でも、今回の中華まん、なかなか秀逸でした。作るにはちょっと覚悟はいりますが、冷凍保存も出来るし、とっても便利。皮は、蓬莱の551のようにふわふわじゃないけど、もちっとして個人的には気に入ってます。見せ方も上下逆にしてるので、見た目もつるっと可愛いです。
このレシピを作るのに結構練習したので、冷凍庫にゴロゴロ入ってますが、気軽にレンチンでいただけるので、お昼ご飯に大活躍でした。20個ありましたが、もう1個になってしまい、ちょっと寂しい。。。

シウマイも初登場でしたが、こちらも皆さんの評判よく嬉しいです。調味料や具材を少し変えて、作り方も工夫し、お野菜たっぷりでいただけます。

         

その他のお料理も、季節感もあり、普段にも、おもてなしにも使える作りやすいお料理です。画像にはありませんが、締めにはエビそば。

       

このメニューは皆さんがお食事をされてる時に私が作り、最後にお出ししました。なので、撮り忘れ。。
デザートも撮り忘れ。。
フルフル杏仁とイチゴと抹茶アイスクリームで、ちょっとお雛様の彩にしてみました。
いちごはまだこれから名前がつく新種

      

まだ9号です。大きい!6,7cmぐらい長さもあり、1個で十分という大きさです。味は、とにかく甘い!驚くほどの甘さです。なので、ますます一つで十分なんです。珍しいイチゴが手に入ってよかったです。

お教室の方がこんな差し入れも。

       

       

芦屋の有名なバウムクーヘンです。話には聞いてましたが、初めてお目にかかりました!
皆さんと一緒に!しっとり系です。でも、ふわっとして、美味しいバウムクーヘン。珍しいお菓子をありがとうございました!

 

2月のお教室は今年初めてのお教室。今回も、いつもと変わらずのお教室でしたが、何事もなく、楽しくお教室ができたこと、感謝いたします。
お料理も好評で、嬉しい!

ご参加の皆様は、ほぼ現役主婦。(お仕事をお持ちの方もいらっしゃいますが、ご家庭のこともきちんとされてます)
なので、なるべく下ごしらえはこちらでしっかりとして、ポイントを抑えていただきたいと思っています。お家に帰ったら、また晩御飯も作らないといけないし。大変です。

やはり、帰ってすぐに作ってみたい、作れるお料理をこれからも考え提供してゆきたいですね。
もちろん、地元の食材もご紹介して。。

次回は4月です。さぁ、何をつくろうかなぁ・・・!

お楽しみに~~


 

 

 


2019.3月 東京 銀座SIX

2019-03-14 22:01:29 | Weblog

東京旅の最終日、知人とランチをすることに。お薦めは銀座SIXの最上階のザ・グラン・ラウンジでアフタヌーンティー
聞いただけで、ゴージャスで優雅な感じがします。2度目の銀座SIX

         

お天気が良かったので、早めにホテルを出発して、銀座周辺を散策。

三越のライオン

        

消防士になってます。びっくり~~、

和光も見学。ちょうどギメルの展示会もあり、目の保養です。お花や昆虫がキラキラ。

銀座SIXの地下も見学。パン屋さんも美味しそう!カヌレやクロワッサンを購入。倉敷の平翠軒も入っていて、ついつい長居をしてしまいます。生のこしょうを買ってみました。

あっという間に約束の時間

       

お席は一番奥のまるで個室のようなコーナーのソファ。とてもゆっくりできます。良いお席を予約してくださいました。流石!

アフタヌーンティーなので、お茶も色々楽しめます。

        

フレーバーティーですが、自然の香りなので、爽やかです。

まず、塩気の物

       

そうそう、テーマはいちご。 サーモンとイチゴをあわせたサラダ、フォアグラ、イチゴのプチシュー。

素敵に登場

      

ほぼ全ての物にイチゴが使われてます。どんどんいただいていきます。美味しい~~、サンドイッチだけ塩気、あとは甘味。でも、一つ一つが小さいので、楽勝です。あっという間に頂き、お紅茶もあれこれどんどんオーダーして、結構な勢いです。もちろんガンガンおしゃべりもして。知人はとにかくパワフルな女性で、頭の回転早く、食べるのも早い!でも気遣いもよくでき、いつも感心して、尊敬してます。ほんと凄いわ。
このアフタヌーンティーの目玉は銀座マキシムのミルフィーユ。オーソドックスなミルフィユなんでしょうね。。

      

美味しそう!ミルフィユをいただくはほんとに久しぶり。パイはサクサク香ばしく、クリームは意外と軽くて、あっという間に完食!もっと食べられそう。。
素敵な空間、素敵なアフタヌーンティーを選んでくださってありがとうございました!

楽しい時間はあっという間に過ぎ、うっかりの時間になってしまいました。ちょっと急がないとまずい!駅までダッシュ、電車で羽田へ。なんとか、フライト時間30分前に到着し、よかった~。

東京での3日間、有意義な楽しい、充実した時間でした。次はいつかな??


最近、旅に出るとよく寝られる。。。不思議。


2019.3月 東京 エール 銀座

2019-03-12 00:05:31 | Weblog

カイハウスクラブの和菓子セミナーの後、夕食は東京在住のお友達とご一緒に銀座のエールというフレンチのお店に行きました。

東京のお友達さくらさんご紹介のお店です。いつも、ありがとうございます!

銀座SIXの斜め向かいぐらいのメルサビル8階です。

          

中に入ると、もう沢山のお客様が楽しそうにお食事されてます。なんだかとても楽しい、ワクワクする感じの雰囲気。空間です。

メニュー

         

食材が書いてあるだけなので、さっぱり・・

飲み物はノンアルの洋ナシスパークリングにしました。ちょっと甘かった。。。

        

1、花束

        

立派な箱

        

まぁ!素敵!蓋の裏側にはシェフのお料理に対する気持ちが書かれてます。ドライフラワーの上に同じくドライにした、野菜のチップ、ビーツ、人参、マッシュルームが置かれてます。手でつまんでカリカリと。マッシュルームが香り豊かでした。

2、そら豆

        

鹿児島のソラマメをオーブンでそのまま焼いたもの。同じく、鹿児島の温泉塩が添えられてます。これは、家でもよく焼いていただくので、馴染みがあります。

3、紅ズワイガニ

        

白子に自家製ゆば、紅ズワイのほぐした身とカニあんかけ。山葵や穂紫蘇があしらわれています。和食の世界です。

4、馬肉

       

馬刺しです。フレンチのお店で珍しい。甘いお肉です。脂の部分もしのばせてあったみたい。自家製コンデンスミルクと、卵黄、たまり醤油、ヴァシュランルージュのソース。トリュフも削られてます。卵黄、たまりでコクあり、それにトリュフ、合います!相乗効果で馬肉も!

5、野菜のパフェ

       

エールのスペシャリテです。。凄い!パフェサラダです。色んなお野菜が入ってますが、上はごぼうチップス、グリンピースのアイスクリーム、新玉ねぎのムース、トマトウォーターのジュレ、下には、蕪やお大根、レンコン、ホタルイカなどがアンチョビソースであえたものが入ってます。全部混ぜていただくと美味しい!でも、ちょっと寒い・・・グリンピースのアイスは豆味濃く、好きです。
よくあるのはプレートに色々野菜を美しく飾り、ソースが添えられているというのが定番ですが、この盛り付け、なかなかいいですね。私のように混ぜないで、分解して食べるような人には、いやおうなしに混ぜますから。それに、盛り付けの手間が楽なような気がします。

6、月光 雲丹 セミドライジャーキー

      

中はこんな感じ

      

今年の冬、三度目の月光(ゆりね)!超嬉しいです。食べたいと昨年から思っていたら、1月のモリエール、ミュゼ、そしてエール。あぁ・・嬉しい!どのお店も調理法が違うので、楽しいです。ホントうれしい。  
月光半分ぐらいをじっくりとローストしてあるようです。上にはセミドライのビーフジャーキーも。月光はさすがの美味しさで栗のようです。しっかり焼けてる部分は香ばしく、ほんのりウニのソースもさらに旨味を添えます。お肉ともよく合い、なんとも素敵な一皿です。

7、三大うまみ成分

     

面白いお題です。これも和、、鳥取のヒラメに上には福井のおぼろ昆布。干し椎茸の煮たもの、出汁は煎り酒に鰹出汁を合わせて、とろみをつけたもの。ほんとだわ、お昆布や鰹、椎茸、、干しシイタケはまるでバラずしに使う甘煮のよう。そんなに甘くはないけど、食べた瞬間お雛さま!ヒラメはふっくらで肉厚、おぼろ昆布がなんとも不思議で、でもお魚にはやっぱり合うわ。。煎り酒の軽い酸味が美味しい。
面白く美味しい一皿です。

8、ふきのとう 行者にんにく 蜜芋

    

鴨肉です。ソースは鴨のお出汁とフォアグラ、上には行者ニンニクと焼いた蜜芋(安納芋のよう)。ふきのとう味噌が添えられてます。このお皿も若干和。色んな香りが楽しい一皿でした。

9、ぷちまる フルムダンベール ラタフィア

    

デザート前のチーズがデザート風に変身して出て来たみたい。ぷちまるという金柑にラタフィアのムース。ラタフィアというワインをムース上にフルムダンベールはパウダー状に。黒コショウがアクセントで好きな一皿です。

10、 リンゴのタルト

    

紅玉を炊いたもの、姫リンゴのチップス、赤い小さなリンゴはクランベリーや赤いベリー色々のソースが入ったもの。バタースコッチのアイスクリーム。アップルパイ再構築みたいな雰囲気です。

11、お茶菓子

   

これがなんとも楽しいお菓子です。思わず笑っちゃいます!手前はピックに刺さった1㎝あるかないかの、ミニミニみたらし団子風。みたらしあんの部分はプラリネ。右上はどら焼き風、カステラにクランベリーのジャムだったかな、挟んであります。その左は竹の皮に、ピスタチオくずもち、中にはグリオット。すっごく楽しい!でも、みたらし団子はやっぱりみたらし団子味が好きかも。というか刷り込まれてるので、私自身が対応できないという、、、

お茶はフレッシュミントのハーブティーにしました。

 

とにかく、楽しいお料理ばかり。そして、お友達とのお話も尽きることなく、ホントに楽しく美味しいひと時でした。
さくらさん、Iご夫妻ありがとうございました。また、よろしくお願いします~~


2019.3月 東京 カイハウスクラブ和菓子セミナー

2019-03-08 23:15:00 | Weblog

今回の大切なセミナーです。
貝印本社で開催された、和菓子セミナー。

      
もう何回も開催されてるのですが、いつも仕事や用事と重なり、参加できず残念な思いでいました。
今回やっと。
なんといっても講師の先生が立派!虎屋に45年勤務して、東京、京都の工場で30年以上菓子作りに従事された職人さんです。
お話もとっても上手で、楽しく学べます。

当日は午後からの講座だったので、始まる前に日本橋の新しくできた高島屋を見学に行きました。出来た当初は朝早い時間からお店を開けて、朝食を販売されてる映像はTVでよく観ました。
1階は紀伊国屋があり、お弁当類も豊富。おしゃれな盛りつけです。
地下には、「アコメヤ」というお米とそれに合う色んな調味料やおかずが販売されて、楽しいです。
ちょっと早めのお昼を。上のレストラン街も美味しそうなお店が入ってます。
なんと、札幌のお寿司屋さんも!棗(なつめ)というお店です。なんだか、東京に来て札幌のお寿司屋さんにって・・・。一番乗りでしたが。ランチのセットをいただき、いざ、カイハウスへ!(あっ、お寿司はお値打ちで美味!札幌入ったら行きます!)

セミナーも一番乗り!

同じテーブルには素敵な先生方。名刺交換もして、嬉しかった~。
さぁ、セミナーの始まりです。この日はデモと実習。
まず、練りきりの作り方のデモンストレーション

      

白あんも水分量で出来栄えが全く違うようです、作りやすさも

       

水分量の違う白あん食べ比べです。こんなに違うとは!水分の飛ばし方も伝授していただきました。が、なかなか難しそう。。

練りきりのお菓子は色粉の使い方でずいぶんと表情が変わります。
小道具も色々あり、成形も楽しそう。先生がされると簡単そうなんですが・・・。かなり難しい

       

先生の技、色々

      

どれもとても素敵です。色合いも上品で。鶴、すずらん、菊、桜、椿、・・・季節を感じます。

二つ目は外。この生地が出来ると、蓬餅やイチゴ大福もできます。外郎、とにかく手について、大変です。水にぬらしたり、粉をはたいたりと、慣れないと作りにくいです。生地自体、レンジを使えばすぐにできますが、そこから練ったりするのが、なかなか大変。

こんな2種類を作りました。

      

練りきりは桜。外郎は柚子ピール入り白あんを包んで蝶々。蝶々にみえないけど。。さくらもちょっと歪だ。でも、初めてにしてはマシかな。。練りきりも外郎も先生が作ってくださったものなので、これを上手に作るのが、問題。とにかく復習してみないとね。

最後に試食。先生作です

      

一保堂のお茶と一緒にいただきました。木の折敷も素敵です。

もう一度、セミナー受けたいなぁ・・。

美味しく作って、お教室に反映できるとよいのですが・・・。

 

この日の夜はお友達と会食。こちらも楽しみです。。


2019.3月 東京 リストランテイルンガ

2019-03-07 23:28:34 | Weblog

お教室が終わり、次の日から東京へ。
片付けと留守の用意でバタバタと。本当はお教室雑感をアップする予定だったのですが、東京でいただいたものを忘れないうちに。
先に東京の記事をアップすることにいたします。

今回の東京はカイハウスクラブ(貝印)の和菓子セミナーに参加すること。念願かなってやっとです。
それと、2月にオープンしたイルンガに伺うこと。奈良で10年もされてましたが、昨年夏閉店され、二子玉川に移転されました。地元に戻ったという感じでしょうか。

当日はゆっくりとお昼過ぎに羽田。ホテルへ。休憩してから早めにいざ、二子玉へGOーーーー!
人生初の東急大井町線、まぁ、自由が丘をはじめ、雑誌やTVでよく見かける地名がいっぱいです。ですが、線路からの景色は普通。奈良線沿線のお家の方がよっぽど豪邸のような気がする。でもきっと素敵なお店やお家がいっぱいあるんだと思います。確かに行ってみたいお店はいっぱいあるわ。景色を見てるうちにあっという間に二子玉川。
不思議な駅。先端は川の上に。ホームを川の方に伸ばしていったのかなぁ・・


早速、イルンガの方向へ。高島屋を通り越していきます。折角なので、ちょっと見学。
そうそう、お財布がひどいことになってるんです。がま口部分がゆるくなって、どうかすると、バックでバラバラ事件。ずっと探してるけど、なかなか気に入るのが無く、東京であれば購入しようと思ってました。
高島屋内をお店方面へ進むと、なんと、懐かしいKのマークのお店が!
大好きな横浜元町のキタムラ。流石関東だわ。関西ではこれだけ充実した商品を置いてるお店なんてないし、だいたいお店自体があんまりない。横浜元町といえば、ミハマの靴も。というわけで、キタムラのお財布を瞬殺で購入!あっという間に決まりました。嬉しい~~!

ご機嫌でお店へ

柳小路というエリアにあります。飲食店が沢山。

     

こんな石畳。小雨でした。

    

懐かしい。

店内

    

   

まぁ、イタリアンでお箸です。今までは違いました。

この日のメニュー

   

飲み物はエルダーフラワーのスパークリング ノンアルです

    

香りよく美味

 

    

北海道エレゾのエゾ牛を生ハム仕立てにセロリが巻いてあります。小さいブルスケッタ。ペペローニがのせられてます。
エゾ牛生ハム美味しい。当然だけど普通の生ハムと全く違う。

 

豆のスープ

    

北海道の色々お豆のスープ。上には牛のアキレス腱と12年物バルサミコがあしらわれてます。滋味深く美味しい。お豆大好きだし、特に。バルサミコの酸味と腱のコラーゲンぽいのがアクセントに。

鮮魚のカルパッチョ

    

この日は金目鯛。ふきのとうのソースにからすみ、穂紫蘇も添えられてます。なんだか和食。金目鯛が出てくると、関東だなぁって思います。ふきのとうのソースが美味しい。優しい風味なんです。お箸でいただきました。

真ダツ アワビ、ウニ タラの芽 ホロホロ鳥のブロード

    

全てのカットが大きい。ゴロゴロです。このお料理も和食風。ホロホロ鳥のブロードにはとろみもつけてあり、まるであんかけの様。そして、このお出汁がなんとも上品で深い味なんです。あっさりとその物の食材の味を味わうお料理でした。

ホワイトアスパラガスのリゾット

    

堀江シェフのリゾットは絶品です。ホワイトアスパラのジュースも浸み込み、お米の硬さが好みです。上にはパンチェッタで巻いたスカンピ。お隣はブリオッシュに白レバーとフォアグラのパテ。とにかくリゾット最高でした。この辺りから、堀江シェフ本領発揮という感じでしょうか。。

サフランのタリアテッレ オッソブーコ風

    

これも大好き。お肉は軟らかく煮込まれ、サフランの風味のタリアテッレも香り豊かで美味しい。こういうお肉の煮込みが奈良時代から大好きです。ハーブやスパイスが入ってるのでしょうけど、突出したものが無くて、丸め込まれてる感じです。

そして、シェフからのプレゼント。なんとロバ!人生初ロバ!

    

大丈夫でしょうか??と聞かれても、食べたことないので、お答えできません。ピエモンテで千年以上前から食べられてる伝統料理だそうです。結局、昔は、年老いて働けなくなったロバをつぶして、最後までみんなでいただいたということなんでしょう。ちなみにこの日のロバはカナダ産。
ロバ、聞いて思い出すのは、あの、もの悲しい名曲、教科書にも出てくるドナドナ。なんだか、ロバと聞いた瞬間から、頭の中をあ~る晴れたひ~る下がり・・・・ドナドナドーナドーーナー~~っとぐるぐる回ってます。複雑な気持ちでいただきました。が、これがなかなかの美味。コラーゲンも豊富で。というか牛すじ?みたいな。赤ワインたっぷりでハーブやスパイスで煮込んであるようですがほんの少しのようです。変な臭みも無く、何かに例えるなら、熊かな。。でも違うし。例えようがないです。下にしいてあるジャガイモともよく合い美味しいです。人生初ロバ、驚きのお皿!

メインのお料理 エレゾのエゾ牛のタリアータ

     

運ばれてきた瞬間、すき焼き~、、のような香り。赤ワインソースです。フランスからのキノコに三浦半島の蕪やスイスチャード。
しっかりとしたお肉でした。お腹いっぱいです。

小さいデザート

     

フィノッキオのシャーベットといちご。フェンネルの香りとイチゴがよく合います。冷たく爽やか。すっきりです

デザート  パンナコッタクラシカ

     

伝統的なパンナコッタ。ゼライスとかは使わなく、卵白とクリームのみで作られてます。そこに熊本産の黒糖。このパンナコッタの食感が滑らかで、よくある普通のパンナコッタ(ゼライスで固めてある)とは天と地の違い。コクがあるのですが、重くなく。不思議なおいしさ。黒糖もくどくなくすっきりとした味わい。熊本産って珍しいです。

小菓子

    

鹿児島のお紅茶にしました。小菓子はよもぎを練り入れたバーチ・ディ・ダーマ、クッキーみたいです。はったいこクレープにマスカルポーネのクリーム、ヘーゼルナッツのブルッティマブォーニ。

久しぶりにいただいた堀江シェフのお料理でした。もちろん魚介のちょっぴり和風も美味しいけど。私はリゾット以降のお料理が好きです。やはり、伝統的なお料理はいいですね。
こういうイタリアンが私は好きです。

堀江シェフをはじめ、スタッフの皆様、これからも益々ご活躍くださいね!

機会があればまた伺いたい!

すっかり遅くなってしまい、ホテルに戻りました。さぁ、次の日はずっと楽しみにしてた、和菓子セミナー!

 


「ええ古都なら」3月のお料理がアップされてます。

2019-03-07 17:37:46 | お気に入り食材

お教室後すぐに東京にいったりとバタバタで、ブログの更新もままならぬ・・・
そうこうしているうちに3月です。
今月は早めの「ええ古都なら」のアップでちょっとびっくりしてます。

今月も曽爾村ほうれん草こんにゃくです

        

すっかりお気に入りのほうれん草こんにゃく。今月は甘味にしてみました。
うぐいす餅のような感じかな

詳しくはこちらをご覧ください

http://www.nantokanko.jp/furusatonoaji/13922.html

お餅じゃないので、ダイエット中の方にもお薦めかも。。

是非お試しください。

 

お教室雑感、東京の旅とこれから準備して、徐々にアップします。

ゆっくりとお待ちくださいね