お教室が終わり、次の日から東京へ。
片付けと留守の用意でバタバタと。本当はお教室雑感をアップする予定だったのですが、東京でいただいたものを忘れないうちに。
先に東京の記事をアップすることにいたします。
今回の東京はカイハウスクラブ(貝印)の和菓子セミナーに参加すること。念願かなってやっとです。
それと、2月にオープンしたイルンガに伺うこと。奈良で10年もされてましたが、昨年夏閉店され、二子玉川に移転されました。地元に戻ったという感じでしょうか。
当日はゆっくりとお昼過ぎに羽田。ホテルへ。休憩してから早めにいざ、二子玉へGOーーーー!
人生初の東急大井町線、まぁ、自由が丘をはじめ、雑誌やTVでよく見かける地名がいっぱいです。ですが、線路からの景色は普通。奈良線沿線のお家の方がよっぽど豪邸のような気がする。でもきっと素敵なお店やお家がいっぱいあるんだと思います。確かに行ってみたいお店はいっぱいあるわ。景色を見てるうちにあっという間に二子玉川。
不思議な駅。先端は川の上に。ホームを川の方に伸ばしていったのかなぁ・・
早速、イルンガの方向へ。高島屋を通り越していきます。折角なので、ちょっと見学。
そうそう、お財布がひどいことになってるんです。がま口部分がゆるくなって、どうかすると、バックでバラバラ事件。ずっと探してるけど、なかなか気に入るのが無く、東京であれば購入しようと思ってました。
高島屋内をお店方面へ進むと、なんと、懐かしいKのマークのお店が!
大好きな横浜元町のキタムラ。流石関東だわ。関西ではこれだけ充実した商品を置いてるお店なんてないし、だいたいお店自体があんまりない。横浜元町といえば、ミハマの靴も。というわけで、キタムラのお財布を瞬殺で購入!あっという間に決まりました。嬉しい~~!
ご機嫌でお店へ
柳小路というエリアにあります。飲食店が沢山。
こんな石畳。小雨でした。
懐かしい。
店内
まぁ、イタリアンでお箸です。今までは違いました。
この日のメニュー
飲み物はエルダーフラワーのスパークリング ノンアルです
香りよく美味
北海道エレゾのエゾ牛を生ハム仕立てにセロリが巻いてあります。小さいブルスケッタ。ペペローニがのせられてます。
エゾ牛生ハム美味しい。当然だけど普通の生ハムと全く違う。
豆のスープ
北海道の色々お豆のスープ。上には牛のアキレス腱と12年物バルサミコがあしらわれてます。滋味深く美味しい。お豆大好きだし、特に。バルサミコの酸味と腱のコラーゲンぽいのがアクセントに。
鮮魚のカルパッチョ
この日は金目鯛。ふきのとうのソースにからすみ、穂紫蘇も添えられてます。なんだか和食。金目鯛が出てくると、関東だなぁって思います。ふきのとうのソースが美味しい。優しい風味なんです。お箸でいただきました。
真ダツ アワビ、ウニ タラの芽 ホロホロ鳥のブロード
全てのカットが大きい。ゴロゴロです。このお料理も和食風。ホロホロ鳥のブロードにはとろみもつけてあり、まるであんかけの様。そして、このお出汁がなんとも上品で深い味なんです。あっさりとその物の食材の味を味わうお料理でした。
ホワイトアスパラガスのリゾット
堀江シェフのリゾットは絶品です。ホワイトアスパラのジュースも浸み込み、お米の硬さが好みです。上にはパンチェッタで巻いたスカンピ。お隣はブリオッシュに白レバーとフォアグラのパテ。とにかくリゾット最高でした。この辺りから、堀江シェフ本領発揮という感じでしょうか。。
サフランのタリアテッレ オッソブーコ風
これも大好き。お肉は軟らかく煮込まれ、サフランの風味のタリアテッレも香り豊かで美味しい。こういうお肉の煮込みが奈良時代から大好きです。ハーブやスパイスが入ってるのでしょうけど、突出したものが無くて、丸め込まれてる感じです。
そして、シェフからのプレゼント。なんとロバ!人生初ロバ!
大丈夫でしょうか??と聞かれても、食べたことないので、お答えできません。ピエモンテで千年以上前から食べられてる伝統料理だそうです。結局、昔は、年老いて働けなくなったロバをつぶして、最後までみんなでいただいたということなんでしょう。ちなみにこの日のロバはカナダ産。
ロバ、聞いて思い出すのは、あの、もの悲しい名曲、教科書にも出てくるドナドナ。なんだか、ロバと聞いた瞬間から、頭の中をあ~る晴れたひ~る下がり・・・・ドナドナドーナドーーナー~~っとぐるぐる回ってます。複雑な気持ちでいただきました。が、これがなかなかの美味。コラーゲンも豊富で。というか牛すじ?みたいな。赤ワインたっぷりでハーブやスパイスで煮込んであるようですがほんの少しのようです。変な臭みも無く、何かに例えるなら、熊かな。。でも違うし。例えようがないです。下にしいてあるジャガイモともよく合い美味しいです。人生初ロバ、驚きのお皿!
メインのお料理 エレゾのエゾ牛のタリアータ
運ばれてきた瞬間、すき焼き~、、のような香り。赤ワインソースです。フランスからのキノコに三浦半島の蕪やスイスチャード。
しっかりとしたお肉でした。お腹いっぱいです。
小さいデザート
フィノッキオのシャーベットといちご。フェンネルの香りとイチゴがよく合います。冷たく爽やか。すっきりです
デザート パンナコッタクラシカ
伝統的なパンナコッタ。ゼライスとかは使わなく、卵白とクリームのみで作られてます。そこに熊本産の黒糖。このパンナコッタの食感が滑らかで、よくある普通のパンナコッタ(ゼライスで固めてある)とは天と地の違い。コクがあるのですが、重くなく。不思議なおいしさ。黒糖もくどくなくすっきりとした味わい。熊本産って珍しいです。
小菓子
鹿児島のお紅茶にしました。小菓子はよもぎを練り入れたバーチ・ディ・ダーマ、クッキーみたいです。はったいこクレープにマスカルポーネのクリーム、ヘーゼルナッツのブルッティマブォーニ。
久しぶりにいただいた堀江シェフのお料理でした。もちろん魚介のちょっぴり和風も美味しいけど。私はリゾット以降のお料理が好きです。やはり、伝統的なお料理はいいですね。
こういうイタリアンが私は好きです。
堀江シェフをはじめ、スタッフの皆様、これからも益々ご活躍くださいね!
機会があればまた伺いたい!
すっかり遅くなってしまい、ホテルに戻りました。さぁ、次の日はずっと楽しみにしてた、和菓子セミナー!