膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

与論島の旅 2021 その4

2021-05-07 22:24:46 | Weblog

3日目、最終日です。
午後の便で帰るので、午前中は少し観光。前日行かなかった所を、

ホテル近くにある、白い道

    

どこかで見たような景色、そう、北海道宗谷岬です。あの道はホタテ貝の貝殻で作られてました、こちらはサンゴ礁かしら、、毎度道シリーズです。

遊歩道へも。

    

コース全部を歩くには時間が無いので、一部だけ、
とても眺めの良い遊歩道です。この季節だから歩けるけど、夏はとても無理ですね。。

    

    

    

百合が咲いてました。たくましい。。

    

鉄道はありませんが、駅。

人里離れたビーチにも。

    

誰もいない海~~、なんか聴いたことある歌、思い出します~、
ここへ行くのも結構大変、道細いし、急坂、この先に道があるのかないのか、降りて確認に行かないと・・・
まぁ、無事に観光も終わり、空港へ

    

小さい空港ですが、人が多い!こんなに多いとは!奄美もそうでしたが、島を出ていく若者のお見送りが多いんです。学生さんや、就職、そんな感じでした、お話してる内容から・・。

飛行機は今回の方が少し大きく、満席

    

鹿児島まで飛びます。

無事到着し、次の伊丹行きまで時間があるので、遅ーーいお昼。時間がずれているので、お店はガラガラ。
鹿児島の老舗百貨店の食堂で愛されてる焼きそばです。

   

運ばれるなり、びっくり~!量が半端ない。お野菜のあんがたっぷりです。愛されてるだけあって、美味しい!完食。

その後空港前にある、西郷隆盛公園へ。

   

ここもガラガラ。ささっと見学して、空港へ。

無事帰宅。

悪天で期待しない旅の始まりでしたが、観光中はあめが降るどころか、お日様も。ありがたいことです。
無事に旅が出来たこと、本当に感謝です。
今まで、当たり前のようにあちこち出かけていたのに、こんなに身の回りのことに気を使いながらの旅・・・。
行かなければいいのにね・・・。
複雑な気持ちです。でも、こんな中、結構に旅に行けるということ、本当に感謝です。

ありがとう。


与論島の旅 2021 その3

2021-05-06 17:55:52 | Weblog

2日目夜

前日満席で入れなかった食堂へ。夕方電話したら、ちょうど1卓空いていたので、予約しました。宿からも近いし、美味しそうな雰囲気

    

くねんぼ食堂、という名前。どういう意味なのか??聞けばよかった。

居酒屋みたいなお店でテーブル席2つと奥にお座敷。お座敷はふすまで仕切ってあり、テーブル席横は全部窓。全開です。
よそ者は警戒されてるようです。当然と思うわ。。なので、こちらも安心です。

メニューは色々あるのですが、迷ってるとこちらのご主人が出て来られ、食べてほしいメニューをさっさと決めてくれました。素直に従うのみです。

まず、島らっきょう

    

お塩がパラパラとふってあるだけ。緑の葉のところも軟らかくいただけるそうで、ほんとに全部美味しくいただけました。採れたてなのかな。

ヒメフエダイのお造り

    

とってもきれいな盛りつけ。お造りの下には大根のかわりのパパイヤのつま。お魚の向こう側にはカボチャやゴーヤの糠漬け。お造りはお醤油や酢醤油に唐辛子、と変化をつけて楽しめます。
こちらのご主人は東京でお料理の修業をされたそうです。
ちょっと洒落た盛り付け。飽きないようにつけダレも楽しめるし。嬉しい!

アグー豚の焼き肉

    

とてもきれいなお肉です。超お薦めでした。脂が美味。シンプルに塩コショウで。あっという間に食べてしまいました。お店の方が付いて焼いてくださるので、至れり尽くせり。

エラブチのマヨネーズ焼き

    

これもお薦めで。どんだけマヨネーズ入れてるか??というほどの油でしたが、パンチのある風味が南国の島によく合います。これも美味しい。

最後に先ほどのヒメフエダイのあらで作ったお味噌汁。奥さんが〆におにぎりは??と言われたので、これも素直に。

    

あっさりと美味しいお汁です。でも、かなりお腹いっぱいで・・。器が大きなお丼なんです。

    

おにぎり!運ばれた瞬間、とんでもない大きさに、、叫んでしまいました!一つだけにしておいてよかった・・。
隣のグラスと比べてみてください。グラスは、普通のよく食堂にある15㎝ぐらいの。
おにぎりの中には自家製肉みそが入ってます。
とにかく、勢いで食べないと食べきれない!せっせといただきました。でもとっても美味しい。肉みそもいいお味です。

お腹いっぱい、超満足の夜ご飯でした。

そうそう、この店、BGMがちょっと渋い。パリスマッチの曲がずーーっとかかってました。ファンなのかな。。私は好きだから嬉しかったけど。

2日とも夕食は大当たり。嬉しい~。

3日目は少し観光して戻ります。

 

つづく


与論島の旅 2021 その2

2021-05-05 23:21:51 | Weblog

2日目

雨のはずが、なんかお天気良い。ありがたい~

フロント棟に朝食。お庭のお花も南国

   

朝食はこんな状況なのでプレートに盛りつけられて運ばれます。鶏飯の素材だけ自分で自由に取ります。でもこれも小皿に分けてラップがかけてあるのもあり、助かります。鶏飯、初めて頂きました。美味しいですね~、すっかりお気に入り

二日目は午後に百合が浜を見に行く予定。先ずは島の中心街茶花へ。途中港も見学

   

美しい・・。正面に見える建物は営業してないホテル。眺めよく良い場所なのに・・。島内にはつぶれてしまった立派なホテルが何軒か。みな眺めよく建物が立派。バブル遺産なんでしょうね。

茶花では島の観光協会へ。午後の百合が浜へ渡るグラスボートの予約に。無事予約も取り、とりあえず島内観光をサクッと。

   

島内一番高い場所はお城跡。お城は結局建つことはなく、石垣だけ残ってます。この場所に神社が二つ。こちらは地主神社。鳥居をくぐると、土俵!

   

さらに階段を上ると境内。もう一つの神社琴平神社も。お参りして、石垣跡を見に、、植栽の手入れをされてる方にちょっと質問したら、お城跡のガイドをしてくださいました。仕事そっちのけで、、ボランティアガイドさんみたいだけど、違うんだろうなぁ・・沢山解説してくださるので、ついつい聞き入ってしまい、申し訳なかったです、でもお話はとても分かりやすく、嬉しかったです。

   

高い場所からの眺め。見晴らしの良いこの場所にお城が出来るはずだった。。
島の産業や成り立ちも解説していただき、ホテルに内地での暮らし同様を求めては気の毒・・と思ったりもしました。
今、島の2大産業はもちろんサトウキビ、そしてなんと和牛の仔牛(2歳まで)をそだてること。とにかく牛舎が多くてびっくりしながら車を運転してました。島民より仔牛の数の方が多い、なんておっしゃってました。この仔牛たち、後は神戸牛、松阪牛に。仔牛だとエサ代もかからないし、いいのかな。。

次は与論民俗村。近くです。

   

与論民俗村は個人が経営してる施設。家族総出で成り立ってるようです。
ご主人がガイドでついてくださり、色々施設の説明や島の文化を説明してくださいました。

  

  

サトウキビを絞る機会です。例年なら、社会見学で子供たちが沢山訪れこの機械を体験するそうです。

この民俗村は芭蕉布が有名で、時間があれば芭蕉布の説明も聞きたかったなぁ・・。

百合が浜のグラスボート乗り場へ

  

向かう途中、素晴らしい眺め

  

  

ずっと眺めていられる景色。

この日は大潮。干潮時間は午後2時ごろから。百合が浜は陸から沖に1.5キロ当たり干潮時に現れる島です。
時間に合わせて、浜の色々な場所からボートが出発します。業者が何軒かあり、船を止める場所も決まってるようです。
グラスボートで行くので、海底も見えて楽しいです。ウミガメもいて。

到着。船から降りて自由に歩けます。まだ、誰も歩いてない、砂の文様が美しい。

   

   

ほんとに美しい景観、何より自分の足で歩き回れるのが楽しい、やはり、与論に来たらこれを体験しなくては!
大潮の日を調べてから予約しないとね。。

お天気にも恵まれて、本当によかったです。感謝感謝!

一旦ホテルに戻り、夕食へ

つづく


与論島の旅 2021

2021-05-05 17:42:35 | Weblog

雨のGW最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。すっかりご無沙汰になってしました。

もう1か月以上前のことですが。まだコロナも落ち着いていたので、与論島に行ってきました。
南の島は何年ぶりかしら??

久しぶりの伊丹です。まず、奄美大島まで飛びます。関西のお天気はまあまあ、でも奄美はお天気悪くちょっと荒れ模様の様。雲も多く揺れもありましたが、奄美が近づくにつれ、揺れはひどく、あおられあおられ、なんとか着陸でした。小さい飛行機なので、結構怖くて、心臓パクパク。やっぱり飛行機ってあんまり好きじゃないわ、、

何とか奄美大島に着きましたが、これまたびっくりで、なんと人の多いこと!蜜も蜜!ただでさえ小さい飛行場なのに人であふれかえってます。奄美大島乗り継ぎで与論へいくのですが、、
子供たちの多いこと!よく見ると、色んな島の学校の旗を持ってます、小学校に中学校。その日は3月の月末、島赴任の先生が鹿児島に転勤で戻られるようです。凄いお見送り!保護者も結構来てて、記念撮影に忙しい。横断幕も。鹿児島行きの飛行機が飛び去ったあとの静けさ・・・、

与論島もお天気悪く、条件付きのフライトでした。

     

可愛い飛行機です。40人ぐらいかな、空飛ぶバスみたいな感じ。

     

この飛行機に乗ったのは私たち2名と写ってる女性の方、なんとたった3名。

本来なら30分程度で到着なのですが、雲が垂れ込めて、視界が悪く、なかなか着陸できず、試みるのですが、地上が大きく見えてくると急上昇!上空でぐるぐる、再びトライ!また上昇、3回目着陸方向を変えてトライ、やっと無事着陸です。なんと2時間近く乗ってました。変に疲れた。。肩こりました~、

    

お疲れ様でした。やれやれ。。

与論空港は街のバスターミナルみたいな感じ。レンタカー屋さんがお迎えに来てくれて、街中へ。なんとホンダのバイク屋さんがちょっと車貸すよ、みたいな感じ。早速宿へ。
空港から近く、海沿いの島では一番立派?なホテル、プリシアリゾートに宿泊。

   

こんなヴィラ?みたいな建物が敷地内に沢山立ってます。1階、2階と分かれていて、今回は1階でした

   

2階になると、荷物を持ってこのらせん階段を上がらないとダメです。フロント棟からトコトコ歩かないとダメだし。

一見良さそうに見えるかもしれませんが、バブル遺産?あの与論が流行ってたころは良かったんでしょうが・・。
あちこちかなりの老朽化。海の傍だし錆びてしまうのもわかります。が、、きっと沢山棟がありすぎてメンテナンスが追い付かないのでしょうね。レストラン棟やダイビング施設、ウエディングもありましたが、使われず放置状態のところもあり、なんだか気の毒な感じがしました。
お部屋はもう形容しがたい・・・、とにかく湿気臭さ、カビ臭、半端なく、とにかく入るなりすぐ窓開けて、換気して、空気清浄機やエアコン、色々試しましたが、まだまだ、ここで2泊頑張れるか??寝られるか?
床はブカブカしてるし、ソファはビニールのシート。水回りもなかなか大変な感じで・・。でもお掃除は行き届いてるのです。そこが凄い。いくら新しいホテルでもお掃除がいい加減だと気持ち悪いし。

というわけで、まず敷地内を散策しました。散策途中、他の宿泊棟の窓やドアを開け放してる人もいて、やはり同じ感じなのかなぁ・・・っと。

   

プライベートビーチです。なかなかきれいな景色。

夕食はホテル近くに食堂やイタリアンのお店があるようなので、行ってみましたが、食堂は満席、イタリアンは閉店中。

仕方なく、うろうろ車で走ってみつけたお店へ

こんなお店。お肉、地元の魚介、自家農園野菜の鉄板焼きのお店MARARA(まらら)空いてそうだったので。

   

これは次の日お写真を撮るために来て、写しました。真っ暗だったので。

このお店、コロナ対策もバッチリでお客様は他に1組

   

パーテーションもあり、私たちはカウンターでしたが、そこもパーテーションで仕切ってあります。大きな窓も全開、換気扇も回ってるし、、良かったです。

お料理

   

地魚のカルパッチョ。自家製ドレッシングが美味しかった。

  

地の三種類の貝のソテー。シャコガイ久しぶりに頂き、嬉しかった。これも美味しかった

  写真撮り忘れで、アグー豚のフランクフルトをいただきました。かなり美味、スパイスも効いてて、お肉が美味

  

地魚のソテー。身がプリプリで美味しい。クエのような感じ。

  

モズクの卵焼き。モズクで卵焼きしたことなかったけど、美味しかったので、作ってみようと思う。

  

お魚の身が入ったガーリックライス。これも美味。

結局全部美味しく、大当たり!

ホテルに戻り、ドアを開けるなり、臭っ!と叫ばないと入れない・・・
なんとかうとうとで朝を迎えました。

 

つづく