ちょっと間が空いてしまいましたが、東北旅行の続きです。
2日目村上市の鮭のお店を出発 すでに10時を回ってました・・・。
この日は山奥の秘湯、姥湯温泉まで行かねばなりません。3時ごろには到着したいものです。なんといっても東北は日の暮れが早い!
村上市から米沢の方へ向かって進みます。途中渓谷沿いに走るところも多く、ついつい止まっては撮影・・・。なかなか進みません。でも、紅葉が綺麗。あっという間にお昼です。昼食は、毎度おなじみの道の駅。米沢の道の駅だったので、お肉屋さんが出店してます。折角なので、そのお店で米沢牛のメンチカツと肉巻きおにぎりをいただきました。
肉巻きおにぎりははじめて。甘辛く煮付けた牛肉の薄切りで、胡麻が入ったおにぎりを巻いてあります。しっかり味です。ちょっと濃かったけど。美味しかったです。
昼食をさっさと済ませ、目的地に向かって走ります。途中、滑津大滝を見学。なかなか素晴らしい滝でした。ちょっと吹割の滝に似ているように思います。観光客もまばらで、ゆっくりできました。あと、七ヶ宿ダムも見学。このあたりでかなり時間が怪しくなってきました。もう、寄り道なしです。
国道を走り、途中から、滑川温泉、姥湯温泉専用?山道に入ります。グッと道幅も狭くなり、道路事情悪し。想定内ですが・・・。だんだん薄暗くなり、行き交う車もありません。道もさらに狭くなり、車1台分の幅しかありません。いったいどこまで走るのか・・・。と林の奥の下の方に1軒の宿が、もくもくと湯気を上げています。滑川温泉です。あともう少し。ここだったら良かったのに・・・と横目で眺め目的地へ。ここからが地獄の道です。とにかくカーブが厳しい。
1度で曲がれないカーブにはこんな標識が。
何とか1回で曲がれる角度。曲がるとすごい傾斜の坂道で、天を仰いで登ります。車はずっと1速です。それにしても、いつまでこんな道なんでしょう。。。車は後にも先にもウチだけ。まぁ、離合出来ないから、対向車が来ても困るんだけど。と思ってると珍しく対向車。姥湯温泉は立ち寄り湯のお客様が多いのです。立ち寄りの人は3時半までしか入れないので、帰り道ですね。路肩に車を寄せ、無事対向できましたが、それからが大変!左側は落ち葉が沢山積もってたのです。いくらエンジンふかしても、スリップするばかり。こんなところでどうするの???だれもいないし、日は暮れてくるし・・・。夫は木を拾ってきて後輪の前後に挟み、私に後ろから押せと言いますが、なかなか・・・。全くダメです。ウチの車は後輪駆動。前がダメなら後ろです。バックでなんとか道路に乗ることができました!もう、汗汗です。はぁ~疲れます~・・・
やっと、宿の駐車場が見えてきました。もう何台か止まってます。車を停め、荷物を持って、つり橋を渡り、坂を登るとやーっとお宿。
つり橋の上には雪が積もってました。
もう、疲れました!私は秘湯マニアでもないのに、なんでこんな思いして、ここまでこなきゃならないのか。宿はこじんまりとして、なかなか風情のあるいいお宿。早速温泉へ。内風呂もありますが、やっぱり露天!眺めが良くて、広いほうが混浴。女性のは少し小さく、眺めもまぁまぁ。混浴ねぇ・・・折角だから明るいうちに入ってみたいものです。夜になると混浴から女性専用になるのですが、景色は見えません。
囲いがされてる奥が露天風呂です。手前右は宿。
思い切って行ってみると、ラッキーなことに、誰もいません。今のうちにささっと入ります!夫を見張りに立て、、源泉掛け流しの温泉を堪能。なんとも良いお湯です。かなり強い感じはしましたが。あと、内湯に行き、ゆっくりできました。こんなところまで来たんだから、しっかり温泉を楽しまないと!
さて、夕食です。こんな辺鄙なところです。期待はあまりしてませんでしたが・・・・・・。
つづく・・。