膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

星のや 東京

2019-06-22 23:19:37 | 食道楽ランキング

先週末、お友達ご夫妻のお誘いで、星のや東京に宿泊ではなく、お食事に行きました。

なかなか行かれないお店、ワクワクします。

      

こちらが門です。中にはヒバの一枚板の自動扉

開くと

     

靴を脱ぎお玄関を上がると、突き当たりには、床の間のような空間。天井は非常に高く、ふしぎな廊下。左側は栗の木の枠に竹の皮を編んだものが。美しいです。右側に行くと、エレベーター、2階がフロントになります。

     

奥では、海外からのお客様向けに皿回し等の芸の披露がされてます。染之助、染太郎のような感じ・・古っ、、

     

お待合の椅子。

レストランは地下です

     

エレベーターの扉が開くと正面に石。地下の空間は地層をイメージしてつくられてるようです。
お部屋は個室が6部屋。この日のお部屋は6人掛けのテーブルのあるお部屋

黒いテーブルの上にはヒバの木の折敷。

     

メニュー

     

アミューズ

     

ラグビーボール状のうつわ。黒っぽい木はこの土地を掘り起こしたときに出てきた木材、新しい木材と合わせて作られたもの。切込みがあり、そこにチュイルが差し込まれてます。やはりこれも地層をイメージしてるそうです。
黒いチュイルは小麦ベースに魚の骨や竹炭が入っていて、焼かれてます。バターの香りが香ばしい。ピパーチ(島コショウ)も。ピックに刺さっているのは、サモサ。中には鰯のつみれがはいってます。ちょっとスパイスも。しっかり鰯味でした。やはり揚げたてはおいしい。

    

こちらの懐紙にとり、いただきました。

温  鱧

    

グラスの中は煙が。白いのは米粒。蓋になってるグラスの上には鱧のムース。まずこれをいただきます。鱧っぽくなく、軟らかく軽い食感のムース

    

グラスには鱧の濃縮だしの熱々が注がれます。

    

鱧のフライにタルタル風のソース。木の芽の香りもよく合います。濃厚なソースですが、酸味が効いてるので爽やか。

石  五つの意志

    

これが凄い!石の上に意志を感じるお料理がのってます。どれも直径が2㎝から3㎝ぐらいの大きさ。本当に細かい作業で気が遠くなります。職人技です。
左、大根を桂剥きにしてるのかしら、くるくると巻いて、中心に伊勢海老。その上にきゅうりの薄い花びら状になったもの。中心にイクラが一粒、その周りには点のようなアメリケーヌソースのツブが。本当に細かい。一口でいただくと、海老の濃厚な味わいを感じ、そこにお大根の食感がプラスされます。でも大根特有の匂いはあまり感じず、しっかりエビなんです。こんな小さくても海老!
右隣、ミニトマトとマイクロトマトの中間のような大きさ。つるりと光沢があり、ぷよぷよした中にはアサリ出汁ガスパチョが入ってます。一口で。口中でゼリーのような皮がはじけると、一気にガスパチョが広がります。これも、ザ・ガスパチョ。
隣、コロッケ。上にはネギの花があしらわれてます。周りの黄色はクチナシ。いただくとツブ貝の食感に磯の香がふわっと。何とも美味。
筒のような形は中にタコミンチ、まわりは人参。これもタコの風味が強い。
右端、ずんだ餅。ザ・ズンダです。もちろん枝豆なのですが、中の餡は穴子、そしてご丁寧に求肥のようなものも入ってて、楽しく美味しい!
この五つの意志も全てベースは魚介ですね。最初のアミューズも。でもそれを強く感じさせないものとしっかり感じさせるもののコントラストが楽しく、美味しくいただけることなんでしょうね。凄いです。すでに、超満足の私。。

 鮮 鰹

     

蓮の葉の下からスモークが、ドライアイスが仕込まれてて、まるで雲の中の蓮の葉のようです。

     

太白ごま油をまとった鰹の身。ふきのとうの酸味の効いたペースト、フェンネルや木の芽、ねっとりとした身に色々な香りが複雑に絡みつき、独特の世界が広がります。こういう組み合わせ、初めてだったので、魅力的でした。サスエ前田さんの鰹は二度目ですが、やはり美味。風味濃厚。

包  サザエ

    

サザエの肝のフランにミルキーな出汁と泡をかけていただきます。すっごくイソイソ香り、ですが濃厚でパンチのある感じ。肝フラン美味。

太刀魚

    

なんて肉厚な太刀魚なんでしょう!ふっくらと焼きあがり、軽井沢の依田さんのお野菜がひらひらと踊っています。シンプルなんだけど、奥深い。食材の味が生き生き。隣にガラスの小さなお皿にトマトウォーターが入っていてつけていただくようになってます。でも、つけなくて十分美味しい。トマトウォーターのドレッシングはそれだけで、これまた美味。

融 鮪

     

桐の箱が運ばれてきます。

蓋を開けると

    

びっくり箱のよう。ザ・マグロ、です。辺は鮪のほほ肉のコンフィ上に中トロの鮪、下にはジャガイモのピュレ、サクサクおせんべい状。
つくりはキノコのデュクセルで作られてます。香茸のソースがかかり、突然フレンチに変身します。
このお皿がメインです。鮪のコンフィはお肉。凄い表現でホントに楽しい、でも味はとても繊細。

〆 毛ガニ

    

毛ガニのリゾット。ミソやトマトソースで調味してます。ウニものり、濃厚な〆です。旨味たっぷり。

最後まで魚介満載、オンリーのものすごいコースです。
生まれて初めてのコースです。でも最後まで飽きさせない風味の緩急が素晴らしい。

涼 小夏

    

紫蘇で作られた飴が蓋になってます。紫蘇の花や小さな赤紫蘇がちりばめられて、華やか。蓋をバリっと割っていただきます。
大葉のジェラートに小夏がカットされ、ジュレも。大葉のジェラートがさわやか。
お口直しのシャーベットの役割かな。。

満 白桃

    

この器が素敵。和の雰囲気で。白桃は昔懐かし桃缶を思い出させます。上にはミニかき氷機で梅酒のかき氷を削ってくれます。が、もう少してんこ盛りにしてほしかった~~、上品です。どうも最近かき氷というと、奈良のほうせき箱の山盛りふわふわを思い出します。
しかし、ここはレストランですから。。かき氷の下にはアマレットのムース、これが美味。甘く、香り豊かな、ちょっと昔を思い出す、ノスタルジックデザート。いいなぁ~~。

食後のお茶はお薄か黒文字のお茶を選びます。

   

黒文字の香り。お気に入りです。

  

お薄は、薄いです。アメリカンだ。

小菓子

   

流木の上に細長いプレート、とっても可愛いお菓子たち。
きなこのマカロン、イチゴのムース、落花生、マンゴーのジェリー、サクランボ、、最後まで楽しい。どれも美味しく、しっかりいただきました。

本当に素敵なお料理の数々、それも魚介ばかり。仕事も美しく丁寧、これぞプロフェッショナル!

浜田シェフもお出ましくださり、色々お話ができて、嬉しかった~~!

 

次回は冬に行ってみたい。冬のお魚、美味しいし。。。

 

あ~~、記憶が薄らぐというか、脳が反応鈍くなってる。。。集中が足りなかったかな。。反省。

 

 


2019.6月のお教室メニュー

2019-06-08 22:22:19 | 料理教室

来週からお教室が始まります。

今月のテーマは「少しエスニックな夏の和食」です。
いつものことですが、お教室帰りに手に入る食材、作りやすく、いつもとちょっと違う、基本のテーマ。

早速ご紹介しますね。

焼きシシャモのマリネ、トウキの香り。
あっさりとした爽やかな南蛮漬けです。甘さ控えめであっさりと香り豊か。かなりお気に入り。冷蔵庫で4日間ぐらい大丈夫なのでつく置きにも。

大和丸ナスのきびあんかけ

     
旬の大和丸なすを使ったお料理。もちきびがあんかけに。もっちりと美味。スーパーフードがたっぷりといただけますよ。新生姜がアクセント

夏野菜たっぷりエスニック赤だし

     

夏野菜がたっぷり入ってます。香り豊かな爽やか赤だしです。いくらでも食べられちゃう!

季節のお魚の緑茶蒸し
新茶の季節ですね。美味しいかぶせ茶を使ったお料理。イサキ、タイ、鱧等季節のお魚で作れます。あっという間に完成です。白味噌のたれも。

茶そばサラダ

     

お茶の季節なので、茶そばを使ってみました。クレソンとお茶の香りとほろ苦さが合います。クレソンたっぷりがいいですね。ちょっと甘めのドレッシングも作ります。

黒千石ご飯
小さい(陀羅尼助丸)のような大豆です。北海道十勝で作られてます。もちろん奈良のスーパーで購入できますよ。
気軽に炊けるので、色もとってもきれい。お楽しみに!

6品です。今月はお魚、お野菜が色々で、あっさり系かな。前回はお肉だったので。

はじまりのお茶はかぶせ茶とマールブランシュのサブレ、

デザートは抹茶アイスと白玉、白あん、きなこ。

 

こんな感じで用意してます。

今月は新しい方々もご参加予定。新しいご縁も生まれることでしょう。
皆様がお料理を通して、繋がられるお手伝いが出来ること、とっても嬉しいですね。

安心安全、楽しいお教室が運営できますように。

 

     


北海道・帯広旅 2019.5月 お土産

2019-06-06 17:43:39 | Weblog

今回の帯広旅では、まず、チーズを色々購入して自宅に送る、というのが目的。

       

最近チーズの品ぞろえが多くなった?って、まだ2回しか行ってないのに。。偉そうに。
藤丸百貨店へ。
売り場が移動してます。ちょっと探しました。
凄い!広くなって、ますます豊富な帯広製品、チーズの棚をしっかりみて、購入。って見れば見るほど迷うのです。
とりあえず時間もあるので、今までのお気に入りプラス、新しいものも。

それから、帰りの空港でもまたまた購入。十勝産ではないものがあるので。

帯広六花亭本店ではマルセイバタ。バターサンドではなく、その元のバターです。それも4個ほど。

帯広の老舗お菓子屋さん柳月で購入したお菓子たち

     

北海道ホテルで箱を購入して、乳製品とこのお菓子たちをクール宅急便で送りました。送料、べらぼうに高かった!!

チーズは毎日楽しくいただいてます。
レラ・ヘ・ミンタル、好きだなぁ。コンテみたい。足寄チーズの結はミルキー、誰にでも愛される味。プチ・プレジールは酵母発酵で日本らしい風味であっさりと。それに桜の香りを足したのがさくら。コバンは白カビタイプで、クリーミー。
香林農園のウォッシュはウォッシュらしい香りがとっても好き。クリーミーです。さらべつウォッシュはちょっとラクレットのようで温めて食べると益々美味。
これから、ブルーチーズとNEEDSのチーズをいただきます。まだまだ楽しい!

お菓子は色々楽しい。朝ドラ一色のなつどら、普通に美味しい。お土産にいいですね。

折笠農場でいただいた自然農法で作られた、強力粉、きなこ、黒千石。

       

黒千石ご飯、とっても好き。やはり、煮あがりがちがう。香りもいいし。きなこはこれからいただきます!あっ、強力粉も。
これをきっかけになんと、パン焼き機を買いました。
30年前ぐらい、はじめてパナソニックからパン焼き機が発売されたときに買って以来です。あの頃は高かった3万円はしてたから。お料理コンクールの賞金で買ったことよく覚えています。ずいぶん色々焼きました。すっかり古くなり使わなくなったので捨ててしまってましたが、また買うことになるとは。一番シンプルなもので以前の半額。よかった~~。
これで、お粉も選んで復活です!

最後にとっても素敵なプレゼント。
帯広でお世話になった栂安先生からいただいた、2年越冬のジャガイモ。きたあかりと男爵です。

       

先生は取材もされ文章も書いてらっしゃいます。記事と一緒にいただきました。
どちらも蒸していただきましたが、まるでジャガイモじゃなくて、ほかの食材のようです。甘味が強く、でもジャガイモ独特のえぐみ?土の味?も感じ、なんとも美味しいお芋です。感動していただきました。

素敵な食材に巡り合えて、楽しい北海道旅でした。

次回はいつ行けるかな~~

また農場、農園巡りもしたいですね。

今、奈良は大和丸なすが沢山出来て来てます。奈良にしかない美味しいおナス。全国の方に食べてもらいたいなぁ・・

さぁ、来週のお教室に向けて準備も頑張らないとね。


北海道・帯広旅 2019.5月  その4

2019-06-05 23:43:16 | Weblog

北海道最後の夜は、毎度のモリエール。もう、5回目??

      

陽が長くなり、まだ薄明るい。花壇も春仕様ですね。遠くからモリエールのお店の灯りが見えてくるとワクワクします。

      

テーブルの写真も撮ってない。。それにしても、不思議なのだが、今まで一度も同じ場所のテーブルに座ったことが無い。いつも違う場所。今回ももちろん初めての場所。そんなに広くはないのですが。。どこに座ったのかデーター残してるのかしら。
ちょっとしたことでもワクワクするなぁ・・

いつもの玉ねぎのタルトから

      

熱々!手で。生地のサクサクと玉ねぎのとろとろ、定番はいいな。

原木椎茸のスープ

      

初めて。ザ・シイタケ!の風味です。濃い!でもまろやか。いつものカップではなくラッパ型の器です。たっぷり入って、美味しい

ふきのとうのフリット。画像、何故かありません。きっとすぐ手に取り、食べてしまったんだと思います。
3月、奈良の桜井の食と農の大学校での講習でもいただきました。
これはやはり出来立ての熱々、サクサク、中のホタテのふわふわをさっさといただかないとね。

この日はおまけでタラの芽のフリットも

      

これがまた香りよくサックサクで美味、そのうち、天ぷらモリエール、なんてお店が出来そう。。出来ないかなぁ~~絶対行く!

いつものサラダ

     

軽く火の通ったお野菜たち、ハーブ類も色々。レモンピールや梅のソース、胡麻、ビーツ、香りが盛りだくさん。でもどういうわけか喧嘩しないで、みんな仲良し。ほっとする美味しさ。

フォアグラと舞茸

     

こういうお料理があるということは知ってましたが、初めてです。嬉しい!
とんでもなく美味。舞茸がじっくりと素焼きになってて、香り豊か。フォアグラはカリッフワッ、木の芽の軟らかい葉がたっぷり添えられてます。この香りのハーモニーがたまらない。大好き。

ヤマメ

    

バターでグツグツ。立派なヤマメです、なぜか秋田産。モリエールで北海道じゃない食材は珍しいのでは?

   

ケイパーやクルトンが敷かれてて、レモンがしっかり効いた焦がしバターのソース、ジャガイモのレモンソース。香ばしく美味しい、淡水魚は初めて。これだけバターたっぷりだけど重くない。

お口直し

   

レモンティーのシャーベット、一口いただいて、洋ナシのリキュールをかけてくださいます。いつもの味。ほっ・・・

メインは十勝牛フィレ

   

香ばしく炭火焼き

   

しっかり焼いた蕪、塩漬け黒コショウ、赤ワインソース、八丁味噌と辛子を混ぜたもの。
十勝牛、初めて。やっぱり美味しい!脂があまりなく、旨味がしっかり。美味しい!八丁味噌のソースも。牛肉に八丁味噌の風味を合わせるのは好き。

いつものチーズ

   

エグヴィヴのパンにロックフォール

合わせるのは

   

私もちょっとだけ。このマスカットの香りのワインが甘くて、塩気のしっかりピリッとしたチーズにピッタリなんです。香りいい~~

デザート

   

わぁ!石垣のパイナップルの丸焼き!ワイルドだわ~、札幌で石垣!黒こげ。パイナップル型の銀のトレーに乗ってサーブされるところが、笑える。こういうところもお楽しみ!!目の前で皮を剥き切り分けてくださいます。

   

バニラのアイスクリームと。ホクホク甘酸っぱく、熱くて冷たく美味。ホントに楽しい。この楽しさって、どこのお店にもない楽しさかも。

ドーナツも

   

これは子菓子とは言えない、大菓子。熱々をちぎって、アイスクリームにつけていただきます。これがまた美味しい。とても全部は無理なので、お持ち帰りです。うれしいお土産!

今回はどっしりとした焼き物の器もお目見えです。
これがなんと桜井に窯を開いてる大町正男さんの作です。

   

この器とか、フリットをサーブしてくださった葉っぱ型の大きな器や、こちらも。

   

可愛らしい蓋つきの器です。ちょっと織部のような感じなのかなぁ・・、中には小さいお花たちと大分の柑橘のゼリー、イチゴのココナツ寄せ。このイチゴのココナッツ固め?がなんとも美味!初めての食感。デザートもすごい。

ギモーヴ

   

このギモーヴ、ガラスの器にとぐろを巻いて入ってます。それを持ち上げはさみでカット。なんか、これも笑っちゃう。楽しい!
わりと軽めのギモーヴでグランマニエの香りも豊。

最後にハーブティーをいただきました。

 

やっぱり楽しい!このお店でお料理をいただくと、色々考えることが凄く面倒になってしまいます。それより、何もかも楽しみたい!という気持ちにさせられます。多分サーヴィスのなせる業なのか、もちろんキッチンとの連携もすごいんだと思います。
何とも言えない一体感が凄い!
体育会系なのかも。私は体育会系は苦手だけど、こちらだけは別!

あ~~、楽しかった!次回はいつかなぁ??・・

麻薬的なお店です。

お土産番外編につづく

 


北海道・帯広旅 2019.5月 その3

2019-06-05 17:35:14 | Weblog

3日目

ホテルの回りを散策

      

お庭 

     

 近くのグリーンパークという公園へ。

     

     

長~~いベンチが有名です。

リスもあちこちに

    

人慣れしてるのか、逃げない。。一心不乱に木の実をかじってる。

最後に今回の旅でとってもお世話になった栂安先生のお家にご挨拶に行きました

    

お玄関に素敵な看板!おしゃれ~

ちょっとだけお邪魔して、、

    

ご自宅とは別にレッスン室があります。あ~、憧れます。。キッチンは特注品でとっても立派で素敵でした。

   

先生がされてるサイトの紹介。こういう風にパネルにするのも素敵ですね。

ご挨拶後近くのばんえい競馬場と直売所

    

    

色々欲しいものはありますが、とりあえず、前の晩にいただいた、山ちゃんのもちきびを購入。もちきび一筋の農業をされてるそうです。

3日目は札幌へ移動、途中。新得によります。
こちらには共働学舎新得農場があり、チーズ工房もあるので寄ってみます。

大好きなチーズ「さくら」を作ってるところ

    

ミンタルという名のショップです。

店内

    

チーズも色々販売されてるし、その他の食材も

やはりここに来たらラクレットをいただかなくては

    

    

ジャガイモのラクレット。このお芋がすっごく美味しい。どうしてこんなに風味が強いのか!チーズもどっさり。

   

こちらは全粒粉?かな、のパンにまたまたラクレットどっさり。とにかく美味しくて。。山盛り乗ってるのがうれしい~~
すごく幸せな気分

   

お庭の眺めも素敵。

新得はお蕎麦も有名。
チーズを食べたばかりですが、やっぱりお蕎麦も

   

軽くざるそば

   

これが全く軽くなく・・・盛りが多い!
でも、美味しい御蕎麦なので、しっかりいただきました、お腹いっぱい!

さて、札幌へゴ―――!

つづく

 


北海道・帯広旅 2019.5月 その2

2019-06-02 23:35:11 | Weblog

いよいよ、新田牧場NEEDSへ向かいます。
北海道は近いといっても遠い。なんだか延々走らないと目的地に着かないという感じ。
運よく、今回の旅をご案内してくださる、帯広在住のお料理研究家兼十勝観光大使の栂安先生にバッタリ。お会いできてよかった~~!
早速一緒に向かいます。

到着!牧場は一般の人は入れません。チーズ工房もほんの入り口だけ。やはり衛生面の大切さがあるので。当然ですね。
工場長の方がお出迎えくださり、十勝のチーズのこと、槲(かしわ)のこと、お話しくださいました。
工房の前の牧場には大きな槲の木も

      

まだ葉っぱは出てませんが、葉っぱが茂るとどんな風になるのかしら。。

工房の中のお写真も。カチョカバッロが吊るされて乾燥にかけてます。

     

もっとたくさん吊るされてる時もあるようです。
美味しそう~~
新田牧場は奈良とご縁があるのです。これも驚きなのですが。。奈良にあるニッタという皮のファンベルトの会社の牧場なんです。皮をなめすのには、槲の樹液が必要だそうで、この槲がたくさん生えてるところを購入し、木を伐採して、牧場にされたそうです。その乳でバター(今はよつ葉が作ってます)そしてこのようなチーズを作ってらっしゃいます。こちらで有名なのは、大地のほっぺ、カチョカバロ、槲、モツァレラ。
そうそう、工場長さんは帯広の方と思ったら、なんと尼崎から移住された方でした。帯広が一番住みやすかったとか。。
十勝では、それぞれの工房でラクレットの元のチーズを作り十勝川温泉でそれを集めて熟成させてるそうです。とにかく、みんなで協力して盛り立ててるところが力強く凄いなぁと感心しました。

チーズ工房のショップ

    

ついつい買ってしまう~。私は槲の大ファン

工房の中にはこんなパネルも

    

昔のバターづくりの様子がわかりますね。

    

可愛らしいお玄関。

フランスからも見学に来られるそうです。十勝のチーズのレベルが上がるはずですね。。

NEEDSの後は折笠農場さん

    

このトラクター、タイヤが2メートルぐらい、それ以上かな、あります。まるでビルが動いてるみたいで、こちらに乗り、折笠さんが登場です。とってもお忙しく、また、一般の人には普通はお会いにならないそうです。栂安先生のお陰です。それとご縁をつないでくれたニシキ醤油さん。
この冬に発売されたお気に入りの「法隆寺醤油」の材料がこの農場の自然農法で作られた大豆と小麦です。こちらも奈良とのご縁があるのです。
お忙しいところ事務所で自然農法への思いや農業のこと生産物のこと、と短い時間で盛りだくさんのお話を伺い感動!
ジャガイモ

    

色んな種類があります。

こんな製品も

    

きなこと強力粉をお土産にいただきました。あっ、大好きな黒千石も。全て、無農薬、無肥料の自然農法で作られたものです。そして開発中のジャガイモで作ったビネガーも。そのビネガーで作るマスタード。ビネガーも優しい風味で美味しい!製品になったら取り寄せないと!
農場のお写真

    

どこまでも続く畑です。

本当に有意義な素敵な時間でした。有機農法に対する考え、私自身も考えさせられました。

一旦ホテルに戻り、栂安先生が予約を入れてくださった中華料理屋さんへ。

   

帯広で有名な「ますや」というパン屋さんのビルの1階です。
先生と一緒に会食。色々お話して、ホントに楽しい時間。

お料理も素敵です

   

ツブ貝と青菜の和え物。つき出し風です。

   

これが面白くて、美味しいお料理でした。トリッパと青ザーサイの和え物、ローズマリーの風味。ごま油とローズマリーの香り。これがよく合うのでびっくりしました。食感もよく美味しい。

   

十勝牛のローストビーフにニラのソース。アスパラと。ニラのソースが中華な感じ。お肉は美味。

   

十勝マッシュルームのお料理、ソテーと生で。すっごく香りがいいです。十勝マッシュは京都祇園ロシアレストランキエフで作られた方のお話を聞き、マッシュルームもいただいたことがあります。キエフでもお料理に使われてます。
やっぱり美味しい。

    

豚肉ソテーになんともちきびで作ったあんがかけてあります。これは初めて!面白いし、美味しい。そして、スーパーフードといわれるもちきびを沢山摂ることができます。実は今月のお教室でもこの「あん」をご紹介しますね。お野菜にも、お肉にも合い、ボリュームがありますが、カロリーは抑えられてます。とても勉強になった一品。

    

〆は麻婆豆腐と白ご飯。王道です。この麻婆豆腐、花椒が凄く効いてて、ほわほわ。久しぶりに辛い麻婆豆腐をいただきました。美味しい。

    

デザートは杏仁豆腐。ですが、杏仁ブラマンジェに杏仁風味のエスプーマ、ジャスミンの花のジャム添え。美味しい。

どのお料理も楽しく、美味しい、素敵なお店です。先生とのお話も尽きることなく、次のお店へ。
帯広では、どうも、梯子は当たり前のようです。それだけお店が夜遅くまであるんです。
屋台村は有名

     

色んなお店があり、皆さん楽しそうに飲んでらっしゃいます。お店の種類も豊富だし。凄いなぁ。。奈良は暗くなったらし~~~ん。

次のお店は

     

フレンチのお店。この店、以前は屋台の中のお店ですが卒業され、別の場所に開店されたそうです。
こちらのお店満席だったのですが、お譲りしていただきカウンターに着席。

先生のお教室の生徒さんの養殖鱒。

    

これがとっても美味しい。水が良いから美味しい鱒が養殖できるそうです。

    

十勝のチーズ盛り合わせ。半田ファームのチーズと赤ワインのブドウの搾りかすをつけたチーズ。パンはますやのバケット。
チーズ、どれも美味しい!パンは食べやすいパン。美味しい。

すでに、お客さんは私たちだけ。。すっかり夜も更けて、ホントに素敵な楽しい時間でした。ありがとうございました。

3日目につづく