膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

徳山鮓 余呉湖 1泊2日 その2

2018-08-31 17:36:35 | 食道楽ランキング

夕食です

こんな素敵な一皿から

        

万願寺唐辛子、オクラやブルーベリー、ミニトマトも。枝豆は山椒風味のお醤油煮。この枝豆がちょっと面白い、真似できるかな??
真ん中には猪、鹿、熊で作られたパテドカンパーニュ。隣に猪の生ハム、はす芋と組み合わせてありました。どちらも、美味。素朴な素材ですが丁寧に調理されていて、とても楽しいプレートでした。

お造り

       

鱒です。あっさりと上品な味わい。

とろろと鱒の子

       

冷たいお料理。とろろの摺り流しの中には鹿肉のローストを小さく切ったものが入ってます。上のお醤油漬けの鱒の子が調味料。鹿のかおりと大和芋の香りがよく合い、土の香りを感じました。

        

骨と頭はカリッと揚げてあります。うるかがアクセントに。

        

天然ウナギ。今回はこちらも楽しみに伺いました。皮はパリッと香ばしく、ちょっと淡水の香りも感じ、小さい実山椒を一緒にいただくとさらに美味。頭の身はゼラチン質も。堪能いたしました。

再び鮎

        

小ぶりの鮎の塩焼きです。香ばしくて美味しい。やはり塩焼きが一番好きかもしれない。。

手間暇かかった発酵食品

        

これがすごい!
右から鯖の熟れ寿司に飯のソースと吉田牧場のカチョカヴァロを削ったもの。一緒にいただくとなんとも奥深い風味です。カチョカヴァロがこんな風に使われるなんて。。発酵繋がりかもしれないけど、面白い。
左隣、鮒ずしに自家採蜜のはちみつ。夏仕様の鮒ずしです。なんと5種類も作ってらっしゃるそうです。季節に合わせて。夏仕様は酸味が強く、さっぱりとしてます。酸味にはちみつがよく合います。ブルーチーズにはちみつ合わせる感じかな。このはちみつが凄いです。いくつもハチの巣を作り、あちこちに置いてるそうです。百花蜜。熱処理せず、圧搾機も使わず、そのまま。なので結晶がじゃりじゃりしていて、食感も楽しめます。
その左隣は発酵からすみ。これが秀逸。普通のからすみよりねっとりとしていて、発酵させているので軽い酸味があります。なんとも美味しい。普通のからすみよりこちらが好きかも。。その隣は鯖なれずしのサンド。これは普通。というか他がインパクトあって楽しかったので。

〆ご飯

      

この日は熊ご飯。熊のそぼろに角煮。ごぼうも入ってます。目の前で混ぜてよそってくださいます。そぼろには軽く生姜風味、角煮の方はホロホロで山椒風味。混ぜるとごぼうの香りも重なり、いくらでもいただけます。〆ご飯に熊ご飯って重くないかと心配しましたが、とんでもない。結局2杯いただき、完食です。

デザート

      

これがまたすごいアイスクリーム。熟れずしの飯でつくったものです。この作り方、特許も取ってらっしゃり、額に入って置いてありました。特許を取ったアイスクリーム、はじめてです。やはり、酸味がある、アイスクリームで下のクッキーと一緒にいただくと甘みもちょうど。最後まで楽しいお食事でした。

次の朝、雲は多かったですが、なんとか余呉湖も美しく。

      

朝食です

     

鮎の成長までが楽しめるお献立。お鍋にはお出汁に長ネギたっぷりの氷魚。稚鮎の佃煮や、鮎の一夜干し。ごりの佃煮 イザサの炊いたの。サラダにお漬物、梅干し。お味噌汁には山蕗。鹿肉の入ったお茶わん蒸し。実山椒が2種。
ご飯もたっぷりよそってありましたが、完食です。余呉湖のお魚が色々楽しめて、珍しかったです。ごりの佃煮、懐かしかった。。祖母がよくいただいていたのを思い出します。京都は琵琶湖の淡水魚の佃煮をよくいただくので。

食後にコーヒーを頂きながら眺める景色

      

帰りは徳山鮓のご主人から教えてきただき、渡岸寺へ。国宝の十一面観世音菩薩立像を拝見しに行きました。
東京の武蔵野美術大学の方々も来られていて、一緒に説明を聞くこともでき良かったです。
素晴らしく、美しいお姿でした。

徳山鮓のご主人の食材や発酵のお話も色々聞かせていただき、楽しい小旅行となりました。

また季節を変えて、違うバージョンの鮒ずしを頂きに伺いたいです。


徳山鮓 余呉湖 1泊2日 

2018-08-31 16:42:01 | 食道楽ランキング

お盆明けに余呉湖畔の徳山鮓に伺いました。

こちらのお店はお友達も何名かよく行ってらっしゃるし、なんといってもお教室の方が大絶賛していたので、是非行かなくてはと思いずいぶん前に予約を入れました。
当日はまず、ちょっと足を延ばして宮津まで行きました。ほんとは飯尾醸造さんを見学したかったのですが、出発が遅くなり断念。街だけちょこっと見学です。

ちょうどお昼過ぎに到着

なかなか趣のある町。古い建物も残っていて、素敵です。街中もきれいだし、人少なくてゆっくりできます

     

旅館です。有形文化財のようです。

      

教会。木造で裏側はツタがはってました。メイン道路から一筋入ると、こんな道

      

なんと、大正時代からされてる洋食屋さん。そそるわ~~

      

洋食仕出しもしてるみたいです。チキンカツ定食780円の看板も。(この日のランチ)
可愛らしいお店です。上野精養軒を思い出しました。。

こちらのお店は、飯尾醸造さんのイタリアン、アチェ―ト。夜のみのお店

      

HPをみると、お料理、美味しそう!次回はこちらに是非来たいですね。ということは、宮津で宿泊だ。。

お昼も過ぎてお腹もペコペコ。
おうどん屋さんに行きました

      

なんでも、地元で人気らしいです。この日はお昼の時間を過ぎていたので、お待ちの列はありませんが、お待ち列ができるようです。

メニュー

     

えび天うどん

     

鶏なんば

     

麺はもちろん手打ち。メニューで固さ加減が違うような気がします。お出汁は飯尾醸造のお酢が隠し味で入ってるみたい。お酢の力なのかお出汁に奥行きがでて、とても美味しいと思いました。えび天は大きい!衣一杯じゃないのがうれしい。
どちらも好きだわ~。
次回の宮津は、ランチはこんぴらうどん、ディナーはアチェ―ト、1泊して次の日のランチが精養軒で決まりだな!!

時間もなく、余呉湖へ向けて出発です。

到着!

     

お玄関は普通のおうちみたい。。真ん中のお部屋では、何やら打ち合わせが行われていて、その横をこそこそとお部屋へ。一番奥のお部屋でした。お風呂もついてましたが、ちょうど露天風呂が空いてるということなので、そちらへ。

そろそろ夕食です。楽しみ。。その前にデッキに出てみました

    

白木で囲われてるところがお風呂

さて、夕食です。

 

つづく


無花果で2品

2018-08-29 18:01:27 | お気に入り食材

今日は、「ええ古都なら」のお料理の試作撮影。

来月は無花果を使います。毎年同じ食材のような気がしますが、なんといっても旬、なので。

最近は無花果畑の横を通ると、甘い無花果の香りが風に乗って香ります。食べるより、香りの方が好きだなぁ・・・

というわけで、古都ならように2品作りましたが、一つは選外になりました。可愛そうなのでこちらに載せますね。優しい風味で私は好きなんですが、もう一品の方がもっと好きなので。こんなお料理になりました

         

無花果のスクランブルエッグ。とろとろで美味しい!
レシピ
無花果2個、全卵3個、牛乳 大匙3、クリームチーズ ポーション1個(15g程度)、塩 小匙1/4, オリーブオイル小匙2と仕上げ用小匙1、バジルとブラックペッパー

作り方はいたって簡単で、イチジクの皮を剥き、1個を8個にころころと切ります。全卵3個はボウルに割りほぐし、塩と牛乳を入れよく撹拌。フライパンにオリーブオイル小匙2を馴染ませて無花果をさっと焼き、一つまみの塩をふる。イチジクの角が少し崩れたら、ボウルの卵を全部入れ、1㎝角程度に切ったチーズも加え火を通します。とろりとなったら、火を止めて、お皿に移し、オリーブオイルをかけ、ブラックペッパーを挽き、バジルをあしらい、出来上がり。

とろとろでついつい食べてしまいます。是非お試しください。

残った無花果でジャム

        

今日は仕上げにアールグレイの香りをほんのり。手前の少ない方には鷹の爪が入ってます。少しピリッとして、チーズに合いそう~~
鷹の爪が意外と合うのでびっくりで嬉しい!新しい発見だ!

無事出来たので、これからカロリー計算とレシピ興します~。

朝から腰痛、ひねったみたいで痛い。。腰痛って患ったことがないので、堪えます。。皆様もお気をつけて!


お教室夏のお食事会 ナラヤマソウ 吉野

2018-08-29 16:59:37 | 食道楽ランキング

先週、ちょうど台風がこちらに向かってる時に、恒例のお教室のお食事会でした。今回は都会ではなく、田舎。
吉野です。
前日からお天気予報を見ながら、思案しました。あまりの暴風雨だと、道路も危険だし、電車も止まってしまいます。
当日ご参加の中で一番の古株さんお二人にお伺いすると、なんとびっくり、青いシンフォニー(近鉄特急)の特急券をすでにご購入されてて、「行きは大丈夫なんじゃないですか~~」っと行く気満々。お二人がそのようにおっしゃるので、まぁ、とりあえず行くことに。

当日朝、なんとまだ晴れています。よかった~、風はちょっとふいてますが。どうやら夜から悪くなるみたいなので、皆さんで行くことに。
やはり、南の方になると、雨は時々ふりますが、たいしたことなくほっとしました。

お約束の時間に無事到着

こんな室礼です。

    

こちらのお店はコンフィチュール作家の東史さんのご実家。お店として使えるように改装されました。
そして、腕をふるわれるのは、奈良東向き通りにあるトラットリアピアノのオーナーシェフの稲次シェフ。
こちらのナラヤマソウでは月2回稲次シェフのコース料理がいただけます。この日はお教室のお食事会に合わせて特別に開いてくださいました。ありがたいことです。なおさら伺わないとね。。

さて、このテーブル、なんと樹齢500年の吉野杉だそうです。ほんとに立派。お食事の台も400年の吉野杉。さすがですね。
やはり、吉野まできたらこんな室礼でお食事したいですね。

まず、史さんのコンフィチュールつゆあかねの炭酸割で乾杯

    

酸味がありすっきりと美味しい。

メニュー

    

こちらのお料理はコンフィチュールも色々使ってメニューを作ってらっしゃいます。

1皿目

     

こちらの畑で取れた玉ねぎのジェラート、上に色々なお野菜。柚子レモンコンフィチュールも。ジェラートが甘く、びっくり。お野菜の食感が色々楽しめ、カラフルで目にも美しい。

2皿目

     

ワインが欲しくなる~~というお声も。とても楽しいプレートです。
手前は椎茸にサルシッチャ風味の詰め物をしてフリットにみかんのディップが敷いてあります。このディップは美味しくてちょっと変わってるのでお土産に購入。左は大和ポークのテリーヌ奈良漬ピュレがのっていてアクセントに。上は無花果生ハム、右、水なすのジェノベーゼ。
宇陀味鶏のレバーペーストのカナッペ。どれも美味しくお気に入りプレートです。

3皿目

     

アマゴのコンフィ。全て食べられます。ズッキーニのペーストとクスクスの柚餅子和え。うるかも。クスクスの柚餅子和えがとっても新鮮な組み合わせに感じました。うるか、アクセントで美味

4皿目

     

大和牛と吉野のしめじのボロネーゼビアンコ。白いミートソースです。タリアテッレの麺がしっかりしてます。アニスの香りも素敵でした。

5皿目

      

倭鴨のロティ ブルーベリーのソース 宇陀金ごぼうのスフォルマ―ト ヤングコーンが皮ごと焼かれて添えられてます。ひげも食べられました。スフォルマートはスフレ状でシナモンやクローブの香りも。

デザート

      

酢橘のゼリーにクッキー 道安ほうずき。さっぱりと美味しいゼリーでした。このあと、お紅茶もいただき、ゆっくりとさせていただきました。お決まりの記念撮影も。皆さん楽しそうにコンフィチュールもご覧になって、お天気もそれほど悪くなく、無事皆さん帰宅することが出来ました。

帰り道、こんな素晴らしい虹が。もっときれいにお写真撮れればよかったんですが。。

      

稲次シェフ、史さん色々お世話になりましてありがとうございました。

そしてご参加の皆さん、楽しい日帰り旅になったようで、ホントによかったです。ご参加、ありがとうございました。


リストランテオルケストラータ 曽爾村の食事会

2018-08-28 22:55:56 | 食道楽ランキング

また1か月前のことです。お教室合間の食事会
春日野フォーラム内のリストランテオルケストラータで曽爾村の食材を使った食事会があり、参加しました。
以前、奈良食べる通信で送られてきた、曽爾村の寒熟ほうれんそうがあまりにも美味しくて、曽爾村食材を知りたくて。。

  

この日のメニュー

   

アミューズ

   

生け花の様。いつものシュー、マドレーヌ、ミニトマトが!楽しい演出です。

1皿目  トマトのコンポート

    

凄い、ど~んと一つ丸ごと。敷いてあるのはトマトウォーターのかき氷。トマトの中はチーズ風味のシャーベット、だったように思います。記憶が・・・
このメニュー、ひらまつのスペシャリテの一つ、桃のコンポートとかき氷に似ていて、楽しかった~。
トマトはもちろん曽爾村産。甘くて味が濃い。かき氷も同じく濃い!曽爾村恐るべし!

二皿目 ほうれん草を練り込んだカネロニ

    

大好きなほうれん草を使ったお料理。カネロニと言っても、ラザニアのような生地に大和ポークを曽爾のビールで煮込んだトロトロが包まれてます。ほうれん草の風味が美味

三皿目 鮎のコンフィ 曽爾米のリゾット 大和当帰の香り

    

一番出汁にサイフォンでトウキの香りを移します。

    

鮎のコンフィとチーズが香る曽爾米のリゾット、テーブルでお出汁を注いでいただきます。アマランサスのスプラウトも添えられてます。
お出汁が美味しい、、和食の世界です。トウキもよく香ってます。鮎は丸ごといただけます。久しぶりに美味しい鮎をいただきました。

四皿目  栗坊と大和牛のパイ包み焼き  柚子麹のソース

    

小さい坊ちゃんカボチャ丸ごと一つ、くり抜き、中に煮込んだ大和牛とこんにゃくが入ってます。中のカボチャも削って一緒にいただきます。凄いボリューム。でもカボチャが美味しくて。かなり削りました。こんにゃくの食感が楽しいです。大阪の土手焼きのイメージだそうです。って食べたことないのでよくわからないのですが・・お腹いっぱいだけどついつい削ります。

デザート 豆乳パンナコッタ きなこのエキューム 玄米コーヒーゼリー

    

なんとも不思議なコーヒーゼリー。玄米を焙煎して、コーヒーに仕立ててるのですね。大豆の風味とよく合います。

小菓子 

    

曽爾村は漆の発祥の地だそうで、このお皿は柿の葉っぱに漆加工を施し、お皿に仕上げてます。牡蠣の葉っぱが元なので、一枚一枚、表情も違いとても素敵です。ゆずの香る生キャラメルとブルーベリーの入ったチュイル

曽爾村の食材はどれも大変おいしく、魅力的でした。漆加工の柿の葉のお皿もとっても素敵。是非購入したいですね。

レストラン内では曽爾村の物が購入できるようマルシェのようにしてあります。村役場の方々もいらしていて、色々お話も出来、楽しい有意義なひと時でした

    

    

曽爾村に行きたくなりますね。秋には是非!

 


アコルドゥ10周年パーティー

2018-08-24 21:49:53 | Weblog

ちょうど1か月前のことです。
お教室週間の間に、アコルドゥの10周年パーティーがあり、伺いました。
100名以上のお客様で、奈良の有名人も沢山おみえになってました。普段お会いできないご尊顔も拝して、ついついキョロキョロ。
私は東京から来られた知人と一緒で久しぶりに色々お話しでき、楽しいひと時でした。

当日は夕暮れ時からの始まりで、だんだん日が暮れてゆく中、雅楽の演奏がありました。お琴と笙や竜笛がとても素敵でした。

     

演奏の後は川島シェフのご挨拶があり、お部屋に入りお食事。パーティーにしては珍しくコース仕立てで、運んできてくださいます。なので、座りっぱなしで、ゆっくり楽しめました。

メニューもテーブルに

     

こんなお料理です

    

   

ビーツが美味

   

   

イカの墨とイカ、なんとも美味

   

泡の下は大和肉鶏の胸。たっぷりしっとり

   

   

2階ではかき氷

   

   

これはレア。なかなかいただけないかき氷です。が、食べるにつれ、寒くて・・冷え冷え~~。
ココナッツのパンナコッタが中に入っていて、それを食べるとほっとします。
とっても美味しいけど半分量で私には十分。。

有名シェフも沢山いらしていて、素敵な素晴らしい会でした。川島シェフのお人柄なのでしょうね。ついついゆっくりしすぎ、4時間も楽しんでしまいました。

東大寺夢風ひろばにある、イタリアンのお店、イ・ルンガが今月27日で閉店されることになりました。9年間奈良で腕を振るわれた堀江シェフ。ちょうどアコルドゥと時期も重なり、この2店が奈良の食シーンを開いて、また引っ張て来たのではないかと思います。
その一つイ・ルンガが姿を消してしまうのはホントに寂しいこと。
ハナミズキの咲くころに県外で新たなお店をされるようですが、奈良ではないのが残念です。

アコルドゥ川島シェフ、これからも益々のご活躍、進化をお祈りしています。あと、10年、20年と続く素敵なお店、老舗になりますように。

   

 


北海道列車旅 2018.7月 6日目

2018-08-18 18:13:50 | Weblog

いよいよ、最終日。

釧路から千歳に向かいます。途中帯広で下車。

     

立派な駅です。街並みは静か。人通りも少なく、落ち着いた街。

ここには六花亭の本店があります。六花亭は昔はホワイトチョコレートしかなく、でもそれが珍しく、あのふきのとうの絵の箱、包み紙が印象的でした。北海道土産と言えば六花亭のホワイトチョコ!

駅から数分で到着

     

     

素敵な入り口です。

    

お花も素敵!

1階はショップで六花亭の色々なお菓子が購入できます。とにかく種類が多くて、関西での北海道展では見たことがないようなものも。餅菓子類もあるのはびっくり。でも小豆の特産地だし、当然かな。。おはぎではなくぼたもち、と表記されてました。豆大福もあったし、なんだか買いたくなってしまいます。どれも美味しそう。季節柄、わらび餅系や水菓子系も多かった。でも要冷蔵だし、なかなか持ち帰りも大変なので、断念。

とにかくまず2階のカフェでお茶することにしました。ほぼオープンと同時ぐらい。なので、空いてます。

白基調で包み紙と同じようなお花の柄のクッション

    

とっても素敵な空間です。

    

こちらにもお花が。

   

結構大きなカップにたっぷりとソフトクリームが入ってます。このソフトクリームが絶品!コクがあるのに重くなくサラッとしてます。3カップぐらい食べられそう!お値段もお値打ち。

   

こちらは、オーダーを聞いてから制作するので20分ぐらい待ちます。本店と札幌だったかな、2店舗ぐらいでしかいただけないもの。ヨーグルトムースのクリームの中にはゼリー。3種類のゼリーから選びます。ブドウにしました。上のカラフルなものはボンボンキャンディー。懐かしい味、お砂糖のカリカリのボウルの中にリキュールが入ってます。大昔に食べた記憶があるお菓子。このレトロ感もたまらい~。

サービスもよくお紅茶はポットでたっぷり2杯以上あります。美味しいお紅茶。380円です。とにかく全てが普段の価格の半額程度。何かの間違いじゃないかと見直すぐらいです。

ゆっくりと過ごして、お土産のお菓子も購入。すっかり六花亭ファンになってしまいました。中札内村には森にギャラリーやカフェがある公園もあるそうです。

お店を後にして、近くの藤丸デパートで帯広、十勝の特産品を購入。チーズが色々種類も豊富で楽しい。2種類買いました。ハード系にしましたが、どちらもとっても美味しい!
あと、小豆酢。これもコクがあり、すし飯に使ったり、お肉に合わせたり、と超お気に入り!もうなくなってしまいました。がっかり。。
穀類や乳製品、と食材が豊富な所です。

列車の時間があるので、ばたばたと駅へ。
帯広、また来てみたい街です。

千歳へ向かい、飛行機で無事帰宅いたしました。

天候に悩まされ、予定通りではありませんでしたが、元気に旅が続けられ、美味しいお料理、食材にも沢山巡り合え、自宅も何とか無事で、ありがたい旅でした。

旅日記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

 


北海道列車旅 2018.7月 5日目

2018-08-16 17:58:51 | Weblog

5日目は釧路から根室へ。日帰り根室観光です。
久しぶりの観光。しかし、列車は乗る。

釧路駅から根室まで花咲線。

      

こんなルパンの列車です

      

何故??
花咲線の浜中駅はルパン三世原作者の出身地だそう。なので、

それにしても車内は撮り鉄、乗り鉄おじさんの一人旅が8割がた。びっくりです。うちのような付き添い付きは、あと一組ぐらい。

こんな感じです

      

車窓の景色も美しい

       

 

      

根室駅

      

とっても可愛い駅でした。

ここから、レンタカーで観光。まず、レンタカー屋さんが向かいに来てくれてて、車のところまで行きます。根室の町はロシア語の標識も多くて驚きました。ちょっと海外の様。

早速車を借りて、お昼には少し早かったのですが、レンタカー屋さんに教えていただた、回転ずしのお店でお昼にすることにしました。

こんなお店

     

地元の魚介が色々あり、楽しいです。

    

時知らずと八角

    

鰯とホヤ  ホヤは始めて。私は結構好き。

    

海藻のお味噌汁。お丼にたっぷり。

   

タラバガニのふんどし。面白い名前です。お腹のところの部位

   

花咲ガニ

   

〆に熱々の卵焼き。これもほんのり甘く、お出汁たっぷりで美味。

どのお寿司も珍しく、とっても美味しかった~~!
お昼時はお待ちが出るそうです。早目だったので、空いててよかった。

さあ、出発です。

まず、サイロが有名な明治公園

     

レンガ造りのサイロは有形文化財。昔の牧場跡の公園。だれもいない。。

納沙布岬灯台

     

青い海に白い灯台が美しい

     

     

はるか遠くに北方領土が。でも、遠いけど近く感じます。
巡視船

     

納沙布岬には北方領土の資料館もあり、見学しました。遠いけど、手が届きそうな気持になります。
ゆっくりと岬と資料館を見学し、北方原生花園へ

     

お花はあまり咲いてなく、ちょっと残念

次は花咲港と車石

     

灯台のところまで徒歩です。すっかり良いお天気になり、気持ちよかった~~。

    

車石

    

国の天然記念物です。ほんとに車の車輪のようです。凄い!この石が一番わかりやすいのですが、いたるところにこういう岩があります。

   

絶景

   

花咲港に行きます

  

日曜日で漁はお休み。人もいなくがら~~んとしてます。

この港に花咲ガニのらーめんが食べられるお店があるそうで、、あっ!ありました。お休みじゃなかった!

  

お客さんは私たちだけ。

カニだけでもOKだそうで、せっかくなので花咲ガニを花咲港でいただくことにしました。
まだ、はしりで旬ではないそうです。ちょっと小ぶり。

    

植木鉢の水受けみたいなものに入れて、手早くカットしてくれます。

    

お箸で突くと身が出て食べやすい。ズワイガニとは全く違い、どちらかというとタラバに似てますね。美味しい!やはり地元でいただくのが一番!
おまけにコーヒーまでいただいてしまいました。

さて、列車の時間があるので、車を返しに行き、駅へ。
根室観光、お天気に恵まれて、良かった~!街もちょっと面白そうだったなぁ。。
もう少しゆっくりできれば嬉しかった。

釧路に戻り、夕食は有名な泉屋で。

     

わぁ!階段に並んでます。凄い人気だわ。とりあえず、一度は行ってみてもいいかと。仕方なく並ぶ。40分ぐらい待ったかな・・

     

昭和なショーケース。

名物のスパカツ

     

凄い!てんこ盛り。

ハンバーグのセット

     

あぁぁ、これもてんこ盛り。こんなに食べられるのか??ひたすら無言で食べる。が、やはり、無理。スパカツ1品にしとけばよかった。
後悔だわ。。選択ミスです。
でも、とりあえず体験したので。良しとします。

      

明日は最終日。列車旅もおわりです。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 


北海道列車旅 2018.7月 4日目

2018-08-15 18:05:32 | Weblog

まだ続いている列車旅。

4日目です。
3日目の宿泊は急きょ網走から札幌へ。初日に札幌に来ていますが、まさか再び札幌に来るとは・・・
前日になんとか取れたお宿

           

夫が必死で探してました。お値段等色々あるので、なかなか大変。
こちらのホテル、全室乾燥機付きドラム洗濯機が完備されてるのです。お部屋に入ると、すぐに洗濯機、その横にプレッサー、上の棚に電子レンジに電気ポット。なんだか何日も長期滞在できそう。チェックインの時にはお洗濯一回分の洗剤もくださるのです。
せっかくなので、初日から3日間分のお洗濯をしました。変な時間に出来上がったので、夜中に起きてお洗濯たたんだり、しまったりと、なんだか・・朝にしたらいいのですが、4日目の朝は早く出発しなくてはいけなかったので、夜中に。
変わったことするし、寝不足です。。

さて、4日目は早めの出発で札幌駅へ。まずは釧路まで。

          

釧路から観光列車のノロッコ号に乗車。

          

列車内はこんな感じ

          

          

面白い設えです。

海外の方も多く乗ってます。以前九州で乗ったゆふいんの森のような混み具合はないですが。
しかし、寒い!とにかく寒い!
木の椅子は風情がありよいのですが、冷たい!
冬仕様のズボンじゃないし、冷え冷えです。

列車は塘路というところまで行き、折り返して釧路まで。

湿原の景色は素敵!丹頂鶴もいます。鹿も。
鹿は珍しくないはずなのに、北海道で発見すると、凄いものを見た!っという感じになるのが、不思議。なんでだろう??

          

釧路湿原駅

         

丹頂鶴をイメージして作られた駅舎。可愛らしい。

終点の塘路

        

列車はここから折り返し運転で釧路へ。出発時間までうろうろ

       

こんな車両

車内限定のミルクプリンを購入。釧路のイヨマンテというレストランのオーナー作だそう。

       

美味しい!お家で作った味。

帰りはさらに冷えてきて、寒さに耐えながら釧路に戻りました。

      

駅前のホテルへ。
すっかり夕方で、雨がしびしび降ってきました。

寒さと長時間の列車で結構疲れ、夕食はすぐ近くの和商市場へ。

     

こちらは、勝手丼が有名。市場内のお魚屋さんでご飯の上にのせる魚介が色々自由に買えるのです。それでオリジナルお丼を作って食べる。

しかし、時間がもう5時過ぎ。市場は夕方6時まで。

選ぶ時間もなく、市場内のお店に入ってみることに

      

色んなメニューがあり、楽しそうです。

糠秋刀魚定食780円というのが気になります。へしこみたいな感じなのか??

      

へしこほど熟成した感じはなく、干物のような感じで、うまみが凝縮してます。美味しい!

北海道のシシャモはなかなかいただけないので、シシャモも

      

オス、メス合わせて10尾ぐらい盛られてました。量の多さに驚きです。この画像は少し食べてから撮り忘れてたので撮ったもの。減ってます。やっぱり美味しい。どうしてこんなに違うのか。

ホッケも。

      

これで半身なのですが、かなり大きい!このお皿はかなりの大皿です。運ばれて思わず、半身ですか??っと聞くぐらいです。
これがまたぷりぷりふっくらで美味しい!塩加減もいい塩梅。

この日もやっぱりつぶ貝

      

こちらは市場内なので、特に活が良く、新鮮なんでしょう。肝もついています。あぁぁ!やっぱり美味。好きだわ~。

画像なしですが最後の〆は生マグロの漬丼。これがまた羊羹のようにねっとりと美味しいマグロで。。

超満足な夕食でした。
6時過ぎにはホテルに戻れて、ゆっくりと。

この日の夕食も大当たり~~!

 

つづく

 


北海道列車旅 2018.7月 3日目

2018-08-14 18:05:42 | Weblog

しばらく空きましたが、北海道列車旅の続き、3日目です。

2日目が予定通りの列車に乗れなかったので、半日分後になり、3日目朝から稚内をレンタカーで観光。今回の旅の数少ない観光です。やっと列車から少し解放されてうれしい。。

先ずは、宗谷岬。40年近く前に行ったきり。稚内の町から続く道は、以前よりかなり都会?になってて、私の中での稚内のイメージはなくなってしまった。もっと寂れて、人も少なく、寒々しい感じだったんだけど、道路も広いし、建物も沢山立ってるし、人影はやはり少ないけど、ずいぶん街になってる。宗谷岬はその昔とあまり変わらないけど、周りはすっかり観光地。

         

お天気はずいぶんマシになってきたので、嬉しい!

         

宗谷岬の後ろがわの岡は公園。

宗谷岬の灯台

         

こんな戦時中の建物も

        

公園の奥は宗谷黒牛の牧場がずーーーっと広がってます。

        

宗谷黒牛は肉牛で名物だそう。

駐車場まで降りて、宗谷神社でお参り

        

最果ての地の神社。

レンタカーで先ほどの牧場のへと走ります。宗谷岬全体が牧場のような感じ。広々した牧草地が広がり、あちらこちらに黒牛が放牧されてます。ストレスフリーな牛、やはり美味しいのかな。。

       

牧草地の間を歩くウォーキングロードも作ってあり、時間があればゆっくり景色を楽しみながら歩くのもよさそうです。
貝殻を敷き詰めた白い道。これが有名だそうです。本当に美しい。この道を何往復も車で走って景色を撮ってる人もいます。

       

青いオホーツクの海が天国に続いてるみたい。キラキラと素敵な道です。ここまで来られてよかった!!

ここからノシャップ岬へ。

       

利尻島も少し見えます。懐かしいなぁ、40年近く前に来たときはここから船で利尻、礼文と訪れました。

ノシャップ岬近くの港では、夏祭り。稚内の街中もお祭りだったけど、こちらも氏神様のお祭りのようです。港に停泊してる漁船はそれぞれ大漁旗を沢山たなびかせ、青空に映えて美しい

      

      

遠く向こうには利尻に行くフェリー

      

いつまでも眺めていたい景色です。

時間も限られてるので、稚内の町に戻り、街中を見学

      

街の後ろの丘に。上から見た風景です。昔、稚内から樺太へ行く船が出ていた場所もよく見えます。

丘を下り、波よけドームへ

     

長いドームです。ここまで、列車が来ていたのですね。波しぶきがかからないように造られたそうです。美しいアーチ型。ちょっと日本じゃないみたい。観光客は誰も来てませんでした。こんなに美しい創造物なのに。。。

さて、レンタカーも返却し、駅へ。そろそろ列車の時間です。ほんとは網走まで行く予定で網走で宿泊だったのですが、網走行きはすべて運休。結局午後の列車で札幌に戻り、急きょ札幌泊になりました。

稚内駅併設のお店で、宗谷黒牛のハンバーガーを購入。それと牛乳。昼食です。

     

あっさりとしたお肉です。美味しい。あっという間になくなっちゃった。

    

濃い牛乳。濃すぎ・・

さあ、また列車です。長い道のりだわ。。。多分5時間半ぐらいかな。。

    

札幌に到着し、宿へ。

夕食は画像なしなのですが、なんとなく、北海道牛の焼き肉店、「たむら」というお店に行きました。
かなり後悔!画像とらなかったことに。
網走牛や美幌牛等、北海道の牛肉のみです。これが美味!
セットで頼みましたが、5500円ぐらいで、2~3人分盛られているのです。
どの部位も余計な脂が無く、お肉の味もしっかりで、焼き肉好きじゃない私も感動の美味しさで食べられました。

こんな盛りだくさんな3日目、この日も夕食大当たり~!

 

つづく