膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

さつま芋とトリュフ塩

2011-10-30 14:10:28 | お気に入り食材

今日は、お料理の試作をしました。

お料理の付け合せに季節の食材さつま芋を使って1品。

                   


さつま芋を5ミリ角程度のスティック状に切り、オリーブオイルで炒めます。
油が全体に馴染み、お芋の周りが透明になってきたら、トリュフ塩をパラパラ。なんてすごい香りなんでしょう!
でも、火を通すと味と香りが馴染んで、お料理に深みがでます。
火が通ったらお皿に盛り、ブラックペッパーを挽いて出来上がり。

ジャガイモとトリュフは珍しく無いけど、さつま芋とトリュフ、良い組み合わせです。
驚きの味。

新しい発見はうれしい!


サンドイッチの朝食

2011-10-29 23:15:16 | スローフード

今日の朝食

きょうもいいお天気

今朝は、ペックのチャパッタのサンド。ハム、ガンボゾーラ、サニーレタス。ガンボゾーラがクリーミーなので、バターは無し。
美味しい!ミニトマトとオレンジも

            

明日は、古都ならのお料理作らなきゃ。来月は柿。頑張ろう!

 


クーカルin奈良 志賀直哉旧居「修伯」

2011-10-28 12:13:52 | 食道楽ランキング

今週初め、クーカルin奈良の「修伯」さんに行ってきました。

今年のクーカルは、期間中の月曜日は志賀直哉旧居で食事会が行われます。
テーマも「拝啓 志賀直哉様 美味しい奈良、できました。」ですから・・・。

夜の志賀直哉旧居はこんな感じです。

                   

                   

素敵ですね。こんな機会がなければ伺うことが出来ません。

ダイニングは

                   

とても凝ったお部屋です。赤松がそのままの形で使われていたり、その場所もこだわりがあります。白樺も使ってるところがあります。
作り付けの箪笥も升目の大きさをわざと違えていたり、障子も、とにかく、説明していただかないと気がつかないことばかりです。
これを志賀直哉自身が設計したというのですから、ホント、すごいです。

さて、初回のこの日は京都高台寺近くの「修伯」さんです。その前に、京都の骨董店、店主の佃さんのお話があります。
とてもお話が上手で、もっと聞きたいぐらい。その後、奈良フードフェスティバル委員長の門上さんより、「修伯」ご主人の吉田さんのご紹介。

                  

いよいよ、お料理

お献立です。

                  

野菜きのこの盛り合わせ20種

                   

紅芯大根を取ると

                    

とにかく楽しい一皿です。修伯のお弟子さんが横について、一つ一つ説明してくださって、なかなか食べるところまでいきません。ホント楽しい!一つ一つの野菜類も、食材にあわせた味付けで、吟味していただきました。
お教室でも使ってる、大和まいたけ(アロマイタケ)もでてきて、うれしかった。。

鱧、松茸巻き天ぷら 森野の吉野葛

                    

葛がすごく濃い。葛湯のよう。鱧は穴子に変っていますが、美味しい食べ応えのある穴子でした。中心に松茸がゴロゴロ入ってます。ボリュームの1品。天ぷらにしてあるので、葛湯にも負けません。美味。

ぐじ昆布〆 炒り酒 飛鳥の蘇

                    

絶品。炒り酒は日本料理で昔からある調味料だそうです。煮切り酒に梅干が入っていて、さらに鰹を入れ、出汁を取ってるそうです。なんとも美味しいお出汁。蘇は炙ってあるのか・・、外側がカリカリ。食感、濃くありで、絶妙の1品。

フォアグラ鮑 フォアグラ蛸 じゃばらの蜜煮 山葵

                    

素晴らしい!の一言。さすが、フレンチで修業されたのがわかります。フォアグラにじゃばら(奈良の柑橘類)のジャムを合わせているところが・・。このじゃばら、初めてです。香りはちょっとライムのよう。酢橘やかぼすとも違い、和風になるジャムですね。銅鍋で炊いているので、青緑になるそうです。昔は銅鍋で青梅の甘露煮など作って色を出していたそうです。
このお料理、口中でいろんな味、香りが順番に楽しめます。最後に胡椒の香りが楽しいんです。

子持ち鮎 骨抜きの焼きすし、下北春まな酢

                      

器使いがすごい!この器にこのお料理。素敵です。骨がきれい!塩のつぶつぶがまるで滴のようです。春まなが蓼酢のようになってるのが素晴らしい。驚きの1品。

いちじく 吉野離宮蔵生まじめ作白味噌の田楽

                    

京都の白味噌とは違い、キリッとした味。お味噌の上をガスバーナーで焼いて香ばしさがいいですね。

かます味噌漬け炭火焼 かぼす釜 かぶと刀根柿のなます

                    

かます、しっかりした味でした。ご飯がいただきたくなります。かぼす釜でさっぱり。

黒米からすみ茶漬け 奈良漬

                    

からすみたっぷり。先ずはそのままお出汁をかけずに。お出汁は鰹出汁ですが、ちょっと燻されたような香りがします。葛で軽くとろみもつけているので、濃厚です。ご飯にかけていただきます。奈良漬もアクセントに。

やわらかい吉野葛もちと ラ・フランスの京味醂アイスのパフェ

                    

別々にいただくと、なんとも不思議なのですが、葛餅、クリーム、味醂アイスを混ぜると絶品になります。計算されたデザートです。

もなか 白あん 巨峰

                    

こちらもすべて混ぜていただくと美味。

素晴らしいお料理でした。奈良食材満載。1日限りがもったいない・・・・。
是非、京都のお店に伺いたいですね。デザートはもっと沢山出るそうです。楽しそう・・・。

素敵な場所で、素晴らしいお料理、クーカルならではの、お食事会でした。


今日の朝食

2011-10-27 10:21:27 | スローフード

今日の朝食です。

今朝は、昨晩の残りのサラダを全粒粉の食パンにのせました。

               

このサラダ、さつま芋、柿、リンゴが入ってます。調味料はレモン汁、白ワインビネガー、塩ほんの少し、マヨネーズ少々、ホワイトペッパー、シナモン。
作り方、さつま芋はお鍋で焼き芋に。皮を剥き小さめ一口大に。柿、リンゴも同じような大きさに切り、調味料で和えるだけ。シナモン少々がアクセントに。でも、入れすぎ注意です。入れすぎるとお菓子のようになってしまいます。

ホワイトペッパーとシナモン、レモンの香りが爽やか。
なかなか美味しい1品に仕上がりました。

パンにもよく合います。
手前は、いつものピーナツバターにママレード。
リンゴと、ミニトマトも。

このサラダ、是非お試しください!


料理講習会

2011-10-26 22:46:13 | 料理教室

少し前になりますが、生駒の幼稚園のお料理講習をさせていただきました。

                   

この幼稚園の講習をさせていただくのは今年で3年目。毎年お声をかけていただいて、本当にうれしいです。繰り返し呼んでいただけることほどうれしいことはありません。
1回目は苺大福、きな粉団子、きなこクリーム。2回目キノコのポークチャップ、さつま芋と柿のサラダ、スイートポテト3種類。
3回目の今年は、テーマがエコ。簡単で安心安全なお料理を考えました。中華風の炊き込みご飯、カラメル風味のさつま芋のきんぴら、お麩のお菓子。

今回も30名以上の方がご参加くださり、園長先生までお越しくださいました。昨年ご参加くださった方、一昨年参加くださった方、また参加くださり、うれしい限り!
お料理を作りながら、日々のお料理、食材のことなど、お話もさせていただき、あっという間の楽しい時間でした。

                  

委員の方からは、とっても素敵なありがたいお礼のお手紙も頂戴し、こんな幸せなことはありません。
お料理教室を始めて10年近くなりますが、日々、地道に積み重ねてきたことを、講習に参加してくださった方々に喜んでいただき、また、活用していただき、ずーっと続けてきてよかったと、つくづく思いました。

これからも、安心安全、美味しく作りやすいお料理、でも、いつもと少し違ったお料理を考えてゆきたいです。

一人でも多くの方の日々の生活のお役に立てれば幸せです。。。

 


日曜日の朝食

2011-10-26 16:13:19 | スローフード

日曜日の朝食です。

                 

ペックのパンにブルベリージャム、北海道のチーズ大地のほっぺとミニトマト、パンドキュイソンさんのオレンジクリームのパン。この3種類にオレンジ。

大地のほっぺはこれでお終い。温めてとろ~りとなったところも美味。ミニトマトは自家製、こちらも、最後の最後。ほったらかし状態だけど、なんだか貴腐ワインの葡萄のようになってきました。すっごく味が濃いです。甘みも強いし。。
オレンジクリームのパンは久しぶりに購入しました。お馴染みの味。

少しずつだけど、楽しい朝食です。


ガンボゾーラの朝食

2011-10-25 07:41:17 | スローフード

おはようございます!

今朝も早起き。

今朝はガンボゾーラの朝食。
ガンボゾーラはドイツの青かびチーズ。でも、青かびといった感じはほとんどなく、クリームの含有量多く、75%。
クリーミーでとても食べやすいチーズ。先日、ドイツ、ニュルンベルグ在住の義妹が法事で帰ってきてくれたときの、お土産です。

               

写真中央がガンボゾーラ。リンゴと合わせて、ハチミツをかけていただきました。美味!パンは、ペックのチャパッタ。カリッと焼いて美味しい~。
左はいつものピーナッツバター、右はクリスピードーナッツのシナモン。クリスピー・・・好きなんです。奥に写っているのがチーズ。

お気に入りの朝食です!

 


杉山小児科  はならあと

2011-10-24 15:28:22 | Weblog

昨日、大和郡山の杉山小児科で開催されてる、「はならあと」を見学に行ってきました。

この、「はならあと」は町屋で現代アートを楽しむイベントで、三輪、五條、今井、ならまち、郡山城下等で開催されてます。
郡山は22日から30日まで。

早速、杉山小児科のギャラリーに行ってきました。

http://www1.mahoroba.ne.jp/~sgym/杉山小児科の詳細はこちらをご覧ください。

いつもと違って、入り口もこんな感じになってます。

          

お部屋に入ると、まるでステンドグラスの様。でも、布を2枚組み合わせて窓に貼り付けてあります。

          

光の具合で表情が変るそうです。夜はなかなか素敵みたい。。

お部屋の壁にはお花のアート。3次元です。

         

階段横の大きな白い壁は、毛糸で作られた母子像。毛糸の一筆書きのよう・・。

         

写真ではわかり難いですが、大きな作品です。丸二日かかって作成されたそうです。

この「はならあと」は30日まで郡山城下の町屋等で開催されてます。色々と歩いて回ると楽しそう!

それにしても、この小児科がこんな風にギャラリーになるなんて、不思議な気分です。
ウチの子供達も随分先生にはお世話になりました。毎月のように熱を出しては、診ていただいて・・・。
昨日のことのようです。今では、そのお嬢さんがお教室に来てくださってます。実は、うちの子供たちのピアノの先生でもあったのです。
なんとも不思議なご縁です。懐かしい場所ですね。

杉山小児科のギャラリーでは、音楽イベントも沢山されています。是非HPをご覧になり、お出かけください!


クーカルin奈良 石鍋裕シェフ

2011-10-23 21:13:02 | 食道楽ランキング

昨日から、クーカルin奈良の後半が始まりました。

前半は馬見丘陵公園で、後半はクイーンアリスシルクロードで開催されます。
後半はシェフズダイニングで予約制。期間中の月曜日は志賀直哉旧居で。

夜の会場はこんな感じ。らくだの剥製2頭がお出迎えしてくれます。

              

初日のディナーは、あの「料理の鉄人」というTV番組で元祖鉄人の石鍋シェフです。

なんて、懐かしいんでしょう!石鍋シェフは沢山のお店を経営され、お忙しく飛び回ってらっしゃるようです。
今宵は、このクーカルのために自ら厨房に入られ、お料理をされるということで、石鍋シェフのお料理を直々にいただける最初で最後のチャンス。クーカル奈良、ならではのカードです。これぞ食のイベントの醍醐味ですね。
シェフ、かなり力を入れてるそうです。
ワクワクしながら会場に伺いました。

会場内の様子です

             

この日は、コメントでもお馴染みのうぐいすご夫妻とご一緒です。

まず、クーカル代表の西森氏のご挨拶。その後、石鍋シェフのお話。メニューの解説です。お席が厨房に一番近いど真ん中だったので、シェフがすぐそこです。あ~・・やっぱりオーラを感じます。ちょっとお歳は召しましたが、すごいわ~・・。

             

早速お料理です。

この日の一夜限りのメニューです

              

宇陀金ごぼうのヴルーテ キャビアサンド添え  

             

キャビアと卵のサンドですが、今風だけど、懐かしいキャビアのお料理。ごぼうのスープが優しく美味しい。流石なお味。スープの上のピックに刺してあるのは、ごぼうを細かくしたものを揚げたもの。サクサク食感が楽しくごぼうの香りも楽しめます。

フランス産秋のキノコのスープ 大和肉鶏団子入り

             

蓋を開けると

            

濃厚な鶏の香り。色々なキノコがゴロゴロ。とにかくスープの味が上品だけど、コクがあり、鶏の香りが芳しく、絶品。

アマゴの軽い燻製 サラダ仕立て

           

あまごは頭から尻尾までまるごといただけます。この、姿でサーヴされるというのがなんともレトロ。いいなぁ。。黒米はあられのように香ばしく食感が楽しい。うるかがアクセントに。

フォアグラ大根

           

石鍋シェフのスペシャリテ。
お大根がしみじみ美味しい。フォアグラとよく合います。そりゃそうですよね。。黒胡椒がたっぷり、ちょっとエキゾチックなシルクロードをイメージさせる香りでした。美味しい!

オマール海老のナージュ仕立て

           

このお料理ハーブの香りが爽やか。ソースは海老のお出汁にバター、ビネガー、少しレモンも入ってるかなぁ??サッパリだけど、コクのあるソース。こちらにもピンクペッパーやコリアンダーシードが入っていて、エキゾチックな感じ。お気に入りの味と香りです。コリアンダーが爽やかだった!

ざくろのグラニテ

           

お口直しのシャーベット代わり。ざくろジュースに木苺が入ってます。

大和牛のロースト トリュフ風味

           

あ~びっくり。なんてレトロな・・、フレンチフライにクレッソン、ビーフ。なんだか洋食の王道のような組み合わせ。今にしてこのお料理というのがなんとも心憎い。フレンチフライはトリュフ風味。香りよく、いくらでもいただけます。クレッソン・・・なんだかお肉といただくとほっとする味。

ラ・フランスと栗のシャトルーズ仕立て

            

ラ・フランスのシャーベットには蘇のキューブがあしらってあります。こげ茶色のは、コーヒーゼリー。蘇とコーヒーゼリーを一緒にいただくと、なんとも美味。その下に栗のムース状に栗の実。濃厚ですが、なんか懐かしい、いくらでもいただきたい味なんです。不思議。
それにしても、コーヒーゼリー・・・、久しぶりにいただきました。

最後は、エスプレッソをいただきました。

パンにはオリーブオイル。このオリーブオイルが緑がとても濃く、見た目も美しく、味も、香りも好みでした。後で持ってきていただいたのですが、こんなオリーブオイル

              

お食事が終わるころには、石鍋シェフが各テーブルを回ってくださいました。私達のテーブルにも。しっかりサインもいただき、お写真も一緒に撮らせていただきました。記念の1枚です。

どのお料理も、どこかしら、ちょっとノスタルジーな気分になれるところがあり、でも、石鍋流・・、計算されたお料理。やっぱり鉄人なんですね。

最後のクーカルのトップを飾るに相応しいお食事会でした!

明日は志賀直哉旧居で京都「修伯」さんのお料理です。こちらも楽しみ・・。

 

 


ロシアレストラン キエフ 40周年感謝の集い

2011-10-22 15:53:45 | 食道楽ランキング

昨日、親戚のお店、京都のロシアレストラン「キエフ」の40周年記念パーティーに行ってきました。

40年になるんですね。感慨深いです。子供の頃から家族で行くお店として、とても懐かしいお店です。

昨日は久しぶりに、普段会うことの無い親戚にも会えて、楽しい1日でした。
お料理はいつもと変らぬ品々が登場。

              

メインはローストビーフでしたが、写真撮り忘れです・・・。ボルシチも出てきました。

              

              

いつものロシアンティーで締めくくり。

最後は登紀子さんのミニミニライブ。こちらも楽しかった!震災の場所を回ってこられたお話もあり、心に染み入るライブでした。

              

これからも、変らぬ味を大切にする、地元に愛される素敵なお店でありますように!