朝高生3人がサッカー朝鮮代表に
17歳以下女子W杯、19歳以下AFC選手権参加へ/女子選手の選出は史上初
朝鮮高級学校生徒3人がサッカー朝鮮代表に選出された。
大阪朝高の李誠雅さん(高2、セレッソ大阪堺レディース所属)がU-17朝鮮女子代表選手に選出され、9月30日から10月21日にかけてヨルダンで行われるFIFA U-17女子W杯に参加する。在日同胞女子サッカー選手が朝鮮代表選手に選出されたのは史上初だ。
また、東京朝高サッカー部の梁賢柱、金泰煜さん(いずれも高3)がU-19朝鮮男子代表選手に選出され、10月13日から30日にかけてバーレーンで行われるAFC U-19選手権に参加する。
いずれも在日本朝鮮人サッカー協会が5日に発表した。
3人の朝高生は代表選手に選ばれ、この上ない喜びに浸り新たに決意に燃えている。
李誠雅さんは、「責任感と支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを持って練習に励み、W杯では優勝を目標にしてチームの勝利に貢献したい」と語った。
梁賢柱さんは、「昨年参加したU-17W杯で悔しい思いをした。今回の選出に満足せず、試合に出て必ず点をとり、チームに貢献したい」と話した。
金泰煜さんは、「感謝の気持ちを忘れず大会に挑みたい。自分の長所を生かして少しでも試合に出て経験を積めるようがんばりたい」と述べた。
3人の朝高生は、年齢別国際大会の朝鮮代表選手を選出するための代表選考試合に出場するため、在日朝鮮青年学生サッカー代表団として6月20日から30日にかけて祖国を訪問していた。
(東)
- 大阪朝高の李誠雅さん
- 東京朝高の梁賢柱さん
- 東京朝高の金泰煜さん