「南北が9日にモンゴルの首都ウランバートルで開幕する東アジア柔道選手権大会に、単一チームで出場する」と明らかにした。

南北柔道単一チームが誕生…９日の開幕式で「アリラン」を国歌に、統一旗掲げ

登録:2018-06-08 06:21 修正:2018-06-08 08:03

 

大韓柔道会「東アジア選手権に単一チームで出場」　
ウランバートルで開かれる開幕式で共同入場

 

2014年アジア大会で表彰台に立った南北の柔道女子選手ら//ハンギョレ新聞社

　6・12朝米首脳会談を控え、東アジア柔道選手権大会で南北単一チームが構成された。

　国際柔道連盟(IJF)は6日、声明を発表し、「南北が9日にモンゴルの首都ウランバートルで開幕する東アジア柔道選手権大会に、単一チームで出場する」と明らかにした。

　南北単一チームは9日の開幕式で統一旗を掲げ、「アリラン」が国歌として演奏される中で共同入場し、統一旗が描かれたユニホームを着て試合を行う。単一チームの初試合は10日に行われる。

　今大会は、南北単一チーム「コリア」をはじめ、日本や中国、台湾、マカオ、香港、モンゴルなど8カ国から約200人が出場する。最終的に選手リストは8日に確定する予定だ。

　柔道会の関係者は「男女団体戦の種目で単一チームが優先に構成される。ただし、個人戦も『コリア』の名前で出場することもできる」と明らかにした。今大会は体級別に国あたり一人ずつのみ出場できるが、東アジア連盟が積極的に南北単一チームを進めているため、コリアチームは体級別で南北選手がそれぞれ一人ずつ出場するものとみられる。

　一方、南北は9月、世界柔道選手権大会にも南北単一チームとしての出場も協議しているという。

キム・チャングム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)