ルパン三世 東方見聞録 アナザーページ

金曜ロードショーにて、「ルパン三世　東方見聞録　アナザーページ」を視聴しました。

「戸がね!開かないの!」風呂の扉を閉められた五ェ門の一言が一番笑えましたｗｗ

それはそれとして、今回はマルコ・ポーロの「東方見聞録」に幻のアナザーページが発見され、そこに記されたお宝を巡る物語。世界を周った末にたどり着いたのは日本の平泉。そこに隠されていたのは黄金のつまようじ太刀（小）だった!・・・不二子じゃなくてもちょっとガッカリなお宝でした。温故知新とは言えども・・・

自分で決めなきゃ未来は開かれない。話自体は嫌いじゃないわ!でもかーなーり物足りない感じもする作品でした。台詞は良いけど、ルパン一味の活躍、特に不二子の活躍がどうにも物足りないです。まぁ不二子は最近テレビで主役もらってたから良いのかもしれませんけども。
敵の所有する衛星兵器ZEAL。太陽のフレアが云々で宇宙から攻撃出来るトンでもない代物。なのに発動する機会はあまり無く。お宝よりもZEALの方が気になってました（苦笑。

ルパンに協力したマフィアのドン・包龍はなかなか良いキャラをしていたと思います。今回のヒロインであるリサに、自分の目で物事を判断するように伝えたり、美味いジャスミン茶の礼としてルパンに船を託したりなど良い活躍をしてくれました。最後はルパンからデータを書き換えるように頼まれたZEALを、ちゃっかり自分の物にしていましたが、あそこで渋く決めてくれても良かったのに。
・・・そしてその後、五ェ門が地上にいながら斬鉄剣で宇宙空間のZEALを切り刻むという・・・気合の力ってすげー!（汗。

そういえばルパンが「ロボットの宣伝に使われた」というのに対し「日本の町工場と一緒にされるとはショックだ」と相手が返していましたが、これって「さらば愛しきルパンよ」の件を指しているのでしょうか。巨神兵っぽいロボットの危険性を知らせたい少女と、少女を騙して街でロボットを暴れさせ、兵器として売り込もうとする偽ルパン一味の話だったと思います。

敵味方共にあまり印象に残る活躍が無かった今回。次回に期待です。悪くないんだけどなぁ。「1＄マネーウォーズ」「アルカトラズコネクション」「ファーストコンタクト」は今でも好きです。