ひびレビ

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「機動武闘伝Gガンダム」第18話~第25話を見て

2023-03-28 07:39:09 | アニメ・ゲーム
 Gガンダムの第18話~第25話、ギアナ高地での修行・死闘が描かれた話を見ました。

 第18話~第20話では、それぞれチボデー、サイサイシー&アルゴ、ジョルジュら新生シャッフル同盟が登場し、デビルガンダムとの戦いで心に傷を負ってしまったファイターを支えるクルーの奮闘を描く傍らで、ドモンが怒りの感情以外でもスーパーモードを発動する様など、ドモンの成長も描かれていました。

 ジョルジュはネオフランス代表決定戦のトラウマまで呼び起こされることとなってしまいましたが、一方でアルゴは特に心を乱されているようには見えませんでした。それどころか、サイサイシーからの勝負の申し出を断った理由や、片腕を捨ててまで反撃に撃って出ようとする様などは非常にカッコよかったなと。
 そんなアルゴが相手だからか、監督であるナスターシャに出番はないかな……と思いきや、マスターアジアとデビルガンダム率いるデビル包囲網突破の際には指揮官として活躍。自分たちだけでも脱出に踏み切った方が……と逃げ腰な部下を叱咤し、各ファイターが国を背負っていることを思い出させて奮起させる……という様は非常にカッコよかったですね!受けた恩は忘れず、理解もある。今回一番株が上がったコンビかもしれません。

 そんな彼らを影ながら支える謎の覆面ファイター・シュバルツも大活躍!第19話でレインの下着を見て動揺したドモンに「修行が足りんぞドモン……」と呆れつつも、どこか温かみのある声を聴かせてくれたかと思えば、第21話では修行完成の手前でマスターアジアに真っ向勝負を挑んだドモンを見て「バカ者ォォォォ!!」と迫力のある叫び声を発し、そして第23話では命懸けでドモンを救い……行動のみならず声でもドモンを心から大切に想っている様が伝わってきました。
 特に第23話ではドモンも彼の温かみのある声に聞き覚えがあると感じており、その直後の会話では「(優勝して父を助けたい)だから、そのためにもデビルガンダムを今のうちに倒しておきたいんだ!」と、前後の会話における口調とは明らかに異なり、どこか幼さを感じさせる口調になっていたのが印象的です。そんな彼の覆面の下の顔はキョウジに似ていて……?

 修行の甲斐あって「見えた、見えたぞ水の一滴!」と、遂に明鏡止水の境地に達し、真のスーパーモードに覚醒したドモン&シャイニングガンダム。因縁のデビルガンダム、そしてマスターアジア&マスターガンダムとの決着をつけた……かと思いきや、マスターアジアは未だ健在。
 第24話では戦いの最中「貴様さえ、貴様さえあの新宿に現れなんだら、どれほど良かったか……」「貴様さえガンダムファイターにならなかったらどれほど良かったか……」と、これまでに無い、哀し気な表情を見せていました。この時既に自らドモンとの師弟関係を断っており、ドモンも師匠とは思わないと覚悟を決めていましたが、時折互いに「弟子」「師匠」と口にしているあたり、師弟関係がそう簡単に断ち切れるものではないことを感じさせます。ドモンが師匠と戦いたくないと思っていたのと同じように、師匠もドモンとの戦いは望んでおらず、だからこそ仲間に引き入れようとしていたのかなと……本当、不器用な二人ですね……


 そして第24話では、レインの想いがシャイニングガンダムを通してドモンへと伝わりゴッドガンダム覚醒!。その両手には満身創痍のシャイニングガンダムが抱かれていて……いやもうめちゃくちゃカッコいいですね!話には聞いていましたが、ここまで熱いシーンだったとは!太陽を背負う神々しいゴッドガンダムの姿も、旅立ちを見送るシャイニングガンダムの姿も、全てがカッコいい……

 これにてデビルガンダム、マスターアジアとの因縁も一区切り……かと思いきや、第25話ですぐさま復帰するマスターアジアには脱帽するしかありません(笑。加えて東西南北中央不敗・スーパーアジアになることを宣言。「東西南北中央不敗」ってネタじゃなくて本当に言っていたのか……
 第25話は各ファイターの紹介も兼ねた総集編といったところ。続く第26話からはOPも変わり、ガンダムファイト決勝戦がスタート!楽しくなってまいりました!
 ……ところで、決勝戦のルールで「機体の交換・修理・改造無制限」「コクピット狙いもアリ」と派手なルールからの「ガンダム・ザ・ガンダムの称号」という割と真っ当なルールを持ち出してきたウォンさんが、良い人なのかなんなのか分からなくなりました(汗。

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2 コメント

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Unknown (サード)
2023-04-01 18:27:06
シャッフル5人の冷静さは見た目に反してアルゴが一番で次がサイサイシーかなと思います。
逆にジョルジュは真面目すぎるのか騙されることが多いイメージが。
ただそれでも国を背負って戦うファイターとしては、ジョルジュのような堂々とした振る舞いが理想でしょう。
自由の女神にガンダム仕込むような人物は論外でしょう。

シャイニングをオートにして師匠に対処するシーンはプログラム含めて、土壇場であの判断ができるのは科学者の家系で地頭の良さが出ていて好きなシーンです。
そして最高の乗り換えシーンは言わずもがな。

「ガンダム・ザ・ガンダムの称号」すなわちGガンダムを目指し本選開始ということで、ここからはドモンが主役ではないシャッフルのメンバーの4人の個人回もあったりして違った面白さもありますね。
サードさんへ (アル)
2023-04-02 08:36:51
おはようございます。

〉ただそれでも国を背負って戦うファイターとしては、ジョルジュのような堂々とした振る舞いが理想でしょう。
一人一人が完璧超人である必要はなく、互いに支え合ってこそのシャッフル同盟……なのでしょうか。

〉シャイニングをオートにして師匠に対処するシーンはプログラム含めて、土壇場であの判断ができるのは科学者の家系で地頭の良さが出ていて好きなシーンです。そして最高の乗り換えシーンは言わずもがな。
師匠から教わった力と、両親から受け継いだ科学者の力の双方を合わせて戦う……物理的な力だけではなく、冷静な判断力も武器であることを改めて思い知ったシーンでした。

〉「ガンダム・ザ・ガンダムの称号」すなわちGガンダムを目指し本選開始ということで、ここからはドモンが主役ではないシャッフルのメンバーの4人の個人回もあったりして違った面白さもありますね。
続きを見始めていますが、サイサイシーの個人回がお気に入りです。ドモンも憑き物が取れたように明るい一面が目立ち始めており、ここまでとは違った楽しさを味わえています。

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