ひびレビ

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機動武闘伝Gガンダム 第1話「Gファイト開始!地球に落ちたガンダム」

2022-01-25 07:40:53 | アニメ・ゲーム
機動武闘伝Gガンダム 第1話「Gファイト開始!地球に落ちたガンダム」

 先日いただいたコメントでガンダムに触れられていましたが、まさかこのタイミングで序盤ちょっとだけ見たきりだったGガンダムの配信が始まるとは、何とタイムリーな…ということで、YouTubeのガンダムチャンネルでGガンダムが始まりましたので、感想を書いていこうかと。
 ちなみに以前見た時は序盤の数話ぐらいしか見ておらず、Gガンダムの知識もあまり無い状態での視聴となります。でも最後にゴッドガンダムが大勝利するのは知ってます(笑。

 
 第1話はネロスガンダムとの戦いを通じて、ガンダムファイトが行われている理由やその基本的なルールについて語られることに。

 ガンダムファイトはコロニー同士の全面戦争を避けるべく、各国が代表となるファイターとガンダムを地球に送り込み、地球の被害そっちのけでぶつかり合い、最終的に残ったガンダムの国が一方的に宇宙の権利を握る…いわば地球上でのコロニー同士の代理戦争…でしょうか。
 それが今回で13回目。地球に残った人たちにしてみれば、何度復興してもまたいずれは争いの舞台となって壊されるのだからたまったものではないでしょう。その地球も、警部のセリフによると汚れてしまっているようで…だったらいっそのことゲーム盤として活用すればいいじゃん!というのはあまりにも身勝手な理屈ですね。事情をよく知らない子供たちはともかく、警部ら大人にしてみれば自分たちにとって何の利益にもならない争いが何度も続いているのだから、ガンダムファイターを毛嫌いするのも当然です。

 で、本作の主人公ドモン・カッシュもまたガンダムファイターの一人。ネオジャパン代表として、数多のファイターたちをなぎ倒していく熱血!豪快!痛快なストーリー!…といった印象を視聴前は抱いていました。ですが蓋を開けばドモンは口数少なく、どこか影を帯びた人物でした。口にした言葉の多くは「写真の人物を知らないか」という質問であり、自らのことは殆ど語らない…それでも、周囲の被害を考えないネロスガンダムのファイター・ミケロとは違うということを行動で示していましたね。
 そんなドモンに対し、最後に警部が取った行動が良いなぁ…命を救ってくれたお礼ではなく、あくまでも「約束の品」として渡すのが、ガンダムファイトの被害者であり、ドモンに命を救われた身でもあるという彼の立場や心境を表していてとても良かったです。

 そして、警部には申し訳ないですが、見ている側としては盛り上がってしまうのがガンダムファイト。とにかくBGMがめっちゃ良い!シャイニングフィンガー発動時の、熱さと哀しさが入り混じったようなあのBGMがたまりませんね!これからどんなガンダムとの激闘が繰り広げられるのか、胸躍ります。
 …にしても、ガンダムファイターってのは皆がガンダムに乗らずとも足から衝撃波を出したり、それを弾いたり出来るんですかね…(汗。あと、サラッとネロスガンダムの銃撃を完璧に防いでいるレインのアレは何なの…


 ともあれ次回はチボデーとガンダムマックスター登場。こんなに早かったんか…

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2 コメント

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Unknown (サード)
2022-02-02 18:33:12
ゼンカイジャーや電王なんかもコメディ部分が紹介されがちですけど、メインのストーリー自体はシリアスなので近い部分がありますね。
違うとすれば基本ツッコミがいないので、勢いがそのままで進む分パワーがあるかと。

何度も見たけど久しぶりに見ると、世界観の説明やキャラの魅力もしっかり伝わる始まりだと再確認しました。
今でこそ宇宙世紀以外のガンダムも多いですけど、これがその最初の作品だったので世界観はしっかり考えられたんだろうと思います。
しかし最初の作品でこれができるのスゴすぎる。

どこが気に入って見続けるようになったのか思いだしながら見てたんですけど、シャイニングの顔が変わるところとドモンが子供相手に膝を落として目線を合わせて話してたところが好きだったのかな。
あとロボものだと「偶然ロボに乗った一般人の主人公」が多いですけど、この作品は「ロボに乗るための準備万端な国から選ばれた主人公」なので当時は珍しかったのもあるかも。
サードさんへ (アル)
2022-02-04 18:32:41
こんばんは。返信が遅くなり申し訳ありません。

〉違うとすれば基本ツッコミがいないので、勢いがそのままで進む分パワーがあるかと。
視聴前はレインがツッコミ役かと思ってました。

〉今でこそ宇宙世紀以外のガンダムも多いですけど、これがその最初の作品だったので世界観はしっかり考えられたんだろうと思います。
宇宙世紀以外のガンダムを何作か経たうえでのGガンダムかと思ったら、これが最初でしたか…

〉シャイニングの顔が変わるところとドモンが子供相手に膝を落として目線を合わせて話してたところが好きだったのかな。
謎に包まれた主人公ですが、心の優しさが伝わってくる良いシーンですね。

〉あとロボものだと「偶然ロボに乗った一般人の主人公」が多いですけど、この作品は「ロボに乗るための準備万端な国から選ばれた主人公」なので当時は珍しかったのもあるかも。
そういった点でも、それまでの作品やロボットものとは違うという印象を与えたかったのでしょうか。初めてだからこそ、慎重に設定を考え、それでいて違いを打ち出していく大胆さも必要…当初抱いていた王道を行く熱血作品!というイメージから、かなり繊細な作品に思えてきました。

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